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運動について(2)


 小学校受験の際の、家で出来る指導法を2、3ご紹介したいと思います。

●リングとび
 リングとびが上手に出来る為にはリズム感が必要です。色々な童謡を一緒に歌って、手拍子を叩く練習もいいです。そして、危険のないところの地面に○を書き、グーパー飛びから始めます。それからケンパを教えてあげて下さい。
 跳ぶときに、ケンパ、ケンパ、と言いながら跳びます。
 リングは買おうと思えば手に入ります。

●平均台
 平均台は、バランス感覚が必要です。最初は畳の縁、地面に線を書きその上、縄跳びのロープの上等を歩く練習から始めるといいです。そして、次は道路の車道と歩道を分けているブロックを危険のない時に歩く。普通に歩いたりカニ歩きの練習をする。

●ボール突き
 初めは両手で突くことから始める。両手で、連続でなくてもいいから50回〜100回突けるようになるまで毎日、5分づつでも根気よく練習する。
 ボール突きに付き合うのはとても大変ですが、とにかく突いた回数を横で声を出して数えてやることです。それが出来るようになったら、片手で突くことを同じ要領で練習する。

●マット運動
 マットは布団で練習します。ゴロゴロ横に転がる。次に前転です。両手は開いて肩幅に置き、足は出来るだけ手に近づける。そして、ヘソを見るようにして、頭から前転をします。起き上がる時は両手で膝を抱え込むようにします。
 最後に体操の選手のように両手を広げて、ポーズを取り、気を付けをして終わりです。1回出来るようになったら、2回続けて出来るよう練習します。
 後転もありますが、ここで説明するのはちょっと無理があり出来ません。ごめんなさい。

●集中力を要する的当てのようなもの
 紙に赤い○を描き、小さなボールであてっこをする。○の大きさを変えたり、距離を変えたりして遊びながらやってみる。
 ボーリングで練習をするのもいいです。

●縄跳び
 初めは2本の縄を使い、手の動きだけの練習をする。縄をそれぞれ半分にし、両端を持ち、飛ぶ時に手を動かす練習をする。それがリズムよく出来るようになったら、普通に飛ぶ練習をする。特に子供達が出来ないのは、後ろになった縄を自分の前に持って来ることです。その時に、初めに練習をした手の動きをさせること。
 そして、後はボール突きと同じように毎日5分づつ回数を数えながら練習する。前飛びが出来るようになったら後飛びも練習する。

●鉄棒
 鉄棒はぶら下がり、つばめ(と言われる前回りの初めの姿勢をすること)、前回り、足ぬきまわり、(希に)逆上がり等です。ぶら下がりは持久力をみます。公園の雲梯でも出来ますので、ぶら下がらせて数を数えてやり、練習をする。つばめと前回りは同時に出来ますので、必ず横について一緒に教えながら練習をする。
 また、足ぬき回りとか逆上がりなどは、幼稚園の先生にも頼んで、時々指導してもらうようにされるのもいいでしょう。

 以上のようなことは、お家でも出来ますので、少しづつ練習をすることが必要です。

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