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これからの受験について


 これから、国立や有名な私立の幼稚園や小学校の受験はどうなっていくのだろうか?と考える。幼稚園は、随分前から公立の幼稚園の統廃合があり、間もなく私立の幼稚園の閉園が相次いだ時期があった。そして今でもその傾向は続いている。 

 そして、その同じ現象が小学校にも押し寄せて、いまや小学校の統廃合は珍しい事ではない。先日難波の元精華小学校の門からお年よりの方がゾロゾロ出てこられるのを見て、ああ時代が変わったなあと改めて感じた。(精華小学校は何年か前に廃校になり、今は生涯学習ルームだったかな?になっている。)

 日本の少子化はずっと続いていて、今年など、はっきりとした数字があるわけではないが、国立初め色々な私立の小学校の受験者数が確実に減っている。私立の小学校に関しては入りやすくなっていることは確かだ。近年の不況を受けて、それまでの私立志向が国立の方に集中しているといわれていたが、それでも国立含めて受験希望者自体が減っている感じだ。

 このような現状だから、今、小学校に入る子ども達が大学に入る頃には、大学受験の現状がどういうふうになっているのか等と考えてみると、全く予測不可能だ。加えてその子達が就職する、という頃には果たして学歴社会などというものが存在しているのか、ということも何ともいえないものがある。

 でも、こうして「幼稚園からの子どもの受験」ということについて書いていて、フッと思った!親が自分の子どもに○○幼稚園や○○小学校に入学させたい、そして、そこの教育を受けさせたい、と思う、その通りをすることが一番いい事だと!

 親が自分の子どもに○○に通わせたいと願い、その為にある程度は練習もさせ、願い通りの教育を受けさせるのが“一番自然な事”なのだと。

 親が「その時々」に、自分の思った通りにすることが、自分の子どもを受験させ、教育環境のいい園や学校を選んで、親が希望する教育を受けさせることが、それが即ち、親の生きる姿勢を子どもに示す事にもなるのではないか?

 もちろん、親の見栄もあっていい。そのことも含んで尚「自分の人生を自分で精一杯考え、その時に一番良いと思う道を選んで歩いていく」という見本を子どもに示す事が出来る。その時にはそれが一番良いと思い、その為に精一杯エネルギーを使って挑戦するということなのだから。

 そうだとすると、将来どんな社会になっていようと「今、一番いいとおもって選択し、その為に力いっぱいの努力をする」と、それはそれで割り切ってどんな事態でも受け入れられるのではないか?

 将来のその子にとって、生きる力となるいい教育を、全部の子どもに受けて欲しいと切に願う。

 そして、そのように希望される親御さんに、私は「しずか先生の幼児教室」で、精一杯応援する!

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 こうして、メールマガジンを発行するようになってから、そろそろ1年になる。1年というのは本当にあっという間だった気がする。その間にずっと幼稚園や小学校の受験に関して色々書いてきた。

 まだまだ色々書いていきたいが、一方的に発信してきたので、ここでちょっと一区切りをつけて、ずっと読んで頂いている方からの質問や、ご意見を聞きたいと思うようになってきた。

 それで、私が書きたいと思う分野をこれからも書くが、もっとこういうことについて知りたいとか、こんなことはどうなんだろうというような「子育てQ&A」ならぬ「幼稚園・小学校受験Q&A」にお答えする中で、色々な事がもっと深く、細かく分かって頂けるんじゃないかと考えた。

 何の為の幼稚園や小学校受験なのか、というような、色々なご意見もお聞きしたい。

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 幼稚園・小学校の受験に関しての色々なご質問やご意見をお寄せ下さい。ご質問に順にお答えしていくつもりです。また、このメールマガジンに関しての感想などもお寄せ頂きたいと思います。

 これも順にまたご紹介していきたいと考えています。。

 ということで、読者の皆様メールをお待ちしております。

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