蟻は私にとって、小学生のときからの興味のあるものです。

今年は、また原点に戻って、羽蟻から飼って見たいと思っています。

その日記などを書いてみたいと思っています。

蟻の巣ころりの殺虫剤撲滅運動。

むやみやたらに殺すことは止めよう。

蟻も都会的になりかなり種の形態が変わってきています。

その生態系も少しは考えましょう。

6月27日 土曜日

本日、トビイロケアりの結婚飛行がありました。

毎年、梅雨のすこし日のさす午前中に飛び出しますが、

今年もほぼ例年どおりみたいです。2匹確保。

同じ巣からの飛行なので同じ容器に入れても食い殺すことはないと思います、

本当は、アズマアカツカアリを捕獲したかったのですが、残念です。

少し様子を見ていきましょう。

6月29日 月曜 晴れ

羽を落とした方が2-30個の卵を産みました。羽根のついている方はまだ落ち着きが無く、卵を産む兆候は無し。

ただし、過去の例からいって卵から幼虫になったときに共同で世話をする可能性はある。

この種は、山あり系でないので、さなぎは繭を作らないと思う。

7月2日 木 くもり

少し孵るのが早いかもしれないが、何匹か幼虫になっているみたい。

二匹の女王蟻も交代交代で世話をしている。本当に幼虫になっているかわもう少し見てみないと

判断はつかない。

7月6日 月 晴れ時々曇り

変化はあまりありません。巣の入り口を敵から守るために塞いでいた穴を

何かの拍子で開いてしまっていました。卵の世話は二匹交代でやっている状態。

幼虫になっているかどうかはまだ判断できず。しかし、もうふ化はしていてもいいはずなのに。

7月10日 金 くもりのち雨

卵や幼虫を分散、あるいは移動しています。巣に2-3日前に水分を補給したので、

湿度が少し変わったのだと思います。まあ、卵の間引きも現在はそんなにないので

少しは安心です。しかし、あいかわらずもう一匹の女王蟻は羽を落としていません。

7月14日火曜 晴れ

幼虫もかなりの大きさになってきました。羽根のついている女王蟻が世話をしている幼虫の

方が大きく分散して世話を行っている様子だ。さなぎになるのにはもう少しかかるかもしれない。

卵はその後そんなに産んでいない。あるいは滋養のため食べているのかもしれない。

7月16日金 雨

数体のさなぎを確認。繭を作っていた。わたしの記憶違いか。この種は繭を作らないものと思っていた。

マズマアカツカアリ系と同じ形態と思っていた。まあ、もう少し観察しよう。

7月20日 月 くもり

だいぶ、さなぎも色づき始めた。茶系の色づく。もうすぐ働き蟻がてでくるであろう。

卵は少なく、幼虫の数も少なく、分類されて飼育されている。

7月28日 火 くもり

今朝、働き蟻3匹誕生していました。羽化したばかりで動きも鈍く、白色。

昼、かなり活発に女王蟻やさなぎ、幼虫などの世話をし始めた。

体長は、1-2ミリ普通よりかなり小さ目。まだ黒色に変化はしていない。

夕方、まだ白さはあるがいろはかなり黒くなってきている。

まだ、えさを捜す様子はなし。どんなコロニーに発展するだろうか。

7月31日 金 晴れ

働き蟻も10匹ぐらいになり、また、新しい卵も数多くありました。

ただし、巣の入り口を塞いでしまう。これではえさを与えると事はできない。

8月4日 火曜日 晴れ

子供が巣を少し壊した。卵、幼虫、さなぎなど外から見えない容器の端に隠している。

女王蟻も分離して活動している。羽はまだ落としていない。

8月7日 金 晴れのち雨

今日、夕方羽のある方が死んでいた。昼間えさを与えたときには生きていたが。

原因不明。こういう時に2匹いてよかった。

コロニーの維持はまだいけている。

8月12日 水 晴れ

どうも、砂、土よりプラスチックの外部連絡ふたのところに幼虫などを置いている。

女王蟻もそこを好いているみたいだ。えさ場がカビに汚染されていいるみたい。

もう一匹の女王蟻の死因はそれかも。蟻酸でカビは生えにくいのだけれど。

8月21日 金 晴れ

巣は大きく2つに分かれている。1つの巣穴には女王アリと卵幼虫

もうひとつの穴にはさなぎと分離している。働きアリは20匹ぐらい。

9月1日 火曜日 晴れ時々曇り

気温がさがってくると動きが鈍くなる。光に対しては過剰な反応を示さない。

温度がやはり動きの基本であろう。0度近くに巣を冷やしたら、アリをピンセツトでつかめて

巣の移動も可能であろう。

9月29日 火曜日 曇り

気温がかなり下がってきて、ありの動きも少し活発ではなくなってきている。

家の中で飼うと、完全な冬眠に移らないだろう。

光に対してはいまだに敏感であるし、また光の熱に対しても反応はいい。

11月5日 木曜日 晴れ

今日はかなり気温が下がった。動きはかなり鈍い。

巣を太陽に当てるとかなり活発に動く。巣にカビが生えてかなり環境悪し。

11月24日 火曜日 晴れ

先日、砂を入れ替えました。妻にさしたので働きありを何匹か殺してしまいました。

やはり冷蔵庫です自体を冷やしてするべきでした。

春まで動きはないでしょう。

99年1月17日 日曜 晴れ

室内の気温が高くなり、特に蟻の巣に日があたっていたので、巣の内部の温度が

急上昇したのだろう。

女王蟻と働き蟻2−3匹確認。

まだ、えさは必要ないだろう。水分の補給には気をつけるべし。

99年2月20日 雪後はれ

先日娘が巣をひっくり返してしまい。ありの存在確認ができなくなっていましたが、

確認できました。気温が低いものでこの時期のダメージは怖いものです。

昔、アズマアカツカアリを飼っていたおり、このありは肉食系なので、ハエを与えていました。

殺虫剤で殺したものを与えていたのですが、触覚の異常な働きありが出てきました。

毒はやはり危険なもの。私たちの周りの環境も考えましょう。

3月9日 雨

地中温度が上がるにつれて、ありも少しづつ活発になってくる。

巣の大きさも以前に比べ空間が広くなってきている。産卵の日が近づいてきているのかもしれない。

3月19日 雨

春来る。ありもかなり本来の行動になってきた。

今の構成は、女王蟻一匹、働き蟻一匹。さてこれから、どう巣を構築していくか。

4月一日 木 はれ

本日、女王蟻が死んでいるのが確認取れました。昨日までは、動いていましたのに。

原因は、気温の差が激しく、本来地中であれば、その差は吸収されていたのかも。

また、えさを取る機会がなく、体力の低下も原因のひとつかも。

とにかく、次のどの種類になるかわかりませんが、捕獲されしだいこの日記も復活するでしょう。

これから、春先から、結婚飛行が順々と見られるかもしれません。

また情報などお教えくださいませ。

 


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99/07/14 更新