ウイルス 〜突然やって来る招かれざる客〜


 先日、メールチェックしていると、見なれない画面(メッセージ)が突然表示されました。「なんだコリャ?」と思ってよく読んでみると、「添付ファイル内にウイルスが発見されました!!・・・」と書いてあるではありませんか。びっくりしてワクチンソフトのメイン画面を開きログを見てみます。発見されたウイルスは「TROJ_HYBRIS.B」。幸運にも今までは「X97M_LAROUX」しか出会った事がないので、このようなウイルスは初めてでした。ちょいとこのウイルスについて調べてみたので説明を載せておきます。

このウイルスはワームに分類されるトロイの木馬型不正プログラムで、自身のコピーをメールに添付して送信し、自己増殖するワーム活動を行います。また、ニュースグループを通じてダウンロードしたプラグインを組み込むことによって、機能を追加する能力を持っています。 基本的にはワーム活動以外に特に悪質な破壊活動はありませんが、組み込んだプラグインによって破壊活動を持つ可能性があります。

ワームは起動されたマシン上でネットワークの通信を監視し、そしてユーザーが送信したメールの宛先、および、受信メールの差出人にワームのコピーを添付したメールを送信します。また、メール以外でもネットワーク上で送受信したデータ内にメールアドレスと考えられる文字列があった場合にはそのメールアドレスにメールを送信する場合があります。日本語などの言語の場合、差出人も件名も本文もないメールが送信されます。添付ファイルはランダムな文字列(例:"LPLBDJLP.EXE"など)のファイル名となります

家に来たのがまさにこれで、件名・差出人がブランクで、添付ファイルのみくっついていました。メールのヘッダ部分も見てみましたが、これといってたいした情報は入っていませんでした。

今、このHPを見ていてワクチンソフトを導入していないあなた。いつウイルスが来る(入手してしまう)かわからないので、自己防衛のためワクチンソフト(試用版ではなく製品版)を導入した方がいいと思います。自分のPCを感染させないためだけでなく、ウイルスを広めてしまわないためにも。