CDロムの自動起動の仕掛け 起動させたいものが実行可能形式(こういう言い方が正しいかどうかわかりませんが例えばXXX.exe)ならCDのルートにautorun.infというファイル(中身はメモ帳で下記2行)を作って置いておくとそのソフトが自動起動します。最近の雑誌の付録やPCショップで無料配布しているプロバイダのCD等はスタートメニューを実行可能形式にして自動起動させているようです。
WORDやEXEL、画像ファイル、ビデオファイル等もCDを挿入するPCに関連ずけられたプログラムのパスを書いてその引数の形でそのファイル名を記述すると意図したファイルが表示されます。 [autorun] OPEN="C:\Program
Files\microsoft office\office\winword.exe" xxx.doc 起動させたいものがHTMLファイルだとこのやり方だとうまく行きません(勉強不足です) 昔の雑誌付録はHTMLファイルをブラウザで自動起動して表示していました。 internetASCII1997 6月号付録をチェックしてみるとLCHというランチャーソフトを起動してそれでHTMLを起動する(正確にいうとHTMLに関連付けられたブラウザが起動する)様です。 構造はLCH.exeというランチャーと下の内容のautorun.infをCDのルートに置く。 [autorun] OPEN=LCH.EXE
\xxx.htm これで見事にブラウザが起動しHTMLファイルが表示されます。 ブラウザ以外のアプリの場合でもメモ帳の様に標準的にパスが通っているものならパスを指定しなくても問題ないのですが関連付けられたアプリの種類やパスはPCの個体差がかなり大きいと思いますのでこのようなランチャーを使用した方がよいと思います。(特に他人にCDを渡す場合) いろいろ調べてみたらやっぱりこの種のフリーソフト発表、又は解説をされているサイトがいくつもありました。(一例です autorun.infで検索して見てください) http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Bay/2528/
- apcd http://homepage1.nifty.com/t-morimori/pc/cont1/ http://www.bunny.or.jp/~kazami/mycom/autorun.html http://arena.nikkeibp.co.jp/qa/parts/gaz/ard_73/ http://www.fmworld.net/support/guide/cdrw/dragncd102/dragncd12.html ランチャーソフトはプロ仕様(!?)のLCHの方が単純で使いやすいようですが、右クリックメニューの出し方やOS組込dllも紹介されています。この場合もファイルを呼び出すとき、アプリのパス指定をしないで上記のランチャー類も使えます。 Autorun.inf
例 [autorun] OPEN=LCH.exe \autlch.doc ICON=ICO3.ICO shell\menu1\command=notepad.exe
nh-readme.txt shell\menu1=解説1(&R) shell\menu2\command=LCH.exe
\MFS.htm shell\menu2=html起動ランチャー使用(&S) shell\menu3\command="C:\Program
Files\Windows Media Player\wmplayer.exe" test5.wmv shell\menu3=ビデオプログラム5(&T) shell\menu4\command=rundll32.exe
url,FileProtocolHandler MFS.htm shell\menu4=html起動OS組込dll使用(&Q) shell\menu5\command="C:\Program
Files\microsoft office\office\winword.exe" autlch.doc shell\menu5=WORD起動(&W) shell\menu6\command=LCH.exe
autlch.doc shell\menu6=WORD起動LCH(&L) |