牧口一二さんを語り合う会へのお誘い


以下の要領で、2025年8月18日(月)に「牧口一二さんを語り合う会」を開催します。
是非、ご参加ください。ご都合が悪い方も、メッセージをお寄せください。


 

開催趣旨

 「心はね、人と人の間にあるんだ」。牧口一二さんは、友人の精神科医が語ったこの言葉をとても たいせつにしていました。私たちは一人ひとりが自分の中に閉じているのではなく、他の人たちとのつながりの中で生きている。だから彼は「障害の社会モデル」という言葉が登場するずいぶん前から、「障害」は他の人や社会との間に生じるものだということを当たり前のこととして語っていました。

 昨年9月26日、87歳で旅立った牧口さんは、私たちに両手で抱えきれないほどの置き土産を遺しました。障害当事者運動が花開いた1970年代に『われら何を掴むか―障害のプラス面を考える牧口一二さん』を世に問い、その後も多くの障害者運動の現場に身を置きながら、「ちがうことこそ、ええこっちゃ!」の旗を掲げて子どもたちに語りかけ、社会の常識に挑み続けました。その根っこにはいつも、一人ひとりを、そして一人ひとりの間に生まれる関係を大切にしたいという想いがあったような気がします。

 そんな牧口さんはたくさんの人たちと、さまざまな色彩を帯びたつながりを作り上げました。堅苦しいことや形式張ったことが嫌いで、80歳を過ぎても柔らかくみずみずしい発想を大切にしていました。ですから「語り合う会」では、それぞれが「私にとっての牧口さん」を描く絵筆を持ち寄り、勝手にわいわいと色を足して、天国の牧口さんに「どっこい、みんな生きてるで!」という声を届け  られればと思います。この国や世界でいま、一人ひとりの命や自由がないがしろにされていることを、きっと彼は気にかけているでしょうから。

 みなさまにはご多忙の日々を送られていることと思いますが、万障お繰り合わせの上、ご参加いただきますよう、ご案内を差し上げます。

2025


 

■日時 : 2025年8月18日(月)午後230分〜7時30 (開場午後1時45分)

■場所 : 大阪府教育会館 たかつガーデン 8F
        大阪市天王寺区東高津町7-11 電話 06-6768-3911
                 アクセスは こちら

■会費 : 語り合う会〔昼の部〕 2,000円(12歳以下の方は無料です)、
        会〔夜の部〕 3,000円
 
               (参加された方 お1人に1冊「追悼文集」をお渡しします) 

■賛同金 任意です。1口 1,000円からお受けいたします
 

■要約筆記、手話通訳、あります

 


 

■プログラム

【昼の部】

1部 牧口さんの人となりを語る
   〜親しかった方々が牧口さんを語ります (2時35分〜3時半)

2部 パネルディスカッション 「牧口さんがのこしたもの、伝えたいこと」 (3時半〜5時)
      〜人権、教育、交通まちづくりなどのテーマごとに4人のパネラーが縦横無尽に語ります。

3部 小室等さん こむろゆいさん ライブ「マキさん きいてる〜?」 (5時15分〜5時35分)

の部】

部 懇親会 〜 全員でとことんマキさんを語り合います (6時〜7時半)

 


 

■お申し込み、会費/賛同金、メッセージ受付期間 5月1日(木)〜7月25日(金)

*定員(180人)に達しましたら、締め切ります。

 ☆出欠のご連絡  以下の「連絡フォーム」に入力して送信してください

パソコン用フォームURL https://bit.ly/maki3pc

ス マ ホ 用 フォームURL https://bit.ly/maki3

 フォームへの入力が難しい場合、@お名前、Aご所属、Bご連絡先(メールアドレスか携帯電話番号、またはFAX番号)、C昼の部・夜の部の出席の可否、D参加形態(会場かオンラインか)、E参加費のお支払額とご寄付額(任意)、Fひとことメッセージ(400字まで)をEメール、FAXなどで、7月25日までに下記実行委員会まで送信してください。メッセージは、当日会場にて、配布いたします。
欠席の方もメッセージをお寄せください。メッセージは郵送でもかまいません。


 

■送金先 郵便振替口座  00940-0-86109

       口座名 障害者問題資料センターりぼん社  (単に「りぼん社」でもけっこうです)

 

お問合せ、メッセージの送付先

牧口一二さんを語り合う会 実行委員会

大阪市東淀川区東中島1-13-43-106 ゆめ風基金気付
TEL 06-6324-7702  FAX 06‐6321‐5662
E-mail goodbye.makisan@gmail.com

 

 

■呼びかけ人(五十音順)

岩永 清滋(友人)、 尾上 浩二(DPI日本会議、ちゅうぶ)、 大熊 由紀子(ジヤーナリスト)、岸田 美智子(あいえる協会)、北野 誠一(西宮市社会福祉協議会 共生のまちづくり研究研修所)、小室 等(ミュージシャン・ゆめ風基金呼びかけ人)、 徳田 茂(金沢 ひまわり教室)、戸田 二郎(ゆめ風基金)、早瀬 昇(大阪ボランティア協会)、 堀 智晴(インクルーシブ(共生)教育研究所)、 山口 正和(障害児を普通学校へ全国連絡会)、 山田 昭義(AJU自立の家)、柳時京ョ日本聖公会)

 

■実行委員(五十音順)

実行委員長:尾上 浩二(DPI日本会議、ちゅうぶ)
実行委員:橘高 千秋(ゆめ風基金)、小林 敏昭(障害者問題資料センターりぼん社)、田岡 ひろみ(豊能障害者労働センター)、早瀬 昇(大阪ボランティア協会)、平下 耕三(自立生活夢宙センター)、福島 義弘(おおさか行動する障害者応援センター)、細井 清和(障害者の自立と完全参加を目指す大阪連絡会議)、牧口 明(弟)、松森 俊尚(学校のあたりまえを問い直す会)、山口 正和(障害児を普通学校へ全国連絡会)



 

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