◆◆ 『季刊しずく』への投稿募集!◆◆

第27号 (2025年1月発行)

特集  牧口一二さんが置いていったもの

 牧口一二さんが逝った…。本誌同人を去っても私たちには大きな存在であった。その足跡が確実にこの世界に残されたことは誰もが認めるところだ。 
 障害者問題を社会に問うた『そよ風のように街に出よう』では全国を訪ねては障害者の生きる形を伝えてくれた。コメンテーターを務めたNHK教育テレビの『きらっといきる』でも障害者問題を世に伝えつづけた。「障害児を普通学校へ・全国連絡会」の世話人として地域で当たり前に障害児が教育を受ける権利を訴えた。「ちがうことこそ ええこっちゃ」の旗を掲げて全国各地の学校に赴いては子どもたちに語りかけた。それぞれの著書では私たちが大切にすべきことを描いてくれた。駅にエレベーター設置をはじめて実現させた成果は「福祉のまちづくり条例」制定へと発展して国の施策にも結実した。阪神淡路大震災ではじまった「ゆめ風基金」の活動は被災障害者の地域生活を支える欠かせない取り組みとなっている。
 牧口さんは障害者運動の輪っかを創ってきた。偉ぶるでもなく、リーダーぶるでもなく、周りの障害者や健常者と一緒に何かを創りだしては、いつの間にかその輪っかの中心にいた。次号では、その想いと時間を振り返り、はからずも旅立ってしまった牧口さんに、それぞれの贈る(送る)言葉を手向けたいと思う。



特集 < 牧口一二さんが置いていったもの > にあなたのご意見や体験をお寄せください。
読者のみなさんとともに考えたいと思います。

◆字数 800字以内 (どんなに短くてもけっこうです。)  ◆締め切り 2024年12月15日(日)


特集へのご意見以外にも、
○ 「季刊しずく」の記事へのご感想、ご意見
○ 「だれ一人しめ出さない社会」についてのご意見、ご提言
○ 今、世間を騒がせている出来事についてのご意見
○ 身のまわりで起きたことについてのご報告、ご意見


……などなど、みなさんのご投稿をお待ちしています。


◆件名は 「しずく投稿」 とし、
  お名前(匿名やペンネームでもけっこうです)とタイトルを原稿に明記してください。
◆投稿先
  E-mail
soyokaze@hi-ho.ne.jp
  郵 送:〒543-0015 大阪市天王寺区真田山町2-2 東興ビル4F 関定協内
              りぼん社 「季刊しずく」 編集部

  


 

ホームページへ