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第15号 2022年1月20日発行B5版28ページ 定価300円(送料別 20円) 年間(4冊)定期購読料 1,200円 (送料とも)
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【特集】 家族という現場 ー それは拠りどころか障壁か
家族をめぐっては、老老介護や児童虐待といった問題に加えて、この間、親や祖父母、きょうだいの介護や家事を担って社会から孤立するヤングケアラーの存在が注目を集めている。高齢化や核家族化を背景として、家族にしわ寄せするのではなく社会全体で介護を担うことをうたって介護保険制度がスタートして21年、いま再び家族とは何かが問われている。それは利害を超えた人間的な絆の拠りどころであり社会の基盤なのか、個人の権利や自由をはばむ厚い壁であり乗り越えられるべきものなのか、それとも……。
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