しずくタイトル

第18号 2022年10月20日発行

B5版28ページ 定価300円(送料別 20円) 年間(4冊)定期購読料 1,200円 (送料とも)

 

 

【特集】   “地域”を探索する


 それまで街に出ることをこばまれ、地域から引きはがされてきた障害者たちは、「地域・校区の学校へ」、「施設から地域へ」というスローガンのもと、地域で当たり前に生きることを最重要の課題として取り組みを続けてきた。にもかかわらず、いまも特別支援教育という名の分離・別学教育が幅をきかせ、入所施設での生活を強いられる人たちの数は一向に減らない。
 その一方で、地球規模の格差の拡大や環境破壊の進行を食い止めるためには、いまの強欲な資本主義を乗り越えるしかないという主張に多くの人が関心を寄せ、エネルギーを含めた地産地消の推進や、地域コミュニティの再構築を模索する活動にも注目が集まっている。
 そうしてさまざまな問題意識がからみ合いながら、“地域”という言葉がクローズアップされる。では地域とは何か、地域で生きるとはどういうことか、そして私たちは地域で生きているか。わが身とその周辺に視線を振り向けながら、“地域”の実相と可能性を考えたい。

 

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