わか葉ちゃん





□ 松茸ご飯 □


◆先日、母親とスーパーへ行ったとき、中国産の形のいい松茸が3、4本980円で売っていました。松茸ご飯にしてもらって食べたのですが、いまひとつ松茸の香りが乏しかったかな、といった印象。どうせ国産の高い松茸は食べられないのだから、松茸の気分を味合うことだけでも、とりあえずは幸せな気分にひたれたのでした。

 しかし今年は松茸との出会いはすでに3回目。1回目は家庭料理の店「わか葉」で、賄い用をご馳走してもらったのでした。茶碗いっぱいの松茸ご飯は、本当に久しぶりでおいしかった。確か予約客用に特別メニューとして土瓶蒸しなどが出たときに炊いたものかもしれません。

 でもこれは申し訳ないけれど、正式メニューではないし、賄い用としてもイレギュラーなので、これを食べるのはまったく運に任せるしかないのです。

◆さて2回目出会いは、最初に紹介した実家で食べた松茸です。松茸と言えばやはり秋ですが、夏の終わりのこの時期から中国産などが店頭に並び始めます。つい最近、国産の松茸の出荷がどこかで始まった、という記事を見た記憶があるのですが、そのクリッピングが見当らないのではっきりと言えませんが。

 ところで松茸と言えば歯ざわりもおいしさを感じさせてくれるひとつですが、やはり香りを楽しみ味わうのが松茸の一番の良さかもしれませんね。松茸ご飯にして食べるとき、その香りは一段と引き立てられますね。

◆その香りを楽しむには、土瓶蒸しという方法もあるでしょう。実家から大阪へ戻った翌日、SKBのメンバーと久しぶりに「わか葉」で会い、その後、ヨッシー、コーディアルの2人と分かれ、私はNAKAboo、makoちゃんと梅田の居酒屋で飲みなおしたのですが、そこで見つけたのが松茸の土瓶蒸し。

 これが今年3回目の松茸とのご対面でした。香りは期待したほどではありませんでしたが、600円の値段では仕方のないところでしょうか。

◇◇ある日記サイト(管理人など不明)に松茸ご飯のレシピが掲載されていました。「情報系番組で著名な料理人が紹介した」ものということでしたが、かなりおいしかったとのことで、ここでそのレシピを紹介しておきます。

1)普通にごはんを炊く支度をする。ただし水は少々控えめに。2)酒、塩、醤油ちょっぴりで味付けする。
3)米3合に対し「さきいか」を細かく切ったものを大さじ2〜3杯ほど入れる。
4)米3合に対し「揚げ玉」も大さじ2〜3杯ほど入れて炊く。
5)炊きあがった直後に割いておいた松茸を入れて蒸気で蒸す。