プロフィール Profile


高橋織子 TAKAHASHI Oriko (ソプラノ)

国立音楽大学音楽教育学科卒業、同大学院音楽研究科声楽(ドイツ歌曲)専攻修了。
(財)日本オペラ振興会オペラ歌手育成部第19期研究生修了。中村卓郎、曽我榮子の各氏に師事。
これまで、オペラ「サンドリヨン」シャルマン王子役、「コシ・ファン・トゥッテ」フィオルディリージ役、「ミスター・シンデレラ」美穂子役等に出演。また文化庁主催「愛の妙薬」アディーナ役、藤原歌劇公演「椿姫」ヴィオレッタ役のアンダーを務めるほか、藤原歌劇団、新国立劇場主催の数々のオペラに出演。そのほかブラームス「ドイツレクイエム」、フォーレ「レクイエム」のソリストをはじめ、
様々なコンサートに出演している。第10回多摩フレッシュ音楽コンクール第2位、第11回、第12回日本モーツァルト音楽コンクール奨励賞、第14回奏楽堂日本歌曲コンクール第3位。2005年国際ベルヴェデーレ ハンス・ガボア オペラ・オペレッタコンクール日本予選推薦通過、盛岡市民賞受賞。藤原歌劇団準団員。



三好優美子 
MIYOSHI Yumiko (ピアノ)

京都市立芸術大学音楽学部卒業。国立音楽大学大学院音楽研究科ピアノ専攻を首席で修了。クロイツアー賞ならびにNTTドコモ奨学金受賞。宝塚ベガ音楽コンクール入選。カワイクラシックオーディション優秀賞受賞。家永ピアノオーディション合格。摂津音楽祭奨励賞受賞。
大学院新人演奏会、クロイツァー賞受賞者による演奏会、レインボウ21・サントリーホールデビューコンサート、立川管弦楽団定期演奏会等に出演。2001年、(社)全日本ピアノ指導者協会(PTNA)紀要にて「シューベルトの後期ピアノソナタ 歌曲を通じての一考察」を発表。2002年、ワルシャワ・ショパンアカデミー夏期セミナーを受講、修了演奏会に出演。また、滝乃川学園(国立市)にて同園所蔵の「天使のピアノ」を使用したコンサートにたびたび出演し、NHK-TVに出演。「知られざる作品を広めるコンサート」では2003年にマリオ・カステルヌォーヴォ=テデスコの作品を、2004年にカルロス・セイシャスの作品を演奏。室内楽や歌曲伴奏等の演奏活動も行っている。これまでに神西敦子、岡山京子、今井顕、クラウス・シルデ、ピォトル・パレチニの各氏に師事。室内楽を徳永二男氏に師事。現在、聖徳大学講師。


礒山 雅 ISOYAMA Tadashi
国立音楽大学教授、同大学図書館長・音楽研究所所長。大阪いずみホール音楽ディレクター。毎日新聞その他に音楽評論を執筆。1988年、バッハ研究により、第1回辻壮一賞を受賞、95年、第9回京都音楽賞研究評論部門賞受賞。専門はドイツ音楽史(特にバッハ、モーツァルト、ワーグナー)及び音楽美学(ヨーハン・マッテゾンなど)。著書に『モーツァルトあるいは翼を得た時間』『バッハ=魂のエヴァンゲリスト』『マタイ受難曲』(以上、東京書籍)『モーツァルト=二つの顔』『J.S.バッハ』(以上、講談社)他がある。訳書にクリストフ・ヴォルフ、トン・コープマン著『バッハ/カンタータの世界』(全3巻)、ニール・ザスラウ著『モーツァルトのシンフォニー』(全2巻)(以上、東京書籍)他がある。最新刊はCDブック『バッハ・カンタータの森を歩む1- マリアの3祝日』(東京書籍)。