〜演奏者プロフィール〜

四戸 世紀 Shinohe Seiki (クラリネット)
 東京芸術大学在学中、カール・ライスター氏に認められ卒業後ベルリンへ留学。この間、ベルリン・フィル定期公演、ザルツブルク音楽祭に参加。北西ドイツフィル・ハーモニー、ベルリン交響楽団で首席奏者として活躍。1983年第1回ブラームス・コンクールにおいてトリオ部門で優勝。1990年よりサイトウ・キネン・オーケストラに参加。1995年帰国し水戸室内管弦楽団に参加。読売日本交響楽団首席奏者に就任。
 1996年から東京芸術大学、桐朋学園大学非常勤講師をつとめる。

岡山 潔 Okayama Kiyoshi (ヴァイオリン)
 1967年、東京芸術大学院修了。
1968年、ドイツ政府給費生としてハンブルク音楽大学に留学。
1970年、ベルリンにてメンデルスゾーンコンクール<弦楽四重奏の部>第1位。
1971年より13年間、ボン市ベートーヴェンハレ管弦楽団第一コンサートマスターを務める。同時にヨーロッパ主要都市で独奏と室内楽活動を行う。1984年ドイツ政府から文化面での貢献に対して功労十字勲章を授与される。同年帰国。読売日本交響楽団第一コンサートマスターとして7年間活動する。独奏者としても各オーケストラとの共演、ヴァイオリンリサイタル、数々のCD録音等。また、室内楽の分野では、エレオノーレ弦楽四重奏団を主宰し、ベートーヴェンシリーズを続けている。
 東京芸術大学教授、武蔵野音楽大学非常勤講師。

日下 知奈 Kusaka China (ピアノ)
 兵庫県出身。3歳よりピアノを始める。1988年全日本学生音楽コンクール大阪大会小学校の部入選。1990年同コンクール中学校の部第2位。1996年京都音楽フランスアカデミーにてブリュデルマッシェール氏のマスタークラスを受講、ファイナルコンサートに出演。1997年京都芸術祭で毎日新聞社賞受賞。オーストラリア大使館で演奏。1998年学内のモーニングコンサートで芸大オーケストラと共演。同年、第14回園田高弘賞ピアノコンクール準園田高弘賞、併せてメシアン賞受賞。1999年大垣音楽祭新人オーデション合格。2000年東京文化会館新進演奏家デビューコンサートオーデション合格。
 これまでにピアノを富永民子、児島一江、小林仁、クラウス・シルデ、室内楽を植田克巳、迫 昭嘉、北本秀樹、河野文昭の各氏に師事。
 東京芸術大学音楽学部付属音楽高等学校、同大学音楽学部器楽科を経て、現在、同大学大学院修士課程在学中。

増尾 朗子 Mashio Akiko (ヴァイオリン)
 堀川高等学校音楽科を経て、1998年、東京芸術大学音楽学部卒業。
ヴァイオリンを高田久仁子氏、橋本寿子氏、岡山潔氏、G・ボッセ氏に、室内楽を北本秀樹氏、小林道夫氏、植田克巳氏に師事。第47回全日本学生音楽コンクール大阪大会高校生の部奨励賞受賞。第9回日本室内楽コンクール入賞。京都芸術祭新人演奏会出演。京都フランス音楽アカデミー、クフモ室内楽フェスティバル、パシフィック・ミュージック・フェスティバル等に参加。2000年、東京芸術大学大学院修士課程を修了。

長岡 聡季 Nagaoka Satoki (ヴィオラ)
 東京芸術大学音楽学部付属音楽高等学校、同大学器楽科を経て、同大学院室内楽科1年在学中。1998年、1999年富士山麓音楽祭出演。1999年リゾナーレ高原音楽祭出演。1999年度芸大室内楽定期出演の他、テレビや舞台にも数回出演している。これまでに、磯恒夫、高橋孝子、大谷康子、北本秀樹、花崎薫、岡山潔の各氏に師事。

福富 祥子 Fukutomi Syoko (チェロ)
 東京芸術大学音楽学部付属音楽高等学校、同大学を経て、現在、同大学大学院2年在学中。
札幌ジュニアチェロコンクール特別奨励賞受賞。おきでんシュガーホール新人演奏会出演。これまでに松下修也、庭野隆之、黒川正三、菊地知也、河野文昭の各氏に師事。

戻る