JBL LE14A エッジ張替え
本アーム付レコードプレーヤー

35年以上前、サラリーマン時代に買ったJBL LE14AとLE20のスピーカー
エンクロージャーとネットワークは自作しました。
エンクロージャーはランサーL55を見本にし外形はJBLスタジオモニター4325に似せ
3mmのベニヤ板を7層に重ねた21ミリ厚を注文
丸鋸でカット 補強材を入れ 接着 ネジ止めしました。

ネットワークはコイル・コンデンサー・ボリュームで製作。

当時パイオニア3ウエイキット・ダイアトーン6ハン2発入れ・バックロードホーンなども作りましたが
LE14Aこれが一番のお気に入りになりました。

その後、仕事優先により
オーディオセットはすべて押入れにしまい込んでいました。
引っ張り出したらスピーカーエッジがぼろぼろに
ネットで知った、北海道のファンテックさんからエッジを取り寄せて直してみました。

出来上がってからの音、長い間忘れていた音楽に感激し、当時の出来事までがよみがえりました。

音楽って良いですね

当時のカタログも一部掲載しました

押入れから引き出した状態

スピーカーエッジが風化してボロボロになり

下に落ちています
作業開始前に作業方法をよく読んでおきます
裏もホワイトコーン 古いウレタンが張り付いていますのではがします
溶剤は使わずにはがしました 接着剤が少し残っていますが、新しいウレタンには
かからないのでそのままにしておきます
無理してはがしてコーン紙が敗れては
これがスピーカーエッジ ウレタンで成型済み 接着前に合わせてみます ぴったり合います
接着剤をつけて貼り付けます 先にコーン紙とエッジを 次にコーン紙とフレーム
よく押さえて密着させます ある程度乾いてからコーン紙とエッジの境目に接着剤を流します
きれいなカーブがついて張れています フレーム側のエッジとフレーム横の部分に付くゴムです
ゴム系ボンドを使って張りました 今回使った材料と工具など 完成しました
エンクロージャーの内部 いっぱい補強がしてあります
アルパインラックスのアンプを使ってテストです

プリアンプ部分に真空管が使ってあり

真空管のヒーターが赤く灯るのがみえます

最終段増幅部はFETが使われています

設置して音だしです

いい音してます
 音量を上げなくても素直に音がでてきます

自己満足 年齢の加減で耳も衰えて十分満足

35年以上前 安月給のサラリーマン少しずつ買い足し
してこんなプレーヤーを作って聞いていました

3本アームのレコードプレーヤーを作り
異なったカートリッジをつけ セレクタで切り替え
音の違いを楽しんでいました

シュアーV15TYPEV、GRACE F-8C・M・L、
EMPIRE、PICKERING、ADC、その他

今はDENONにシュアーをKENWOODにDENON DL−103MCカートリッジをつけています


当時のカタログ一部紹介
スピーカー購入時についてきた説明書など
SPLE8Tです
ダイアトーンP−610 お値打ち価格で素直な音 もう一度聞きたいものです