流用Tune(ヘリカルLSD)

2004.08 やっと完成!走行テストがてら乗り回してます(^^ゞ新規格ターボ車にお乗りの方はお勧めします。


 新規格ワークス標準装着のヘリカルLSDがヤフオクで1万で出てたので購入。
しかし、悲しいかな多少の加工では旧規格に装着不可!ベルが同じ形状なんで新規格のM/Tごとの移植に変更!

 変更箇所

 @M/T本体(丸ごと交換)
 
 AシフトリンケージAssy(ロッド⇒ワイヤー)

 Bドラシャ(アウターは共通、インナーは交換))

 加工箇所

 @M/Tブラケット、エンジンマウント加工

 Aシフトリンケージ固定、バルクヘッド穴あけ、

 ドライブシャフトについて、アウターベアリングを止めるスプラインは同じ形状です。が、残念ながら固定方法に大きな違いが…

 かなりボケてますが違いはわかると思います。
上の旧規格はサークリップでアウターが固定されますが、新規格は図中のふくらみがシャフト方向のストッパーになってます。サークリップは溝にはまるのではなくスプラインを通り過ぎてます。
 当然、上のシャフトに新規格のアウターをつけるとシャフトが突き上げる状態が起こるはずです。
 溶接するのも問題だし(T_T)
 仮組みした感じでは逝けそうですが、力がかかるとなんともいえないですね(T_T)
 ベアリング自体の組換えは無理でした(T_T)
ただし、インナーは共通ですね(ベアリングのみ)スプラインも同じです。オイルシールの当る部分がサイズアップしてます(M/Tのみ)
 

シャフトに関してはA/T、M/Tでも若干長さが違う為、探せばいいのが有るはずです。まあ、組んでからのお楽しみですが(^^ゞ
実際、知り合いが組んでますので問題は無いと思います。⇒ノーマルのままでも問題は無さそうです(長さのみ)

とりあえず問題はこの部分。新規格ではこの部分が無いので何とかしないとエンジンが傾く結果になります。ケースの底には同じような部分があるんで左サイドの固定は問題ないでしょう。後ろの部分もステーを作れば何とか逝けると思います。
あとは車速センサーの処理です。電気式なのでメーターをどうするか、一応、カプチのメーターを移植する方向で考えてますがどうなるかは不明です。
組むのがセルボになりそうなのでメーターの処理が問題です(T_T)メーターパネル作って社外のメーター組みますか(^^ゞ
鉄板(Lアングル)にて加工。強度的にはどうでしょう。
間に合わせなんで、弱ければ補強、新造など対処します。後ろ側もステーは作ってます。オイルシールの問題で結局、シャフトを購入(T_T)インナーが欲しいだけですが…手に入れてたシャフトはA/T用でした(T_T)

完成後、かなり乗り回してますが、問題はありません。但し、新規格ワークスの事故車が格安で手に入らない限り、お勧めできません。
LSDの効果は最高ですし、乗りやすさもあるんでいいんですが、同じ事を仕事で受けるとしたら、スズスポのデフを新品で組むのとそんなには変らないような気がします。最大のメリットはワイヤー式になり、ショート化される事、あと、シッカリ感がでます。