おまけ...

「自宅サーバ化計画」を実行中、Linuxが動き出したのでどうせならherculesのLinux版でも動かしてみようかと思い立ってしまいました。
「自宅サーバ」で使用しているLinuxは、Redhat Linux 7.3(ftp版)です。
マシンスペックは、以下の通りです。
CPU AMD K6-2/500MHz
メモリ 512MB
HDD 6.4GB+4GB
なお、このマシンは自作で余ったパーツを組み上げたマシンです。
しかも、ケースがありません。むき出しで使用しております。
マザーボードむき出し...危険な...それがサーバ?(爆)

さて、herculesのLinux版で動作させるOSですが、Windows版でVSE/ESAをインストールしたdiskイメージをそのままLinuxへftpで転送しました。
念のため、パーミッションを変更しましたけど。
で、Linux上にDOSRESとSYSWK1を作成したことになります。
hercules.cnfもそれにあわせた形で修正(ディレクトリの記述)しました。

さぁ、Linux版のherculesのgetです。
やはり最新版は、V2.16.5ですね〜
Windows版だとVSEのインストールができなかったんですけどね。
とりあえず、最新版をダウンロードしてみます。

Linux版は、ソースやバイナリでも配布されていますが、念のためソースをダウンロードしてコンパイルしてみることにします。
さて、コンパイルですが、これはrootになれれば問題ありませんでした。
ダウンロードしたファイルをLinuxへftp(ダウンロードは、Windowsマシンで行っています)し、解凍。
解凍したディレクトリへ移動し、
./configure
make
make install
以上です。
多少、時間はかかりますが問題なくインストールできました。

いよいよVSEを起動させましょう。
Linuxのディレクトリ構成に合わせて修正したhercules.cnfで起動!!
が!!!
IPL途中でエラーが返されました。
どうもエクステントが読めない部分があるみたいです。
何度か挑戦してみましたが、同じです。
そこで、このバージョンはWindows版でもインストールできなかったのを思い出し、古いバージョンを探してみました。
すると、ありました。
Windows版は見あたりませんでしたが。Linux版はまだサーバに存在していました。
そこでWindowsで動いているバージョンと同じバージョンのherculesをゲットしました。
バージョンは、V2.16.2です。(このファイルはサーバ上にいつまであるかわかりません)
で、再インストール...
問題なし。
起動...
あらら〜
まったく問題なくVSEが起動しました。
Windowsから3270端末でログオン。
OKです。
やはりマシンスペックのせいか多少動作が遅い気がしますが、十分使えるレベルです。
これはこれでもいいかも....

ってなわけで、全然意味がありませんが、一応Linux版herculesでもVSE/ESAを動作させることに成功しました。
とご報告致します。