「キャンプだ!宴会だ!!」TECH E.R.春の宴会キャンプ
    

ツーリングデータ

年月日

1986年4月26日(土)〜27日(日)一泊二日

目的地

岐阜県/長野県 木曽御岳方面
(付知峡〜渡合温泉キャンプ場〜真弓峠)

参加者

安立先輩(XT400)岩元(XL200)岡田(VT250)桂川(XT250)
粕谷(KLR250)伊藤(DT125)田中(セロー)長尾(セロー)
服部(KLR250)宮脇(XLR250)芳野(XLR250)大内(XL200)
【スペシャルゲスト】マル先輩(くるま)

 ※()内は、現在の我々による「チャチャ」入れである


TECH E.R.始まって以来、最多参加台数だ!

4/26(土)晴れ

 ばばっちい格好でゼミを終え、いつもの場所・生協前に向かったのは、昼の12時半。6〜7人が、ごろごろといる。しばらくしてから、岡田と今晩の酒を買いに行く。「ホワイト」と「鬼ごろし」一升である。「ちょっと少ないかなぁ」と思ったが、予算もあんまりないし「まあ、いいや」ということにした。参加予定者13名のうち、桂川と粕谷君が来ない。明日は雨だと予報で言っていたので、粕谷君はやめにしたのかも、と思う。とりあえず、皆バイクの方に向かう。岡田が、桂川が来るまで一人待つことになる。そんなところへ粕谷君登場。

 14時10分、バイク10台と車1台は出発。自分は一番後ろを行くが、トレールの連なって走る様は、迫力があるというか、ただバカというか・・・。次第に増えてきたトレール仲間、いろんなヤツに声をかけた甲斐があったね。

 中津川でR257へ。自分とマル先輩は買い出しのため、皆と別れる。晩飯は、最近恒例のカレーライス。それに加えて、マーボードーフ。「なんと異様な組み合わせ」とも思ったが、作ればとにかく皆、喰うのです。

 渡合温泉へのダートに入る。今日最初で最後のダートに、突如、気分が盛り上がり、アクセル全開!マル先輩の車をぶっちぎって林道を攻める。「ぅおりゃあー。」バックミラーから先輩の車が消えてゆく〜。

宴会中の記念撮影

 6時を回った頃、渡合温泉キャンプ場着。まず、テントを張って、めし・カレー・たき火などそれぞれの分担をこなしていく。めし炊き職人になるべく、宮脇君はしごかれている。伊藤君・長尾らとカレーに入れる材料を切る俺。得意のたき火に燃え、自慢のナタをふるう岩元君。黙々とマーボードーフを作るマル先輩。

 めしが出来たのは、20時半頃。いつものように、取り合い、そしてガツガツと喰う音と鼻をすする音。

 それから、たき火の方へ移り、宴会が始まった。自己紹介なんぞをしていたうちは良かった。酒がまわって、暴れ出したのが長尾。とにかくひんしゅくをかう。宮脇君は黙々と、しかし、すごい量を飲んでいる。服部君もえらく陽気だ。粕谷君も元気に飲んでいる。あー楽しい野宿宴会、たき火を囲んで、笑って、飲んで・・・。

 さて、飲み過ぎた長尾、ゲボゲボ吐いている。それもすさまじい声をたてて。介抱役の伊藤君の「はまった!」という顔が気の毒。長尾が静かになったなと思うと、岡田がそーっと近づいていって「ツンツン」とちょっかいを出して、またうるさくなる。「岡田ぁ、うるさいでやめとけー」俺は、夜中まで元気に遊ぶ。皆がテントに入ったのに、暗闇の中、一人地面に座ってまだ飲んでいる宮脇君。あー、変なヤツばっかり。


DT・伊藤にトラブル発生!

4/27(日)曇りのち雨で、また曇り

 8時過ぎ、皆の声で目が覚める。全然知らなかったが、朝までには色々と大変だったらしい。

 その1:服部君が、シュラフの中でゲボッ!
 その2:粕谷君が、マル先輩のテントの中でゲボッ!
 その3:前日の転倒で足を負傷した小僧は、川に足を突っ込んで冷やしながら、一人夜明けを迎えた

 朝飯は、昨晩のカレーの残りにめしをブチ込んだ訳の分からぬオジヤ。ゲボッ!と吐いたヤツとほとんど区別がつかねーの。

 10時ちょっと過ぎ、記念撮影の後、出発。真弓峠への分岐で、マル先輩・岡田・小僧と別れる。

真弓峠にて

 ガレた林道を我々は行く。自分と岩元君は、最後尾をのんびり行く。昨晩、大ひんしゅくの長尾が2回ばかりコケた。コケるたびに長尾は「二日酔いで苦しいんです〜。助けてー」と泣きを入れてくるが、そこは厳しく「おらおらー、自分でやらんかいー!」と愛のムチを入れておく。峠を下り、御岳周回林道に入る。なかなか良い道だ。

 ここでトラブル発生!伊藤君のDTのアクセルワイヤが切れた。燃えてるときなら1.5秒でブチ切れる俺も、昨夜の宴会で満足度が満たされているので、穏やかなものである。我ながら、大人になったものだ。はっはっはー。ここで引き返すことになる。

 氷ケ瀬の派出所にバイクを預かってもらい、伊藤君は粕谷君とタンデムで帰ることになる。雨が降り出す。後は帰るのみと、ひたすら走る。多治見あたりから雨もあがり、無事帰宅。ちょっと走り足りない気もするけど、まぁ楽しいツーリングだった。


【今回のハイライト】

「おめーらなんて、先輩じゃねぇ〜。☆○■△★・・(注:意味不明の叫び)」 長尾! 酒ぐせ、悪すぎぃー!!


ゲロをはく長尾
 地面に這いつくばりながらも、人々に迷惑をかける長尾(中央)と介抱する伊藤(右)・宮脇(左)


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