・・・私鉄の時刻改正(京王・東武)(01年4月)




京王では、
  @
相模原線系列を 特急から急行へ振り替え
 A高尾線系列に「準特急」を新設し急行から振り替え
 B両系列での調布での乗り継ぎ
 C都営新宿線との急行の直通化

 ついでに、D昼時間帯の各停の削減(時間3本削減)
 E昼より夜の方が電車が少ないという京王線独特ダイヤの一部修正(夜9時台以降の増発)
 F行楽ダイヤを月単位で事前指定、というもの。

 @はがらがらの特急が空走する現象の解消で相模原線の特急は数年で姿を消した。
A
の「準特急」いうのは本邦初演でいかがなものか。すっきり急行でなにが悪いのか。
B
Eは当たり前のことができてなかった京王の反省
C
伊勢丹に行くのに不便になるが成果はいかに。
D
は、10分間隔への平準化で影響はあまりないか。

いずれにしても、遅ればせながらの印象ではあるが、好結果を期待。




東武伊勢崎線では、

 時刻改正は、線増の北越谷への延伸完成に伴うもので、
@指定特急の停車駅増
A準急の増発
B北越谷への延伸
   
などだが、従来の延長上で、大きな変更はないといってよい。

 
関東私鉄最長の複々線化完成と銘打っているが、北千住の3元連立不等式を解消しないまま、繰り返してきた末端肥大の線増の集大成。
 複々線を造り10両の準急をいかに増発しようとも、ターミナルの都心方の輸送力が足りないのでは根本問題は解決しない。

方向別の乗り換えを改悪した北千住の工事も、あれだけ大規模でも所詮弥縫策。11号線(半蔵門線)の乗り入れまでは、今回の工事完成も残念ながら生きない。なんでも「いまいち」の野武士東武の真骨頂。



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