日高川河口  初秋のメッキ釣り
2002.08.27   和歌山県日高川河口 南釣具店

 秋とは 名ばかりで毎日猛暑が続いているが、海の中でも季節の
移ろいは確実に進んでいるようで、ここ日高川河口ではメッキがよく
釣れているので、久しぶりに日高川の“カセ”に乗ることにした。


今回は 午前10時ちかく 南釣具店に到着、1年数ヶ月ぶりなので
すっかり話し込み、乗船したのは11時を過ぎていた。
北野船頭に 「今日はメッキだけ。他のものは何も狙わない」 と告
げると、引っぱって行ってくれたポイントは、天田橋のはるか上流の
御坊大橋の近くだった。

メッキは 初期は上流から釣れ始め、徐々に下流へとポイントが移り、
   終期(11月下旬頃)には左岸導流堤の先端付近で、25〜30pまで に 成長した大型が釣れる。
   北野船頭の話では、今年は釣れ始めた時は型が揃ったが、ここ暫くは小型が多く不揃いだそうだ。


   
ポイントに到着しアンカー投入 シラサを少し撒いてみると、流は下流向きのようなので下流向きに、竿2本を
   完全フカセで セッテイング完了。 撒き餌をしながら 仕掛けを流していると、すぐにメッキ と思ったらキビレ

  
 の当歳魚が上がってきたが、納竿までこれに悩まされることになった。
   そして 釣れてくるメッキは殆ど小さく、20cmオーバーはなかなか姿を見せない。

   
しばらくすると 急に南西〜河口から〜の強風(突風のような)が吹き始め、波が出てきて船の横揺れが激し
   く、 置き竿では 竿先が水面をたたいて魚信がわからず、そして完全フカセの仕掛けは風に飛ばされて手に
   取ることも出来なくて、釣りにならない状態が続いた。   
 

  その強風も 午後4時まえには嘘のようにピタッと止まり、全く穏やか
   
な表情に変わったが、潮の流も止まっていて 魚信も少なく 時たま
   釣れるだけで、結局納竿まで時間が流れていった。

   釣果は    メッキ    15〜21p    27尾
          キス     25p        2尾
          マゴチ    27p        1尾
   
clickして下さい。
   拡大します。

   タックル   波止竿   3.6m   2本
              リール   小型スピニング
              道糸    ナイロン  3号
              ハリス   カーボン  1号
              針       チヌ     1号
                    
餌       シラサ