潮岬沖 キハダ釣り釣行記
2002.08.16 和歌山県串本 栄徳丸
キハダを狙っての潮岬沖へ釣行は、第一回目は乗船者全員
が、相手が大き過ぎたためにプッチプチに切られ、1本も獲れ
なかった。
二回目は、キハダはすっかり姿を消していて、釣れるのは
シイラ・ソーダカツオばかりで、またまた KO の惨敗。
最近またよく釣れだした との情報で、今回こそ三度目の正
直と期待して、早めに現地に到着し車中で仮眠する。
午前5時20分ころ 串本港を出港、潮岬沖のポイントへ向か
った。
大きくて強い台風が、北緯24度近くまで北上しているが、
早朝はそれ程のウネリもなくポイントに到着し、実釣開始。
今日の乗船者は、地元本田会の T氏 と F氏
そして私と息子の4人。
今回はかかり釣りではなく、アンカーをうたない流し
釣りだが、潮の流れが速いのでラインはどんどん引
き出されていく。
初め2流しほどは何事もなかったが、暫くすると挿
し餌がなくなり始めた。船長の話では“カツオ”では
ないか? とのこと。
すると早くも F氏にヒット 慣れた身のこなしで舳
へ移動し、時間をかけてキハダを釣り上げた。
その頃から活発に魚信が出始め、今度はT氏に
魚信 大きく竿を曲げたが、これはシイラだった。
間もなく息子にヒット 気持ちよくラインが飛び出し、竿を満月にして船長のタモにおさまったのは、待ちに待った
本命のキハダ だ。 やったー \(^o^)/ ついにやったー
暫く船長の声が聞こえないので、ふと後ろを振り向くとキハダとやりとりの最中で、少し小ぶりなキハダをひょい
と抜きあげた。さすが船長と思わず納得・・・そして舳ではF氏も釣っている。
またも息子にもヒットし、かなり大物のようで懸命にやりとりしたが、約半分ほど引き寄せた所で満月になってい
た竿先がポンと跳ね上がり、リールが再起不能のバックラッシュでがっくり。
そこで 予備のリールに取替え再開すると、すぐにカツオが釣れた。
そして沈黙していた自分の竿にもついに アタリ がきた。
水しぶきを飛ばしながらラインが飛び出し、クラッチON。
・・・・・今日は、最初から一発大物を狙って乗船
者中最強のタックルを使っていた・・・・・
レバードラグを中間まで締めたが勢いは止まらず、最強のストライクポジション
≪ドラグ力 5.5sに設定しておいた≫
に上げると、ようやくスピードが少し衰えたので巻き上げ開始。
しかし かなりの大物らしく簡単には引き寄せることが出来ず、一進一退を繰り返していると相手は段々底へ 底へと潜ったが、何とか竿下まで引き寄せた。
それでも しつこく抵抗し、ポンピングを繰り返しても ジリジリとラインを引き出していき、なかなか浮いてこない。
必死で格闘していると、一瞬竿が折れんばかりの強烈な引きがきて、カーボン16号ハリスが無残に切られた。
切り口約5p程は、ざらざら ぼろぼろになっていたが、それを見た船長は 「それは 鮫やな 大きかったのに
惜しいことしたな」 と こう言う時の対処方をいろいろ教えてくれた。〜〜〜悔しい〜〜〜。(x。x)
そのころから 台風のウネリが高くなり始め、船が大きく上下し釣りづらくなってきたが、本田会の F氏 T氏も順調に釣果を伸ばし、その様子を見ていたのか 他船が竿が届かんばかりの近くを流し始めた時、こちらは トリプルヒット。
他船の釣り人は全員こちら側に集まり、羨望の眼差しでみつめていたので、いささか優越感をおぼえ、船長の腕を再認識した。
私は その後キハダがヒットしたが、途中で惜しくも針はずれ。暫くして今度は丸々太った特大の戻りカツオをGET出来た。
そして またまた 息子が70pオーバーのキハダを釣った。
あ〜あ 親父の権威失墜 。・゜゜・(>_<)・゜゜・。
時間が経つにつれ ますますウネリが大きくなって、少し離れた船がウネリの谷間に入ると船影が殆ど見えなくなるようになってきた。
そしてヒットするのは シイラが多くなってきたが、その頃には船に備え付けの氷海水タンクが、釣果で満タンとなって、もう何も入らないので帰港となった。
我が家の釣果は↓です。clickすると大きくなります。
今回の釣行については本田会 T氏 には事前に貴重な情報を頂き、船上では船長・T氏・F氏の皆さんにたいへんお世話になり、有難うございました。
近いうちにまた行きますので宜しくお願いします。
Tさん また情報宜しく お待ちしています。
タックル 竿 ペン RS30
真鯛80号 3.6m
リール TLD2スピード30
シーライン40HSD
ライン PE12号200m
カーボン16号100m
カーボン8号300m