潮岬沖 キハダ釣り
2002.09.09 和歌山県串本 栄徳丸
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前節
親父反省記
今回も潮岬沖で夜明けとともに流し釣り開始。
二流し目 今日も初ヒットは本田会F氏で、簡単に一本獲り込んだ。
そして 自分にも魚信!!! 200mほど走られたが、ポンピングしながら後30m迄引き寄せた時、
突然 ドラグを滑らせ猛スピードで走り出し、100mほどのところで敢え無くプッチン。 (>_<)
「この時は キハダが鮫に追われているので、ドラグを緩めて自由に泳がせると キハダの方が
速いから、鮫から逃がし 釣れるのでは・・・・・」とは 船長の助言。 なーるほど と納得。
でも 頭で理解していても、その瞬間になると体が反応するかどうか? 全く自信がない。
2回目は9時30分過ぎにヒット。 10分ほど格闘したが、ラインに傷がついていたのか、またまた
獲り込めなかった。
今回も 自分の未熟さを思い知らされ、ただただ 反省・猛省するのみ。
でも 何時かはきっと BigOne を釣ってやる。
船を流し始めて間もなくの午前6時ごろ、艫中央にいた
息子にヒット。猛烈な勢いで糸が 100m 200m
250m と飛び出し、一向に衰える気配が無い。
ついに 息子が
「あかん もう糸が無い スプールのピンが見えてきた」
と悲鳴を上げたのを聞いた船長が
「どうせ 切れるんなら駄目もとで もっとドラグ締めて。
他の仕掛けは全部上げて」
と指示し、船をキハダの方へ寄せてくれたので、どうにか
150mほどは巻き取ることが出来たが、それからが一進
一退を繰り返し、なかなか引き寄せられない。
この時点で既に約20分経過。
船長から 「舳へ移って」 の指示で何度か竿を引き込まれそうになりながら、どうにか舳に移動し、
ファイト再開。 約10分ほどで何とか竿下まで引き寄せたが、それからがどうしても浮いてこない。
操船しながら見ていた船長が、傍へ来てやり取りの様子を暫く観察していたが、
「これは 延縄漁のロープに巻きついて 獲れんな。 残念やけど糸切るか」 と“苦渋の決断”で遂に
40分のファイトに終止符が打たれた。
午前10時過ぎ 船長・F氏・息子 が全く同時にトリプル
ヒット。
ところが すぐに船長がバラシ。そして上の写真右の
F氏も10分で竿下まできて 無念の針はずれ。
結局 取り込めたのは写真左の息子のキハダだけと
なった。
(フニッシュ直前のキハダです。)
その後は キハダの魚信は遠のき、釣れるのは シイラ・カツオ
ばかりとなった。
← これは 我が家の唯一の釣果。
75p 7kg. のキハダです。
タックル 竿 私 船かかり大島5号 4.5m
息子 真鯛80号 3.6m
リール 2人共 シーライン40HSD
ライン カーボン8号300m