◎アニメーション AnimationXYZ ver2.28
(Updated 2001/06/24)
Vectorを利用するようにしました。
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製造コードは
1999430以降
(327kB)
2000i, 2000i2どちらでも動作するようです。
動作環境 : Windows NT 4.0(またはWindows2000)でPro/Eが動作していること。
<使用方法>
 1.注意事項
 2.環境の設定
 3.起動方法
 4.操作方法
 5.気になる点

1.注意事項
 TOOLKITで作成するとバージョンが変わると動作しないことがよくあるため、
お使いのバージョンのものをダウンロードしてください。
私の環境下のWindows NT 4.0(SP6)で動作確認をしています。
2000i2についてはWindows2000(SP1)でも動作確認しました。
デモ同様、McAfee VirusScanにてウィルスチェックもしていますが、未知の
ウィルスに感染していない保証はありませんので、自己責任でお願いします。
 いかなる損害に対しても作者は補償致しかねますのでご了承ください。

2.環境の設定
 ダウンロードしたanime.exeを解凍すると \sample\ に以下のファイルが作られます。
    ./sample/tkvc.dll
         macadr.dll
         protk.dat
         anime_p.dat
         anikey.dat
              ./text/japanese/gen_msg.txt
                                  ./menu/assembly.aux
                                            part.aux
                                            tkanim.mnu
                     ./usascii/gen_msg.txt
                                  ./menu/assembly.aux
                                            part.aux
                                            tkanim.mnu

\sampleフォルダは D:\ の下に置いていれば次の設定は必要ありません。
それ以外の場所にある場合は protk.dat の2行を編集する必要があります。
   EXEC_FILE  D:\sample\tkvc.dll
   TEXT_DIR   D:\sample\text
この部分をご自身の環境に合わせて変更してください。

*重要
つぎにmacadr.dllを (pro/Eインストールディレクトリ)/i486_nt/lib に置いてください。
あるいはパスの通ったところならどこでもかまいません。(c:\winnt\system32等)
このファイルは、MACアドレスの取得をしています。
今回からanikey.datというファイルが増えていますが、ここに暗号化された文字列を
格納しています。Pro/Eのライセンス管理でも使われているいわゆるライセンスコードの
ようなもので、私が勝手に作ったコードです。
このライセンスコードとMACアドレスを比較してプロテクトに利用しています。
もし、あなたが何らかの方法でこのライセンスコードを入手すれば、公開している以上の
機能を利用できるかもしれません(笑)。
サンプル版では、利用してないので不要なファイルなんですが、ないとOSから怒られます。
 


3.起動方法
 通常どおりの方法でPro/Eを立ち上げてください。
起動したら、「ユーティリティ」「補助アプリケーション」「レジスタ」で\sample\protk.dat を指定し、
AnimationXYZを選択して「スタート」させてください。

4.操作方法
 アニメーションさせたいモデルを開くと、サイドメニューに「アニメ」ボタンが追加されます。
アニメを選択すると、サブメニューが表示されます(下記)。

(1)まず初めに「作成」を選択し、アニメーションのフレーム数を入力します(最大10フレーム)。

(2)次に「OBJ追加」を選択し、
 ・アニメさせる動作の基準座標系
 ・開始フレーム
 ・終了フレーム
 ・回転させたい中心軸の方向ベクトルのXYZ値および回転角度を入力
 例えば、X軸なら (1, 0, 0)など。
 ・移動量のXYZ値を入力
このときすべてに [ENTER] を入力すればキャンセルされます。
その後、対象となるモデル(アセンブリも可)を選択します。

(3)「アニメ開始」を選択すると、ダイアログが表示され再生等が操作できます。
 操作は実際に触っていただくとすぐに理解できると思います。

(4)「OBJ除去」は複数のモデルをアニメーションに追加した時で、一部モデルのみ
 外したい場合に、そのモデルを選択して除くことができます。

(5)「消去」は作成したフレームをすべて消したい場合に選択して下さい。

(6)「開発mode」でアニメ動作を記述したファイルを指定して読み込ませることが出来ます。
ファイルは添付のanime_p.datに記述例を示します。
具体的には、ファイルの中身は以下のような行の羅列で、
 0  mov  0  0  0 rot 1 0 0  30
フォーマットは、左から順に
 (1)開始フレーム
 (2)mov(未使用)
 (3)X成分・並進
 (4)Y成分・並進
 (5)Z成分・並進
 (6)rot(未使用)
 (7)X成分・回転軸
 (8)Y成分・回転軸
 (9)Z成分・回転軸
 (10)回転角度(1フレームあたり)
となっています。
次の行の開始フレームまで同じ動作を積み重ねます。
ファイルの最後は999としてください。
サンプルファイルの例では
 0〜2フレーム 回転(1  0  0) 角度30度ずつ
 3〜5フレーム 並進(10 0  0)
 6〜最終フレーム 並進(0  10  0)
となります。

*重要
 アニメ開始で再生した後、「CLOSE」を押す前にフレームを0の状態(初期位置)に
戻してください。これをしないと画面表示(位置)が再生ままで残ってしまい実際の
モデルの状態と異なる表示になってしまいます。
 


5.気になる点
 MPEG画像にも保存できますが、2000i, 2000i2では画像が乱れました。
2001にすると綺麗に表示されました。
グラフィックカードにGeForce2を使用しているためかもしれませんが・・・


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