text : kimie 9月7日から、韓国で公開されている「チャンプ」 今回もウリ天使はあたしたちの期待を裏切りませんでした! で、10回見ても全部わかったわけじゃなく 記憶も曖昧なんだけど、見たい!って気持ちが高じて 書かなきゃ!って気分になっちゃいました つーことでDVDが出たら書き直しになると思いますが(^^;;) とりあえず、なんちゃって怪説いってみます。。。 なんちゃってではありますが、激しくネタバレしちゃってます ネタバレNGな方はスルー願いますm(_)m オープニング 雨の済州競馬場、スンホ(チャ・テヒョン)と家族 そして、キム調教師(パク・ウォンサン)が何かを待っている 傘を持ってきたスンホの後輩騎手ソンヒョン(パク・ドビン)を怒鳴るキム調教師 そんなソンヒョンに 「人生は*追い込みだ。わかるか?」と、スンホ(腐るなよって事でしょうね) *追い込み:競馬用語でレース前半は差しの戦法をとる競技対象のさらに後ろ、競技集団のほぼ最後方につけ、 競走中盤まではスタミナをできる限り温存して、最後の直線でのラストスパートで温存した力を最大限に発揮し、 前を行く競技対象をまとめて追い抜く走り方(ウィキペディアより)わかり易く言うと”逆転”って言葉が近いのかな? 競馬場からの帰り道、車を運転しながら 「ヴィーナスカップに優勝したら結婚式を挙げよう」と、妻に言うスンホ が、 その直後、事故で妻を失い自らも視神経を損傷してしまう そして、3年後のソウル果川競馬場 以前は、スター騎手だったスンホをチヤホヤしていたキム調教師だったが 今はソンヒョンについている 「何居眠りしてるんだ!」 厩舎で居眠りしていたスンホを一喝するキム調教師(小憎らしい!!) 3年前の事故以来、立場が逆転しレースにも出してもらえない日々だったが 一人娘のイェスン(キム・スジョン)と仲良く暮らしている イェスンはいつもパパをいぢめるキム調教師を嫌っていて 顔を合わせれば悪態をつく(いいぞいいぞ^^)
イェスンの悪態に怒ったキム調教師は スンホに「宿舎から出ていけ!」と、怒鳴る
イェスンのためにも騎手であり続けようとするスンホ スンホの唯一の理解者、ユニ(パク・ハソン)に 騎馬警察官募集のチラシを見せられ応募を勧められるが 自分は騎手だからと言い張る 「馬にも乗れない癖に騎手だなんて。。。」 つい、言ってしまったユニだったが 顔色を変えるスンホを見て 「だって目が・・・」
「目の事は二度と言うなよ!わかったか!」と、言い残し行ってしまう そんなスンホの背中を心配そうに見送るユニ (この時点でスンホの目の事を知ってるのは競技中の事故応急処置者ユニだけ。。。) その夜、飲んだくれるパパに喝をいれるイェスン(まるで奥さんです^^)
そんな、ある日 突然キム調教師から騎乗を許されるスンホ が、 何を思ったか町の顔役グァンギュ(キム・グァンギュ)に電話を入れ 家を用意してもらう代わりに八百長に手を貸す約束をしてしまう。。。 この時、グァンギュに「人生とは?」と問われ 「一発勝負?」と答えるスンホ (3年前は追い込みと言っていたのに。。。崖っぷち状態であることを一言で表現してます) そして、レース開催日 パドックを周っているとき客に悪態をつかれ 思わず馬から降りその客に掴みかかろうとするスンホ そして、思い出す、 八百長の合図は”パドックで馬から降りる”だった事を、、、 焦って、これは違うから~と×をグァンギュに示すが 時すでに遅く、その勝負の馬券を10億ウォン買ってしまうグァンギュの手下(ユン・ヒソク)たち そんな訳でどうしても、このレースに勝たなくてはならなくなったスンホ 序盤から馬に鞭を入れ前半はリードするが、馬が突然逆走してしまい落馬 失格になってしまう このことでグァンギュに睨まれソウルにいられなくなりイェスンを連れ済州へ逃げる 逃げた済州で騎馬警察隊に入ったスンホは 3年前、事故にまきこんでしまったユン調教師(ユ・オソン)と その事故で子供を亡くした牝馬ウバクと再会する ウバクはその事故以降、人を乗せることを拒否し続けていた。。。 プロの騎手が来たことで色めき立つ騎馬警察隊の面々 特に騎馬隊のリーダー(キム・サンホ)にライバル意識をバリバリ持たれる^m^ 「うちのパパは300勝した騎手なんだから!」 騎馬隊メンバーに自慢するイェスンを怒鳴ってしまうスンホ 泣きだすイェスン。。。
翌日、ウバクの調教するようにパク室長(キム・キジョン)に言われ初めてウバクと対峙するスンホだったが、、、
見事、玉砕。。。 とうとう、思い通りにならないウバクを畑仕事に連れていくというキム室長に 「俺がウバクを売ってくる!」と、ユン調教師 スンホと連れ出かける が、結局。。。
初めからウバクを売る気などないユン調教師 スンホと競馬場へ行く ウバクはそのまま牧場に連れて帰る その帰り道、3年前に起こした事故現場で再び事故を起こしかけ 「3年前の事、覚えてるか?ここで事故を起こしたとき。。。」と、話し始めるユン調教師 その時初めて、その事故でウバクは子供を失い足がびっこになった事を聞かされる その夜、自分の所為で人間不信になったウバクに近づこうとするスンホ 「お前、食肉にはなりたくないだろ?」 真剣にウバクと向き合うスンホ
雨の中の調教に疲れ倒れこんでしまったウバクを夜を徹して看護するスンホ父娘。。。
翌朝には元気を取り戻したウバクを海に連れ出すユン調教師 そして、いきなり海にウバクを突き落とす
同行していたスンホは慌ててユン調教師に抗議すると 「それならお前が行ってやれ」とスンホも海へ突き落とす 溺れるスンホ 「ウバガ~!助けて!!」 間一髪、ウバクがスンホを背中に乗せ助ける スンホとウバクがソウルメイトになった瞬間
この事をきっかけに騎馬隊も本格始動
そして↓
一方、ソウルでは グァンギュたちはまだスンホの行方を追っていた(しつこいし!) 見つけた明細書で済州にいることを突き止め ↓おソロのお尋ね者Tシャツを着て済州へ向かうグァンギュたち(よりによってこんな可愛いTシャツ着こむとは。。。)
グァンギュたちが迫ってることも知らず騎馬隊初めての任務に就くスンホ が、式典が始まる前にグァンギュたちに見つかってしまいイェスンを連れ去られてしまう ウバクに乗り、追いかけるスンホ 異変に気付いた騎馬隊の仲間たちも加勢し、イェスンを助ける 指名手配中だったグァンギュの逮捕に貢献したスンホが 以前は騎手だったことを知ったKRAの会長が褒美として スンホを騎手に戻してくれる そして、ソウルへ戻るスンホたち その後、スンホの騎手復帰レースはヴィーナスカップシリーズに決まる (ヴィーナスカップは3年前決勝を目前に事故を起こし出場出来なかった因縁のレース。。。)
順調に勝ち進むスンホだったが、視力低下も進んでいた。。。
医者にこれ以上騎手を続けるのは無理と宣告される。。。TT_TT そんな医者の言葉を思い出しながら ウバクの世話をするイェスンを優しい眼差しで見つめるスンホ。。。 イェスンと向かい合い静かに目を閉じる
イェスンの小さい頃の話をするスンホに 「目をつぶると思い出す?」と、イェスン 「思い出すよ、、、イェスナもつぶってごらん」 目を閉じるイェスン 「何が見える?」 「パパ、、、 パパの顔が見えるよ」 イェスンの顔を指でなぞり涙ぐむスンホ。。。 ・・・ (愛する娘の顔さえ、やがて見えなくなる運命。。。↓この切な顔に婆もグシャグシャ)
「違うよ。。。あくびをしたんだよ」微笑むスンホ バカ~と、笑うイェスン。。。 そんなある日、スンホの目が見えなくなりつつある事に気づいたキム調教師が その事をスポーツ記者にリークし、その事が記事になってしまう (しかし、キム調教師 一時はスンホにヒョンと呼ばれていたのに 何故ここまで邪魔するのか ほんとムカつく!あのおばちゃんパーマも!←坊主憎けりゃ袈裟までも現象) 視力低下は騎手には命取り、ウバクには別の騎手が乗ることになる
他の騎手がウバクに騎乗する事を知りユン調教師に抗議するスンホ スンホの気持ちはわかっていても、そんな危険なレースはさせられない。。。何も言えないユン調教師 騎乗出来なくなったスンホはイェスンを連れ亡き妻が眠る納骨堂へ 「君は変わらないね。。。僕は年を取ったろう?」
亡き妻の遺影に不安な気持ちを吐き出すスンホ。。。 「君に会いたいよ。。。」(ひぇ~ 婆、涙まみれじゃい!TT▽TT) レース当日、後輩騎手ウノ(パク・ソンイル)がウバクに騎乗する事になった。。。 待機所でウノにアドバイスをし、壁伝いに去るスンホ その後ろ姿を見送り 姿が見えなくなった途端、急に暴れ出しウノを振り落とすウバク ウバクはスンホを選んだ。。。 「死ぬなら決勝のゴールを踏んでから死ぬ」 再びウバクに騎乗するスンホ
4頭の馬がデットヒートを繰り広げたレースは写真判定でスンホとウバクが制し 3年前に果たせなかったヴィーナスカップ決勝戦進出が決まった。。。 男泣きするスンホ(一番勝ちたかったレースだったと思いますTT_TT) そして、済州から懐かしい面々が訪ねてくる 懐かしい笑顔に大喜びのイェスン^^
その夜、ファミレスで食事中、いらん事を言い出すパク室長 「いままで勝ってこられたのは奇跡なんだから、こんな事はいつまでも続かんよ」 スンホの目の事もイェスンに話してしまう 「パパの目は見えてるもん!おじさん嫌い!」 席を立ちどこかへ行ってしまうイェスン 直後、女の子の泣き声 「イェスン!」 躓きながら(涙)泣き声の方へ行き、泣いていた小さな女の子を抱きしめるスンホ 「パパ・・・」 後ろからイェスンの声 自分と間違えて他の子を抱きしめるパパの姿にショックを受けるイェスン (↑このシーンは切ないです。。。あんなにも愛している娘を間違えてしまったスンホも、、、 それを見てしまうイェスンも。。。TTOTT) 部屋に戻ってもベッドの中で泣いているイェスンに 「パパの目は見えてるよ~」と、スンホ
そんなスンホに自分が書いた文字が見えるか聞くイェスン 答えられないスンホ。。。 イェスンは部屋から飛び出しユン調教師の所へ 「おじさん、パパ目が見えないの・・・パパを助けて・・・パパが死んじゃう・・・パパをウバギに乗せないで・・・」 泣きじゃくりながらユン調教師に手を合わせるイェスン そして、ウバクがいなければパパは馬に乗らないと考えウバクを連れ出す
ウバクを連れ小屋に隠れるイェスンだったが熱を出し、そのまま倒れてしまう 助けを呼ぶために小屋の扉に体当たりするウバク 雨の中、イェスンを探すスンホに ウバクが一緒だから心配するなと、ユン調教師 そこへ小屋から出る際に、また足を痛めてしまったウバクが現れる ウバクの足の状態は最悪だったが運命の時は刻々と迫る。。。 必要以上にスンホを警戒するキム調教師に 「兄貴はスンホと俺のどっちが勝つと思ってるんだ?」と、ソンヒョン その言葉に3年前のオークションの話を始めるキム調教師
今ソンヒョンが騎乗している馬はスンホがソンヒョンの為に落札するようキム調教師に頼んだものだった 自分の事を気にかけてくれていたスンホの気持ちを初めて知るソンヒョン そして、いよいよ運命のレース。。。 (ウバクを連れ出すほどパパを心配していたイェスン、、、その気持ちを知りながら何故スンホはレース参加を 決めたんだろう。。。無謀とわかっていても挑戦する事の意義をイェスンに見せたかったからか。。。 理由はともあれ、往く道を決めた男の顔はカッコいい←結局そこ)
レース序盤、いつものように最後方につけるスンホとウバク 見えない事もありウバクをコントロール出来ずコースを外れて行く 誰もが今回のレースを諦めかけた時 ライバルのソンヒョンがスンホたちに並走しコース修正をする(ソンヒョン、いい奴だったんじゃん) そして、 「人生は追い込みだ! いくぞ!」 ソンヒョンの後ろを追走し始めるウバク そして直線でトップに立つ 場内もこの逆転劇に大歓声 が、ゴール間近、ウバクの痛めた足からの出血に気づくスンホ 「ウバガ!やめろ!死ぬぞ!」 このまま疾走を続けたらウバクの足が危ないと感じたスンホだったが 興奮状態のウバクを止められない。。。 と、手綱を離し自らレースを終わらせる。。。 (数十秒後に訪れたであろう栄光よりソウルメイト、ウバクの命を守る事を選んだスンホ。。。 手綱を離せば自分自身が危ないという事もわかっていての選択。。。泣くしかないです。。。) (このレースシーン、ホント素晴らしかったですTTOTT 競馬映画にこだわり続けるイ・ファンギョン監督の面目躍如) スンホが騎乗してない事に気づいたウバク、走るのをやめ落馬したまま動かないスンホの許へ向かう 静かに目を開くスンホに手綱を預ける。。。 ウバクの手綱をしっかり掴みゆっくりと立ち上がり、ゴールに向かって歩きだすスンホ ゴールの照明がスンホたちを迎える 大歓声。。。 と、 馬場に降りパパの許へ走るイェスン 「パパ!パパ!」 両手を広げこの世で一番愛する娘を抱きしめるスンホ そして、VISAダンス(例のアレです^^ てひょん君のVISAダンス、最高にキュートです*^^*)
ラストにルナ(この映画のモデルになった牝馬)のレースが流れEND 인생은 추입이다 マジ、いい映画です! 133分があんなに短く感じるとは! にしても、、、 今現在の興行成績がありえない 競馬映画という先入観でしょうか?残念ですTT_TT でも、てひょん君の演技はあっちこっちで絶賛されてますね(とうぜんだけど!) セリフの間とか神です! これは天性のものでしょう^^ よくし!チャ・テヒョン 今回も(←重要)感動をありがとう! |