text : kimie ラスト10分のなんちゃって怪説もいってみよ〜(引き続き無駄にハイテンション) 「昨日も思ったんだけど、サンマンさんの海苔巻きはほうれん草じゃなくてセリなのね」 「うん、うちのママがセリは血をきれいにするからって言ったんだ。。。」 ヨンスの一言で幼い頃の記憶が一気に蘇る。。。
台所で海苔巻きを作るママの背中。。。 「セリは血をきれいにするのよ〜」幼いサンマンに教えてくれたママ。。。 振り返ったママの顔。。。 疎ましく思っていた泣き虫おばけの顔。。。 大きくなっても一緒に買い物してねって、ママが言った。。。 「サンマンさん?」ヨンスの言葉もすでに聞こえないサンマン 泣きながら家へ急ぐ。 決壊したダムのように次々と蘇る記憶 お兄ちゃんが映画に連れて行ってくれるって約束してくれた。。。
タクシーの運転手だったパパが新しい車を買って、みんなでドライブした。。。 泳ぎを教えてくれるって、パパが言ったんだ。。。
そして事故。。。。。。 後ろからトラックに追突されて崖下に転落 一人だけ生き残った小さなサンマン。。。 「人ってね、衝撃があまりに大きいと記憶を失くすんだって。。。」ヨンスの言葉が頭の中で繰り返される。 家に着いたサンマン 「どこ?どこにいるの? 行かないで!行かないで!」 と、子供の走る音 「お兄ちゃん?」ちいさな兄に呼びかけるサンマンTT_TT 「サンマンは泣いたり笑ったり大忙しだな〜。あの玩具、お兄ちゃんには子供っぽすぎるからサンマンにあげるよ」 映画館で買ったロボットを指差しながら小学生おばけ
「好きになった女には真心を尽くせよ」 女性の扱いを伝授するハラボジおばけ。(エロじいナイス!) 「タバコはやめろ。。。」アジョシおばけが声をかける。 「アナタが教えたんですよ」 「アナタじゃないだろ?パパだろ?運転もパパが教えてやるからな。 事故にあわないように傍にいるぞ。。。パパ、運転がうまいだろ?そうだろ?」 親指を立て泣き笑いのアジョシおばけ 「そうです。。。パパ」
そして、、、、 「ごめんね・・・」懐かしいママの姿。。。 「ママ、、、一緒に行ってはダメ?」とサンマン 「ママがサンマンを一人ぼっちで置いて逝ってごめんね。。。 でも、ママもおじいちゃんもパパもお兄ちゃんもずっとずっとアナタの傍にいるからね。 だから、、、生きるのよ。わかった?」 「うん・・・」 「彼女いい子ね、ママが作った海苔巻き美味しいって言ってた?」 「うん・・・」 「ママたちを思い出してくれてありがとうね。。。大きくなってくれてありがとうね。。。」サンマンを優しく抱きしめる泣き虫おばけ 天涯孤独になった小さな息子が懸命に生き、大きくなってくれたコトに感謝する泣き虫おばけ。。。深い言葉。。。TT▽TT
一人ぼっちだと思っていたサンマン。。。 実は家族がいつもいつも寄り添っていた。。。
文字通り↑スクリーンいっぱいに家族写真が映し出されたあと オープニングの旅館シーンに戻り、、、 最初と同じ場面でありながら、この幸福感って、、、TT▽TT
で、エンディングロールの最後にまたまたこじゃれた台詞があります。 日本で公開時には最後の最後まで席を立たないでください^^ にしても、、、 婆の涙腺、完璧決壊で大変なコトになった本作、 こんなに感動した映画を見たのはほんっと久しぶりでした。 で、韓国での公開時に「やっぱり チャ・テヒョン」って、フレーズをあっちこっちで目にしたんだけど 「やっぱり チャ・テヒョン」って、すっごい褒め言葉ですよね^^ チャ・テヒョンの映画は間違いない!と観客に思われてるなんて俳優冥利に尽きるんじゃないでしょうか? きっと、これからも「やっぱり、チャ・テヒョンだね〜」って作品をどんどん生み出してくれると思われ てひょん君のファンになって、マジよかったです! てひょん君、素晴らしい作品をありがと〜!!!! |