その日会場に入るまで私たちは期待半分、不安半分でした。

しかし、ドキドキしながら振り返るとその不安は一気に吹き飛びました。
2階席の手すりから垂れ下がる「Tae
Hyun's side」と
「miracle☆taehyun」の2枚の横断幕。
Zeppのシンプルな内装によく映えています。
一同感無量・・・
これを見てテヒョン君が喜んでくれるといいなぁ〜
そしていよいよファンミーティングの始まりです。
まず初めに舞台奥のスクリーンにて、12月にソウルで行われたクリスマスパーティーの映像が10分ほど流れます。
インア劇場さんがホームページに載せてくださった映像でしたが、大画面で見るイベントの様子は、
テヒョン君も大きくて臨場感たっぷりでした。
続いて、『星を愛した王子の夢』のMVが流れはじめたと思ったら、そのイントロとともに「コンニチハ〜」と
突然何の予告もなくテヒョン君が登場し、場内は大騒然!!
白いジャケットにジーンズ。中は青い蝶柄の白いシャツ。髪も少し短くしたようで、
私の「大好く」なゴニスタイルです!そして、お決まりのサングラス。
歌い終わると、「こんにちは〜。ありがと〜、オオキニ!」と手を振りながら日本語でご挨拶。
「おおきに」は今回の来阪で初めて教えてもらって、「ありがとうございます」より簡単で良いと
テヒョン君お気に入りの言葉になったそうです^^
【第1部・トークショー】
まずは、改めてテヒョン君のご挨拶から・・・
「こんにちは〜チャ・テヒョンです〜。はじめまして、うれしいで〜す。よろしくお願いしま〜す。」
と、今度はおなじみの日本語で。
司会兼通訳の方が、みんな全国各地から来ていることなどを話すと、
テヒョン君は「遠くから本当にありがとうございます」と大変感謝されていました。
「大阪に来るのは初めてですが、皆さん楽しんでいってください。」
そして、「ソウルで、次は日本でお会いしましょうと言った約束を、しっかりと守ってくださったテヒョンさんです!
」との通訳さんの言葉に、一同拍手〜〜
テヒョン君は、ライブハウスに立つのは久しぶりなので少し緊張しているがすごく気分がいいこと、
昨夜は「オコノミヤキ」を食べたがすごくおいしかったということを語り、続けて、夜に街を歩いていたが人がすごく多くて・・・
と言ったところで、「え〜〜〜!!」の大合唱。
気付かなかった〜ウロつけばよかった〜という声があちこちで・・・どの辺りだったかはわからないけれど
、とにかく人がすごく多い繁華街を歩かれたそうです。前日大阪にいらした方々、もしかしたらテヒョン君とすれ違っていたかも?
そしてなんと!ここで突然通訳さんが、会場後方の横断幕をテヒョン君に紹介してくださいました。
私たちは、「ヨギヨ〜!!」と叫びながらmiracleタオルをフリフリ♪(笑)
手をかざして横断幕を見ながら、
「日本の方が作ってくれたんですか?オ〜すごく上手くできてますね〜」とテヒョン君。
「スバラスィ〜」と日本語で言ってもらえました〜〜^^
続いて、恒例のケーキカット&サインプレゼント!
クジを引きながら、そこに書かれている数字もなかなか上手な日本語で読み上げてくれるテヒョン君に、
みんな「カワイイ〜」の連呼。
それが終わると、舞台に上がった方の人数もこれまた日本語で確認していたのですが・・・
「イチ、ニー、サン、ヨン、フンフンフン〜〜」まだ全部覚えきれていないようでした(笑)
ドラマ『いつか楽園で!』で着用していたブランドのTシャツや帽子にサインをしながらも、テヒョン君のシャベリは「舌」好調!
マキさんのサインをしながら、「フトマキを思い出します・・・」また、トモコさんが10人中3人もいらっしゃったことから、
「日本ではトモコという名前は多いんですか?不思議ですね〜」なんて言っていました。
サインが終わると、3段のおいしそうなケーキが登場!
「チャ・テヒョンシ サランヘヨ」「10周年 愛しています」とハート型のクッキーにハングルで
メッセージが入っている結構凝ったものだったのですが・・・
文字の間違いを指摘し、説明するのにナイフでクリームを掘ってしまったテヒョン君なのでした(爆)
そんなこんなで、テヒョン君&10人でちょっとキツキツになりながらも、デビュー10周年を記念してケーキカット〜!!
しかし、その後もケーキをいじり続けるテヒョン君。ナイフをグサグサ刺してます・・・
「下の部分はケーキじゃないですね〜」オチも忘れません(笑)
再びトークに戻ります。
デビュー10周年は日本で初めて祝ってもらったが、思ってもいなかったのですごく感激しているとのことでした。
そして、デビュー時の仕事の話に・・・
「最初の仕事はチョイ役で、エキストラのような通りすがりの役でした。
次は「学生1番」というような・・・(笑)『初恋』というドラマにペ・ヨンジュンさんの友達役で出演してから、
少しずつ役をいただくようになりました。当時22才で、そのドラマは高校生から30才まで年を取る役だったんですが
、ペ・ヨンジュンさんの高校生姿がすごく似合わなかったです(爆)僕は似合ってましたよ(笑)
でも、時が経ってだんだん役柄が年を取っていくと今度は自分が似合わなくなってしまって、
それで途中で出番が終わってしまったんです・・・」
客席からの「ケンチャナヨ〜」「ファイティ〜ン」の掛け声に、「タイチョウプ!」と返すテヒョン君^^
それにしても、いつも悲しい思い出の話になってしまうのはなぜなんでしょう(笑)
最後は、ファンからの質問コーナー。
Q:日本で好きな場所は?
「知っている場所が3つしかないんですが、一番印象的だったのは撮影で行ったサホロです。
雪もすごくきれいでしたし・・・大阪もすごくいいところだと思います。ここは夏に来たいですね〜海に行けるから。」
会場からはなぜか笑いが起こり、「別にそういうところはないんですか?」と不思議そうなテヒョン君でした(笑)
Q:好きな女性のタイプは?
「理想のタイプは〜〜とりあえず女性であればいいです。優しくてきれいでお金が多くて・・・(笑)
日本は仕事をもっている女性が多いので、そういう方がいいですね。
韓国では仕事をしている女性は日本ほど多くないので・・・皆さん働いている方ではないんですか?」
主婦の方が多かったのか、「してな〜い」の声に、テヒョン君「そんなに多くはないんですね・・・」
Q:次はどんな役をやりたいですか?
「これといってやりたい役はないです。今までやらなかった役というのが特にないので。
悪役とエロ(!)を除いては・・・(笑)」
そして、悪役はたぶんできないでしょうと言うので、みんなが「エロは〜?」と聞くと、通訳さんも楽しい方で、
「エロやって〜」とテヒョン君にお願い!(爆)
「じゃあ、運動をたくさんして「ヨンサマ」の体になってチャレンジしてみようかな。」
と言って腕をクイクイと動かすテヒョン君に、場内大爆笑!!
ダメ〜という叫び声に、「ヨンサマの体にはまずなりませんよ」と答えていました(笑)
Q:チョン・ジヒョンさんと何度も共演して仲が良いというウワサですが?
「彼女とは2つの作品で共演し個人的にも親しいですが、たぶんもう共演はできないと思います。
『猟奇的な彼女』が大ヒットしてしまったので、他の役柄で一緒に出演すると、あまりよく思われないのではないかと。
あの2人のイメージがとてもよく似合っていたので・・・
『猟奇的な彼女2』とか、そういうのであればいいかもしれませんね。」(一同大拍手!!)
クジに書かれたF列の番号を読みながら、「エフ、エフ、、、エフ・フォ〜」と言うなど、
テヒョン君のシャベリは終始会場の笑いを誘っていました。韓国でも、台湾のアイドルグループ『F4』は有名なんですね〜
そして、第2部のライブの準備のためテヒョン君は一旦退場。
合間にはイベントが始まる直前の来場者へのインタビューなどが上映されました。
【第2部・ライブコンサート】
聴きなれた『I LOVE YOU』のイントロ。テヒョン君、衣装を着替えての再登場です!
白いベストにカジュアルなジーンズ。赤いストライプのシャツに紅白のネクタイ。サングラスも替えています。
みんな一斉に立ち上がり、合いの手をいれながらもうノリノリ!ウ〜ン、モシッタ〜〜
しばらくして私たちは、テヒョン君の腰にぶら下がったmiracleタオルに気付き大興奮!!
まさか、さっそくライブで使ってくれるとは!歌が終わり、嬉しくてまたまたタオルをフリフリする私たちに、
テヒョン君は笑いながら「イップネヨ〜」(感涙)
興奮のあまりスタンディングライブ状態の客席に、「ずっと立ってらっしゃるんですか?」とテヒョン君もびっくり。
「速い曲のときは皆さんも楽しんでいただいて・・・まあ、お好きなようにどうぞ(笑)」
「ライブハウスでこのように公演をするのは2集の活動以来初めてです。
こんな素敵なライブハウスでやるのはたぶん初めてだと思います。
ゼップでしたっけ?オ〜ゼ〜ップ!(笑)すごく有名なところだと聞いてますので、
このライブハウスに泥を塗らないように一生懸命やりたいと思います。」
2曲目は『ありがとう、そして幸せに』
いつか機会があったら、この歌を日本語で練習したいとのことです^^通訳される前にみんなが歓喜の声を上げたので、テヒョン君、ずいぶんハングルがわかるんですね〜と驚いていました。
「待ってます〜」とのファンの声援に、「たぶん待つと思います・・・」(笑)
「なぜか日本のファンの方にお会いすると歌を歌うんですよ。歌う機会は他にあまりないんです。
お酒を飲んだときなんかに歌え〜とは言われるんですが・・・こんなふうに皆さんの前で歌うのは久しぶりですが、
すごく気分がいいです。」
次の『高速道路ロマンス』を歌い終えるころには、テヒョン君は汗びっしょりでだいぶ息切れしていました。
テンポの速い曲ですから、踊りながら歌うのは一苦労でしょう〜
「あ〜、つらくて大変です!」汗を拭こうとテヒョン君がサングラスを外すと、大歓声が!!
「これ(サングラス)、必要なんです。これは協賛なので使ってあげないといけないんです。
日本のタレントさんにも協賛ってありますよね。ないですか?」
「ありますよ〜」という返事に、「そうですよ〜あんなに高いモノ、みんなどうやって自分で買うんですか?
たくさん使うと、たまにひとつくれたりするんです^^」と、ちゃっかりな一面も(笑)
「次の機会には、もっとスピーディーな曲をたくさん持ってきたいと思います。」
緩急とりまぜたラインアップで、続けて『I
Believe』を歌ってくれます。
「前に来たときに日本語を見ながら歌ったんですが、上手くいかなかったようですので
(会場では、そんなことないよ〜との声)今度は原曲で・・・みなさんよくご存知でしょうからご一緒に!」
そして、一曲歌い終わるたびに流れ出る汗を拭うテヒョン君。
「これ、新しいタオルなのでニオイがしますね。かわいいですねぇ、家に持って帰ります。」(嬉)
それにしてもこんなに役に立つとは・・・ヨカッタヨカッタ^^
ラストは、ドラマ『天国の階段』の主題歌『ポゴシプタ』で締めくくられました。
舞台中央の階段に腰掛けるテヒョン君。とても大好きな曲だということで、テヒョン流に情感たっぷりと歌い上げます。
テヒョン君の歌う『ポゴシプタ』を初めて聴いたこともあって、私は今回この曲が特に印象に残り、また感動しました。
【第3部・握手会】
ライブで汗だくになったためかテヒョン君の着替えに時間がかかってしまい、その間に通訳さんが
いろいろとお話をしてくださったのですが、そこで、テヒョン君が「Tae Hyun's side」と「miracle☆taehyun」を
含め日本のいくつかのファンサイトの存在を知っているという話になり、私たちは大喜び!
特にきみえさんは、出掛けに患った腰の痛みもどこへやら、感激のあまり嬉し泣きしていました・・・
芸能人の方のファンサイトをやっていて、これ以上嬉しいことってあるでしょうか。ましてや国も違うのに・・・(涙)
きみえさん、よれよれさん、良かったですね!^^
感動冷めやらぬまま、やっとテヒョン君が現れました。
今度の衣装は、ピンクを基調としたキュートな出で立ち!グレーとピンクのボーダー柄タンクトップの上に、
ピンクの柄の入ったベージュ地のジャケットをはおり、クロスの革紐ネックレスを合わせています。こんな衣装、
日本の俳優さんには絶対着こなせませ〜ん!
そして最後のお楽しみ、来場者約600人との握手会の始まりです。
テヒョン君はひとりひとりの顔をしっかりと見ながら、「カムサハムニダ〜」と言って両手で握手してくれました。
約1時間後。全員との握手を終え、テヒョン君はかなりお疲れのご様子。締めのトークに入ろうとしたところで、
「チャンカンマン・・・」と言って腰をひねったり脚を叩いたりしていました。
その姿もまたかわいくて・・・(笑)
テヒョン君お疲れ様!どうもありがとう〜〜
そして、10周年ということで今後の抱負について、
「どんな仕事をやりたいというよりは、ただもらった仕事を・・・
ドラマになるか映画になるかまだわかりませんが、皆さんには素敵な作品でお会いできればいいなと思っています。
日本での活動については、自分がやりたいと思ってできるものではないので、とりあえず日本でも作品が
公開できればと思っています。またこういう機会がありましたら、しょっちゅう日本にも来たいと思います。」
とコメントし、最後の最後に、
「すごく楽しかったです。大変な面もありましたが・・・(笑)
今日はとにかく、こういうライブハウスでできたというのがすごく意義があったと思います。
次回はもっとカッコイイ姿で来たいと思います。」
といって『友達と恋人』『again to
me』の2曲をプレゼントしてくれました。
『友達と恋人』の間奏では、バックダンサーとなにやら合図を交わしていると思ったら、
なんと流行りの「リマリオダンス」を披露!今回は音も良くて、本当に最高のステージでした!!
全てのプログラムを終えると、「ありがとうごジャいます、オオキニ〜〜!!」と手を振りながら、
風のようにテヒョン君は去っていきました・・・
アンコールの掛け声がかかりましたが、残念ながら予定時間をかなりオーバーしていたため、
テヒョン君からの感謝のメッセージが読み上げられて2時間半に及ぶファンミーティングは幕を閉じました。
「本当にどうもありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにお待ちしております。」
来日直前に悲しい出来事があり、私たちもいろいろと心配していましたが、テヒョン君はそのような素振りは
まったく見せず私たちを充分に楽しませてくれました。
テヒョン君も、私たちのパワーを受け取って、またいいお仕事をされてくれたらと思います。
次回作、みんな期待していますよ〜ファイティン!!p(^−^)q
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