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本来ザフィーラに特徴的なことのみかければよいのですが、輸入車自体初めてなので
輸入車では常識的なことまで記述しているかと思いますがご容赦ください。

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ザフィーラに乗ってとまどった事を少しまとめてみた。 2000.10.09
1、ウインカーとワイパーが逆。
 これは海外でレンタカーを借りたこともあり分かっていたのだが、やはり何気ない操作の時に間違える時がある。例えば小雨が降ってきて1回だけワイパーを動かしたい時やとっさに車線変更しようとした時などは間違いやすい。

2、ヘッドライトのスイッチがハンドルの所ではなくコンソール右のエアコン吹き出し口の下にある。
 これはBMWとかも同じであるが、手元で操作できず手を伸ばさなければいけないため少し不便である。もっとも信号待ちの度にライトを消すのは日本人だけなのでやむを得ないのだが。

3、前席ルームランプを点ける時はヘッドライトのスイッチを引っ張る。
 これはマニュアルを読むまでわからなかった。素直にランプの横に付けた方が簡単だと思うのだが。ちなみにそのせいでドアを開けた時に点いてしまうランプを消すことができない。

4、フューエルリッドオープナーが無い。

 これも最初どこにあるのか探してしまった。フューエルリッドを開けるためのでっぱりが必要という、デザイン上の問題を除けば、合理的なシステムだと思う。

5、ボンネットのオープナーがグリルから出ている。

 最初、いつものようにボンネットとボディの隙間から手を入れて、ボンネットを開けるところを探したのだが無くてとまどった。そしたらグリルからかわいいT字のレバーが出てきてるじゃないですか。これを引っ張るんですよとセールスの方に教えていただき、ちょっと恥ずかしかった。(^^;




About Interior 2000.07.02
ナビの取り付け編の方で詳しく書いていく予定だが、内張の取り付けねじがすべて星形のやつになっており、簡単にはずせないようになっている。一部プラスねじの部分があるが、日本で後付した部分か?
テールランプの球を交換する場合は、テールランプのユニットごと本体から外し、該当部分の電球を交換することになるらしい。その時、リアのツールボックス?のところから手を入れてねじを外すのだが、白い大きな樹脂の頭が付いており、簡単にはずせるようになっている。ねじの件と考え併せると、ユーザーが手を出す部分と触る必要の無い部分を明確に分けているような気がする。ドイツ車では常識?
前の車で使っていたエアコン吹き出し口につけるドリンクホルダーをドア側の吹き出し口につけてみた。するとドアノブと思いっきりかぶってしまい、ドアが開けにくくなってしまった。
サイドブレーキがやたら遠い!サイドブレーキを解除して走り出したつもりが、パネルを見るとサイドブレーキの警告灯がついていることが何回かあった。実際にはブレーキはかかっていないと思うが、気持ちが悪い。警告灯が消えるまで確認してサイドブレーキを解除しないといけないのが不便。

About Exterior 2000.07.02
私が購入したのはポーラシーブルーという紺色の車である。この色は光や角度によってかなり色が変わって見える。きれいに写真を撮ろうと思ったのだが、なかなか難しい。最初見たときは、べたっとした色に思えて、別に良いとは思わなかったのだがライトに照らされたりすると、紫がかったメタリックな色に見え、なかなかきれいである。本当は真っ赤な車が欲しかったのだが、マグマレッドは少し朱色がかっていたのでやめてしまった。MPVの赤色が好きなのだが・・・。(^^;
ミラーが電動格納式でないことに購入してから気が付いた。300万円の車で電動格納ミラーでないなんて日本車では考えられない。そのかわり熱線が付いてるのだが、なぜか右側だけ。右ハンドルなのだから逆ではないだろうか?
給油する前に給油口の開け方を確認しておこうとレバーを探すが見つからない。どうやらドアがロックしていないときは常に手で空くようだ。合理的と言えば合理的?

ファーストインプレッション 2000.07.01
まだ数キロしか乗っていないが、納車後3日目の印象を書きたいと思う。
まず、足回りと椅子がしっかりしていると思った。私は椅子は硬めが好きなのであるが、好みにぴったりである。もともと腰が少し悪いのだが、これなら長距離でも疲れそうにない。さすがヨーロッパの椅子である。
足回りも硬すぎるというほどでもなく、しっかりしていて運転しやすい。ポルシェがチューンしたという話だが、本格的に運転してみるのが楽しみである。
右前のピラーが太くて右折の際見づらいという話題が出ていたが、たしかに死角は多めである。(写真下)
これは妻とディーラーに行ったときに妻が指摘したのだが、後席から降りるとき、足を外に出すスペースが少なく降りにくいと言うのである。これは、ザフィーラの2列目シートが、ドアの開口部に対して通常より前にあることに起因している。普通は背もたれと開口部後端が同じぐらいの位置であるが、ザフィーラはシートの横がはっきり見えるほど前に位置している。そのため、よりドアのヒンジに近いところから足を降ろさなくてはならず、狭くてドアが大きく開けられない場所ではかなり振り向いた状態で降りなければならない。これは、親切にもドアに大きく張り出すポケットをつけていることも影響している。(写真下)
日本では狭い駐車場も多いため、少ないドアの開きでも乗り降りしやすいような構造にしてもらいたいものである。
エンジンについては、試乗したときよりも好印象である。初めはパワーが足りないと思っていたのであるが、街乗りでは十分な印象を持った。ただし、これは一人乗車の状態である。
今回初めてドイツ車を購入した。ザフィーラが日本車と一番違うのはあきらかにエンジンの性能よりボディ剛性、足回りが勝っていると言うところである。ミニバンに200馬力以上のエンジンを乗せGTとか言っている車もあるが、とてもそのエンジンの気持ちいいスピードではカーブに突入できないであろう。とはいえザフィーラの115馬力では坂道や高速で力不足になるかもしれないが、高次元にバランスした性能と見てつき合っていきたいと思う。
運転席右前の死角 後部座席と開口部の位置関係 足の降ろす場所を狭くしているポケット