2005.3下旬頃のXR650R

デビュー当時から気になっていた。
初期モデルに跨る機会があったので、跨ってみるとお尻をずらしてやっと片足がつく状態なのであきらめた・・・。
モデルを重ねるうちに車高下げリンクキットが発売となり、再び購入を考えるようになった。
’04モデルを購入しようと資金を貯めていた・・・。よし、いけそうだと思ったときDT230を買っていた・・・。
XR末弟シリーズが次々とネーミングをCRFへ変えていく、ついにはXR250,400と生産打ち切りとなった。
ある雑誌で、XRのネーミングは市販車として残すが、レーサーはCRFへ統一みたいなインタビューが載っていた。
では、XR650Rはどうなるの?
なんとか’05モデルは出たけど、’06モデルはどうなるやら・・・CRF650Rへ改名?モデルチェンジ?・・・それとも・・・?。
ということで、なんとか資金を調達し’05モデルを購入を決意!!
しかし、時既に遅しでDKモデルが手に入らない状況に!!(04/12/01時点で)
仕方ないので、オーストラリアモデルの’05モデルを購入!!

比較検討はありません。
CRF450X&250Xは純レーサである為、XRのような一般車と同等のメンテナンスサイクルというわけにはいきません。
それなりに手をかけないといけないので眼中になし。しかもXR650Rより高いし・・・。

ショップ選びは慎重に!!
オフロードに精通したプロショップがいいですよ!!
(少々高くても満足いく結果が得られますので・・・)

’06年モデル発表になりましたね。
シェラウドのグラフィックがCR系の物なので、XR650Rのシェラウドには合っていません・・・’05年モデルでよかった。
’06年モデルも出たので今後も発売にはなるでしょう。
(そのうちに、排ガス規制の装置付けられるではと思いますが・・・)

データ
’05年式XR650R オーストラリア仕様(U仕様、又は、AUS仕様と表示されています)
 フルパワーに変更済み
 エンジンオイル-ホンダ純正G3(1500km毎交換)
 ガソリン-ハイオク
 燃費 通勤 16〜17q/g、スピード控えめで18q/g、ツーリング 20q/g


交換パーツ
・ハンドル廻り ・ライトカウル ・ウインカー ・メインスイッチ ・フロントブレーキホース ・ビッグタンク装着 
・ラジエータークーリングファン ・スプロケ&チェーン ・低車高車&ローシート装着車
・テール廻り ・排気系 ・これから交換したいパーツなど


★ハンドル廻り
・ハンドル-レンサル XR250/600タイプ
・グリップ-レンサル ダイヤ&ワッフル ミディアムコンパウンド
・ハンドガード-デイトナ発売のPolisport製SHARPハンドガード → ACERBISのラリーブッシュカード&スポイラー
・レバー類-ラリーショートレバー
・ミラー-クラブ グリーンサムのラジカルタイプ
・レバー類ワーイヤー取り付け部保護 
 初期型CRF450R用のクラッチカバー  現行XR250用のブレーキレバーカバー
 CRF450R初期型用  現行XR250用


ハンドル廻り90%の完成率。
バーパットの黒が今一つマッチしていない。
                 電動ファンスイッチ変更後
05.08.04のハンドル廻り-電動ファンスイッチ移設
ハンドル廻り98%の完成率。
腕時計を何とかしたい。
左側にあると非常に見にくい、バーパットに移すとバーパットのスポンジが変形してしまう・・・。
小型の時計をメーター脇にでも付けられるように思案中。

インプレ--ビッグタンク装着に伴いハンドル&ガードを取り替えた。やっぱスタンダードなのがいいですね。
       レバー類の保護ゴム今のところ具合ヨシ!!


★ライトカウル
マルカワレーシングのUS(CM仕様)タイプハロゲンライトキット装着
ライトバルブは耐震構造H4-35Wの物
インプレ--SUSの板でオフセット取り付けしてある。なので少々浮いた感じになっている。
       カウルとメーター間の隙間が大きいので雨の進入が心配・・・しばらく様子見

       SUS板取り外しし、正規の取り付けに変更済み
デカライトカウル → CM仕様のライトカウルマルカワレーシング仕様
 U仕様ノーマル    CM仕様ノーマル
マルカワレーシングのキットには、ライトの回りにスポンジが取り付けていないので、雨水の侵入の恐れあり。
使用する前にスポンジの取付けをお勧めします(MD30用を頼めばよい)。

 → 
SUSステー有りと無し、横から見ると、こんな感じ。

 → 
上から見ると、こんな感じ。SUS板がある時は明らかに変な感じ。
CM仕様ノーマル状態で取り付ける場合、右画像のようにウインカーステーを曲げてやらないと本来のカウルの曲線は出ません。
カウルとメーターの隙間もなくなり非常に良いです。

ライトレンズについて、レンズカットがワイド仕様なのか広範囲を照らしてくれます。しかし、35Wのせいか、あまり明るくは有りません。
(35Wタイプのバイクに何台も乗っているので慣れは有りますが・・・)


★ウインカー
DK仕様タイプの小型の物(リレーも交換済み)
インプレ--見た目OK、作動音が難点。


★メインスイッチ
ジャベル250の物(小加工必要)
ジャベル250のメインスイッチ
インプレ--見た目&収まり&使い勝手OK。しかし、キーにはS社の文字が・・・。

ジャベル250の物はハンドル取り付け部とキーの部分に段差があり、Fフォークを突き出したときにも干渉することは有りません。
DRZ-400Sの物も同じような感じで、こちらは取り付け部とキー部の段差がなくフラット。突き出し必要ない方はこちらの方が良いです。


★フロントブレーキホース
ブレーキのタッチを改善すべく純正品のゴム製からケブラー製に変更する。
物は、XR600R用の純正フロントブレーキホース品番「45125-MN1-681」。
ナゼこれかというと、XR650R CM仕様もケブラーホースなのだが、マスターシリンダーが違う事により取り付け位置が異なる事。
捻ってやれば取り付けることはできるが、後々悪影響が出る可能性があるので却下。
XR600R用はマスターシリンダー側の取り付け方が同じで、なおかつ取り付け実績があることが上げられる。
難点は、少々長さが短い事(9pぐらい)ぐらい。
取り付け状態はこんな感じ。
  
殆ど問題なし。

インプレ-タッチが改善された。レバーの握り始め(遊び除く)からブレーキが効く感じ。
      劇的な変化はないもののブレーキ操作に違和感がないのが一安心。
      (カックンブレーキになったらどうしようかなと思っていた。)

      ゴムホースに不満のない方は取り替える必要はないと思われる。



★ビックタンク装着
IMS製3.2ガロンタイプのナチュラル色(半透明)
IMSビッグタンク


・取り付け

フレーム取り付けブラケットのネジ穴が合いません。
 
左右均等にずれているかというとそうではない。バラバラ・・・。
仕方がないので、ブラケットネジ穴を削って広げて取り付け。

右シェラウド下の取り付けネジ付近を切除しなければならないのは有名な話。
でもこれは、まだ可愛い方でした。
シェラウドの取り付けネジ穴の位置が皆バラバラ・・・。
取り付けネジだけに始末が悪い。
成型も悪くシェラウドが綺麗にはまりません。

良い点は、フレーム&エンジンとのクリアランスがノーマルタンク以上にとってあるので好感が持てる。
(フレーム側の取り付けブラケットネジ穴修正の仕方で上中下と微妙に調整できる?・・・殆ど誤差範囲か?)

ACERBISキー付きタンクキャップ
ACERBISキー付きタンクキャップを使用中。
ネジのピッチが合うので、IMSにも使用可能。結構便利&安心。

インプレ--ナチュラル色なのでガソリン残量が見えるのが非常にありがたい。
       満タン時は重心が上に移動し、少々ふらつき感が出る。
→もう慣れた。
       航続距離が延び非常に楽(給油が少なくてよい)
→170q走行でもリザーブにならない。大満足!!
       ナチュラル色の為、太陽光が直接ガソリンにあたり蒸発を促していると思われる。
       ACERBISキー付きタンクキャップ使い勝手も良く、大満足。難点は内圧が多少こもる。
       (内圧が抜けているのを確認した。こもりっぱなしではないようだ)
       タンクデカールは張りません。05モデルグラフィックはタンクとのつながりが重要ではないので、必要なし。


★ラジエータクーリングファン
マルカワレーシングの手動式タイプ
(多少の配線加工が必要)
インプレ--ONOFFスイッチが使いづらい・・・要対策検討。冬場はいらないようだ!!マルカワレーシング製電動ラジエーターファン手動式
ビッグタンクとの
クリアランスもバッチリ。






旧ファンスイッチ操作スイッチがハンドルから
手を離さなければ操作できない。
今一つ使いづらい。
(スイッチ自体はプッシュ式なので使いやすいのだが・・・)




電動ファンスイッチ変更
DK仕様ライトスイッチボックス税込み5775円
DK仕様のライトスイッチボックスを使用します。
U仕様はライト常時点灯式なので、DK仕様のライトON/OFFスイッチを電動ファンスイッチとします。
(DK仕様はライトON/OFFできるタイプ)
使用するのは、DK仕様のスイッチボックス上部とU仕様のライトスイッチボックス下部(ウインカースイッチが付いている方ね)
&ハーネスを使用し、2個1にします。

まずは、ライトHi/Loスイッチの移植。

図のように、DK使用の配線を取り外し、U仕様のライトHi/Loスイッチ配線を移植。
(オーナーズマニュアルについている配線図を見ていると分かりますね)

左がDK仕様ノーマル配線、右が移植完了の配線。

出来上がりましたが、素人なのでハンダ付けが今一つ・・・。

次に、電動ファン配線の取り付け。

DK仕様の配線を全て取り外します。

図の右下のように配線し完了。
電動ファンスイッチ設定未完成  電動ファンスイッチ設定完了
1回目失敗、ファン回らず・・・(左画像)。2回目成功(右画像)。

すっきりとした左ハンドル廻り
ハンドル左側すっきりとしました。
DK仕様のライトスイッチボックスがかっこいいです。

暖かくなったせいかラジエータ液のリザーブタンクが減ります。
別段吹いているわけでもないので、減りは緩やかなのですが、月に一度は補充しています。
なので、最近はまめにファンを回すようにしている。


★スプロケ&チェーン
スプロケ-F:15丁、R:41丁(U仕様純正)→F:14丁(DK純正品)、R:45丁(DRCスチールタイプ)へ交換済み
チェーン-DID520ZVMゴールド
純正F:14丁とF:15比較 DRC製スチールR:45丁 DID520ZVMゴールドチェーン
ファイナル(2次減速比)2.733→3.214へ
U仕様ノーマルは、かなりの高速より設定の為乗りにくい。
5速で80q/h以下には下げられない。
交換後、同じアクセル開度で20q/hは下がった。
5速が非常に使いやすくなりました。

DRCのリヤスプロケはスチール製で耐久性も十分ではないかと思います。
丁数も1丁刻みであるのもありがたい。

チェーンは少し良い物をチョイスしました。
F:14、R:45だと108リンクが調整メモリ的にはベストでが、現在110リンクでちょい長めの設定になっています。
このスプロケ設定で110リンクのメリットは、ホイールベースが少し広がるので、身長の低いライダーには足着きの足しになります。
また、純正のタイヤTR8だと白い泥除けのフラップ(ベロみたいなやつ)に干渉しないのも良いです。

チェーン交換を自分で行う為に、南海部品製のオリジナルH型チェーン3ウェイツールを使いました。
初心者でも簡単に使用でき、確実に交換作業が出来る優れ物だと思います。
南海部品製オリジナルH型チェーン3ウェイツール
南海部品製のオリジナルH型チェーン3ウェイツール


低車高仕様→ローシート仕様
・低車高仕様
ウッズプロスの車高下げリンク(3cmダウン)
マルカワレーシング製ローダウンリンク

フロントフォーク1.6cm突き出し

ショートサイドスタンド-DK仕様の物を3cmカット(4cmでもよかった)
ショートスタンド
上がU仕様ノーマル、下がショートスタンド

インプレ--下記参照。身長の低いライダーにはありがたい。
サイドスタンドもキット化してほしい。
       現在、低車高仕様にするとスイングアームとリヤサススプリングが干渉する為取り外しし、アンコ抜きシートを取り付け中。
       今後は、ローシート取り付けで行こうと思います。


・アンコ抜きシート
  TOM'S製表皮&ローシート
今回の作業は全てTOM'Sさんにお願いし製作していただきました。
一番低い場所で、2cmのアンコ抜き&着座部分のエッジ落とし。
シート表皮はTOM'Sさんオリジナルのノンスリップレザー。
既製品(TOM'Sさんオリジナルのね)のXR650R用は合わなかったので、一点物で製作していただきました。
(既製品は着座部分の縫い目なしの一枚物、一点物はタンク上部から着座部分までのびる縫い目がアクセントになっておりいい感じ。

アンコ抜きした分、一番低い所までの角度が急になりましたが、ノンスリップレザーのおかげで滑りません。
ちなみに費用は改造費&シート表皮で2万円ぐらいでした。
(今回はテスト的な感じだったので、中古シートを入手し改造した。念の為、ノーマルシートも持っていたいしね)

足つき検証画像(3枚)
完全ノーマル状態 低車高仕様(リンク等使用) ノーマル車高+ローシート装着
左:完全ノーマル 中:低車高車 右:ノーマル車高+ローシート
各画像のお尻の中心線(ズボンの)の位置で足つきの状況がだいたいわかります。
泥除けの位置で車高の高さも判断できます。

サイドスタンド状況画像(4枚)
完全ノーマル 低車高仕様+ノーマルスタンド 低車高仕様+ショートスタンド ノーマル車高+ショートスタンド
左:完全ノーマル 中左:低車高+ノーマルスタンド 中右:低車高+ショートスタンド 右:車高ノーマル+ショートスタンド
画像:中右が完全低車高車状態、完全ノーマルより若干車体が立ち気味。


★テール廻り
・泥除けの変更
baja designsのLEDテールライトキット
baja designsのLEDテールライトキット。
各必要な穴あけ以外、ほぼボルトオン状態。
取り付けも簡単。

・フェンダー上ダミーランプの有効化
DRC MOTO LEDインナーキット
DRCのMOTO LEDインナーキット フェンダー上にランプがくるタイプ用。
完全ボルトオン。

・ライセンスプレート灯追加
DRC ライセンスプレート灯
DRC ライセンスプレート灯。
上記のテールライトもライセンスプレート灯は装備しているが、
ナンバー取り付け位置で機能しなくなりそうなので、別途用意した。

・リフレクター取り付け
デイトナ製リフレクター
デイトナ製のT字型、反射板が小型の品。
ナンバープレートの後ろに来るように配置し、すっきりとしたテール廻りをそこなわないようにした。

・点灯テスト

昼間の状態。
フェンダートップは確認しづらいが、テールライトの方は昼間でこの光量、十分です。


夜間の状態。
予想以上に明るい。ブレーキランプも凄まじく明るい!!
別体のライセンスプレート灯もちゃんと機能しています。
(テールランプのライセンスプレート灯はやはり機能していなかった・・・)

取り付けに際しては、どれもボルトオン状態だが、一部配線がギリギリの物があるので、
必要に応じて延長してやる必要がある。
予想以上の光量で大満足。
テール廻りもすっきりとしました。

・ナンバープレートホルダー
アルミ製の枠の中にはめ込むタイプ。
ナンバープレート脱落防止に効果覿面!!

インプレ--フェンダートップのDRC LEDキットが非常に視界性が良いく、非常にお薦め!!
この状態で、車検討しました!!
(ナンバー灯も装備しているので、検査官に何も言われる事無かったです。
)


★排気系
サイレンサー&エキパイをFMF TITANIUM 4&POWER BOMB EX-PIPEにしました!!



取り付ける前にパワーボムに断熱材を巻きつける。
火傷防止と合羽融け防止です。


Titanium 4のはずが・・・Factory4.1のステッカーになっています。


取り付けは簡単、各部のクリアランスを見ながら取り付ければOK

インプレ--全体的に一回り力強くなった感じです。換えて正解!!


これから交換したいパーツ
・リヤキャリア→必須・・・現在キャリア無いので超不便 → 購入済みの取り付け待ち→最近なくてもいいかなーと思い始めている。
・ワイドステップ→お金に余裕が出たら予定
・強化ジェネレータに交換したい 
など

★よい所
誰にでも乗りやす設計はグッド!!
意外に始動性の良いエンジン。
メンテナンスしやすい。
好き勝手にいじれる。

★気になる所
クラッチが非常に重い→渋滞路以外はツーフィンガーで大丈夫。
アクセルワイヤーが異常に短い
チェンジ&ブレーキペダルが内側に向きすぎ操作がしづらい
チェンジベダルでスニーカーが駄目になる。
振動が多く、ボルト&ナットが緩む→最近振動は気にならない。ボルトナット緩みなし。