XR650R エンジン オーバーホール

10月下旬の事・・・またフロントスプロケのフィキシングプレートが磨耗してきたので交換しようとしたら・・・
フィキシングプレートが変な具合に磨耗しているのを発見した
で、カウンターシャフトを見てみると・・・プレートストッパー部分も磨耗しています・・・。
この時は、見なかったことにして・・・そのまま復旧

06/11/3
車検が近い事と、修理対応に備えエンジンのFスプロケ廻りを掃除する。
Fスプロケ外して・・・凄いの見ちゃいました!!

カウンターシャフトのスプラインが磨耗しています。


付いてたFスプロケの内側も△に尖って磨耗してます。
画像内の右側の新品と比較すると、その磨耗具合が一目瞭然です。


新品のFスプロケを組んでみるとこんな状態!!
隙間が開いてますね。
かなりの磨耗です。

今日は、このまま新品のFスプロケと新品のフィキシングプレートを組んで終了とします。
車検を先に受けるか、修理を先に出すか悩みます。

06/11/中旬
修理をするべくお店を探します。
買った販売店は・・・。
知ってるお店も・・・なので、ネットで探します。
東京の有名ショップに確認するも・・・今一つの反応。
で、見つけたのが『ガレージ ハイブリット』さん。
HP上である程度、修理の工賃が分かるようになっています。
しかも、雑誌等に出てくる有名なお店です。
1つ難点は、お店の場所が栃木県ということ・・・悩みます。
悩んでる間に車検を受けられる時期になりました(^^;;
なので、車検を先に受けてから考えます。

06/12/06
車検終了を待って、ガレージ ハイブリットさんにメールで問い合わせ。
快いお返事を貰い決定です!!

06/12/10
7:45 栃木県藤岡町のお店へ向けて出発!!(23812.7q)
行きは、高速で移動します。

東北道羽生PAでトイレ休憩。

館林ICで高速を下りてお店へ向かいます。
道も分かりやすく、開店10:00ぐらいに到着。
ゆっくり移動でこの時間(休憩含み)意外と近いですね。

ガレージ ハイブリットさんです。
雑誌等で有名な金子さんのお店です。

金子さんとお話して、知識も豊富預けて安心できると感じ、選んでよかったなーと思いますた。
電車の時間までお邪魔して、バイクを預けて帰宅です。

06/12/10〜20
エンジン オーバーホール中!!
オーバーホール中に画像で作業報告をしていただきました。
お店が近くなら是非見たい作業ですがそうも行きません。
遠方からだと非常にありがたいサービスです。
(メールで画像が送れるなんて、便利な世の中になりましたね〜)
@ A B
@:ヘッドカバー
A:カムの一部に虫食い状のキズがあります。
B:シリンダー、走行距離の割には状態いいようです。

C D
C:バルブ廻り、燃焼室のカーボンの付き具合はそれなり、ピストンは走行距離の割には綺麗だそうです。
D:クランク廻り、クランク問題なしベアリングも問題ない。

E F
E:クランク軸にベアリングを取り付けるためにオイルで煮ています。熱膨張を利用して難なく取り付けるためです。クランクに余計な力をかけない配慮からです。
F:取り付け完了。

G H
G:問題のカウンターシャフト交換、手前が磨耗品です。
H:燃焼室のカーボンを綺麗にしていただきました。

I
I:排気ポート内も綺麗に研磨していただいてます。

J K
J:エンジンを下ろされたXR650R・・・恥ずかし〜っ!!
K:エンジン組みあがり!!

L M
L:エンジン搭載完了。
M:エンジン搭載後テスト・・・オイル漏れ等の確認です。

N
N:取り外し部品を頂いてきました。カウンターシャフトの磨耗具合・・・凄いですね。

エンジン分解してみて走行距離の割には状態がいいとの評価をいただきました。
そんなに高回転域を多用していないのがいいのでしょうか?
後、エンジン内部が『茶色いオイル染み』が有るとの報告・・・画像@番で確認できます。
恐らく、使用エンジンオイルが悪いんじゃないの?
という指摘を頂いたので、使用オイルを『ホンダ純正 G3 半合成油』→『カストロール R4レーシング 全合成油』へ変更します。
(ワコーズ 4CRも進められましたが、高いので却下)

06/12/22
オーバーホール作業終了したとの連絡があったので、引き取りに行きます。
電車でお店まで移動。
10時過ぎ・・・久しぶりに我が愛車とご対面。
金子さんがエンジンをかけます・・・デカイです排気音!!
久しぶりなもので・・・(^^;;

ご苦労様でした!!

さて帰りましょう!!(23944.2q)
帰りは、下道で帰ってみます。
意外と道順も簡単で、かなりの渋滞路を進みましたが、3時間ぐらいで帰宅。
下道でも案外と近いですね。(24040.3q)

オーバーホール内容
・バルブ廻り整備(カム取替え)
・カムチェーン廻り取替え
・ピストン&リング取替え
・カウンターシャフト取替え
・シフトシャフト取替え(リターンスプリング取替え)
・ベアリング全取替え
その他少々
基本的にクランクケースを割らないと交換出来ない物は、問題なくても交換してもらっています。
(クラッチ廻りは、単体でバラせるので今回は手付かず)
結構、修理代が安かったのが救いです。
定期的にオーバーホールしてやるのが、調子維持につながると思いますね。
なので、次回も5万qぐらいで考えてみようと思います。

06/12/29
修理から帰ってきたものの乗っていない。
スプロケ廻りを交換してからと思っているから・・・で、暇が無かった。
ようやく暇が出来たので、スピロケ&チェーンを交換する。(24040.3q)
交換作業も2回目。
南海部品のH型3ウェイツールを使って交換します。
F:15丁、R:48丁、チェーンDID520ZVM110リンク・・・チェーンがちょっと短いぞ〜!!
フィキシングプレートも新品の物を付けておきます。
交換作業も終了したので、いよいよ馴らし運転が出来ます。

07/01/09
馴らし運転開始後、500qを越えたのでエンジンオイル&フィルターを交換します。(24472.8q)
いつものやっているので、楽チン作業♪♪
明日は、タペット調整をする為に再びガレージ ハイブリットさんにお邪魔します。
なので、タンクを外して、細部まで油分と汚れを除去しておきます。

07/1/10
朝10:00出発!!(24472.8q)
一路北上!!

13:00ぐらいにお店到着!!(24578.9q)
ゆっくり走って3時間やっぱ近いです。

とりあえず、エンジンを冷ましてからじゃないとタペット調整できないらしいので・・・
(乗り出す前、完全に冷えている状態がいいみたいね)
その間に、金子さんのXRを借りて佐野市内までラーメンを食べに行きます。
帰ってきたら作業始まってました!!

吸気側・・・上死点をだして調整。


続いて排気側・・・ジェネ側は普通に調整するみたいですが、
クラッチ側は、上死点の出し方に気をつけなければならないらしい。


上死点はジェネカバーを取り外さなくても出来ますが
外した方が楽チンらしいです。
外さない場合は、カバーの小さな穴から覗きながらキックでクランク動かして・・・
外した場合、Tレンチでグルグルっと回し、合わせマークもみやすい。

作業も順調に終了し帰ります。
ご苦労様でした!!

帰路は、復活したパワーを楽しみながら帰ります。
(免許にやさしい運転で!!)
帰りは、寄り道しても2時間40分・・・こりゃ近い。(24687.8q)

次回のタペット調整は5000q後でいいよってアドバイスを頂いたので
自分でしてみようかな・・・でも、完全に無風の時を狙わないと・・・ゴミ入るし。
料金もそれほど高くななったので、次回もお願いしてもいいかも〜って思います。
ツーリングがてら出かけてみるのもいいものです。

エンジン オーバーホール無事に終了してホッとしています。
これからは、フィキシングプレートの磨耗を気にしかなが走りたいですね♪