健康意識高まり規制強化 喫煙率過去最低30%切る
毎日新聞 2004.10.20
成人でたばこを吸う人の割合は今年6月現在で29.4%と、前年より0.9%低下し、9年連続で過去最低になり、初めて30%を割ったことが19日、日本たばこ産業(1T)の調査で分かった。

男性は前年比1.4%減の48.9%女性は同0.4%減の13.2%だった。同社は「健康に対する意識の高まりや、喫煙をめくる規制の強化などが影響している」と分析している。

 調査は全国の成人男女1万6000人に実施し、68.0%に当たる1万875人から回答を得た。

 JTによると、喫煙率が最も高い年代は男女ともに30代で、男性が56.3%、女性が21.33%だった。

地域別では北海道が男女とも最も高く、それぞ54.2%、20.3%

毎日吸う人の1日当たりの平均喫煙本数は、男性が前年より0.5本少ない22.4本、女性は0.7本少ない16.5本だった。

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