仏国鉄、年内に全車両禁煙 違反は罰金6000円
共同通信社 2005年8月19日
要約)
フランス国鉄(SNCF)は年内に列車内での喫煙を全面禁止する。
違反者には45ユーロ(約6000円)の罰金。

高速列車TGVは2004年12月から禁煙を導入。
その後、パリ近郊など国内の約半数の在来線急行列車も禁煙。
2005年9月から夜行列車と残りの在来線急行などが順次禁煙となり、年内には国鉄は全面禁煙。

国鉄当局は2006年に約500万-1000万ユーロの予算を投入して、計4000の喫煙車両を清掃し、座席や壁、床にしみついたニコチンの臭いを洗い落とし、灰皿をふさぐ。

フランスでは、政府のたばこ価格の値上げで成人の喫煙率が約30%(03年)まで低下した。


もとに戻る