進まぬ米国の禁煙対策 Medical Tribune 2006年3月16日 |
要約) バーでの喫煙に関しては,1998年には48州が制限を設けていたが,現在は43州が制限なし CDCのデータでは, ○50州中23州が2005年の第 2 四半期末において喫煙に対して全く制限なし。 レストランでの制限を課す州は 8 州のみで,3 州は喫煙所のための独立した換気装置の設置を義務付け,17州が喫煙所を認める。 現在、レストランは, ○9 州が禁煙法を通過させ, ○3 州が独立した換気装置のある場所での喫煙許可 ○17州で禁煙席の設置が定められているか,もしくは認められている。 ○19州は何の制限もなし。 この報告後に,オクラホマ州も議員室をはじめすべての公共建造物での喫煙禁。しかし,議事堂の地下には議員も喫煙室設置。 各市も禁煙条例 ○ニューヨーク市の保健・精神衛生局による禁煙の経済効果に関する 1 年間のフォローアップによると,禁煙によりバーとレストランの経営に悪影響はなかった。 ○エルパソ(テキサス州),レキシントン(ケンタッキー州),トレド(オハイオ州)の各市でも禁煙はバーとレストランの経営に打撃を与えなかった。 ○カリフォルニア州ではバーに対して換気された独立喫煙所を義務付ける法律を制定したが,制定の翌年の経営は改善。 ○フロリダ州では禁煙法施行後の 1 年間にレストランの売り上げが 7 %増加し。 |
私見) 禁煙にしてもあまり経営には影響はない。本当にうまいものを食べたければたばこを吸わなくて客は来るのだ。 |