『吸いたくなくなる』禁煙治療薬 バクレニン Nikkei Medical 2007.1 |
要旨) 米国では2006年5月に承認、日本でも2007年末頃承認予定。 α4、β2ニコチン受容体に結合し、弱い満足作用(アゴニスト作用)が得られる。ニコチンはレセプタに結合できなくなり、喫煙による満足感は得られなくなる。 服用すると次第に喫煙本数が減り、無理なく禁煙できるという自信がつく。 ニコチンパッチの痕を嫌う人、ガムが噛みにくい職場環境の人、循環器系の基礎疾患を有する人によいのではないか。 ニコチン製剤には末梢血管の拡張作用があるため、不安定な狭心症には禁忌となっている。バクレニンは循環器系疾患に関連する投与制限は設けられない見込みだ。 |
私見) そんなに効かないという話もあるが、使ってみないと分からない。 |