小さなおみやげピンバッジ
小さなおみやげというと、なにを想像されますか。
旅の思い出になり、集める楽しさがあり、それほど高価ではないものとして、使いのこしのコイン、指ぬき、民族衣装を着た小さな人形、絵はがき、それにピンバッジなどがありますね。
ピンバッジは、オリンピックなどの国際イベントのとき、交換風景がテレビなどで紹介されるのでご覧になったことがあると思います。これは、おみやげとしてだけでなく、コミュニケーションの道具にもなるので魅力があります。
おすすめのピンバッジは、国旗をデザインしたものです。日の丸とその国の国旗を組み合わせたものがあり、両国の友好をあらわすとともに、私たちの国籍を示して友達づくりに一役かってくれます。
「日本からですか?」
「デンマークに行ったことがあるんですか?」
「それ、どこの国ですか?」
そんな会話がうまれてきます。
今まで旅した国のバッジを帽子やカバンにつけている方を見かけますが、旅の足跡を感じます。
国旗でなくても、国や街を象徴するバッジがあります。ベネチアのカーニバルの仮面やパリのエッフェル塔、ニューヨークの自由の女神などです。そういったものをつけていると、
「ベネチアへ行ってこられたのですか?」
「パリは、どうでしたか?」
などと機内や空港の待合室などで話がはずむことがあります。こうして、旅の思い出がふえていきます。
また、博覧会やオリンピックなどのスポーツイベントのピンバッジは、その時だけのものですから貴重です。たまたまそういう時期に旅したときには、ぜひ一つ手に入れておきたいですね。
たまったピンバッジを、ビロードなどの布にとめて額に入れると、すばらしい記念品になります。
小さなものですが、思い出として、コミュニケーションの道具として、偉大な側面をみせることがある、ピンバッジです。