トイレ上手に
海外に出て、トイレとお金が上手に使えるようになったら旅のベテランといえるでしょう。海外で、行きたいときにトイレに行けなくて困ったことや、お金がうまく使えなかったことはありませんか。
ここでは、トイレ上手になるコツをお話しましょう。
まず、
出発前にホテルの自室ですませておきましょう。ホテルのロビーにもお手洗いはありますが、荷物をもって入ることになり、特に女性の方は使いにくいと思います。海外では、観光地でもトイレが少なかったり、有料であったり(お金がおしいというよりも、コインがなくて使えないことがあります)、汚れていたり、そして、治安面でも問題があるところがあります。ですから、レストラン、カフェ、ツアーで入るおみやげ屋さん、博物館や美術館といったところを利用しましょう。
行けるときに行っておく、というのが海外では鉄則です。デパートなどでもトイレは各階にはなくて、探し回ることがあります。有名ブランド店などでは、顧客用のトイレ設備がないところが多く、ビルの中のトイレは犯罪防止のために鍵がかかっており、鍵を借りなくては使えないところもあります。
レストランにツアーなどのグループで入った場合、食事のあとはこみあいますので、
お皿とお皿の間を利用するとよいでしょう。レストランによっては、お手洗いが一カ所だけというところもあり、食後に集中すると時間があっという間にたってしまいます。街を歩いているとき、お手洗いを利用したくなったらカフェに入ると便利です。コーヒーでも一杯のみ、一休みして、お手洗いを使わせてもらいましょう。
「トイレ」という言葉が通じないときには、
手を洗うジェスチャーをすると、多くの場合わかってもらえます。トイレのマークもお国柄を反映しています。男・女の区分を色でしたり、ドイツなどでは頭文字で示しています。「H」が男性、「D」が女性です。もし、わからなかったら、出入りする現地の人たちを見て判断してください。
なお、公衆トイレではペーパーの用意がなかったり、便座が壊れているところもありますから、ペーパーは必携です。