我等の宿泊の出発の時

キャッシャーでチェックアウトした宿泊客から、「これ、なんでしょうか?」 バーの飲み物代。
バーには行ってないという。伝票の控えをみせてもらう。
バーの利用者が、部屋番号をあやまって記入していた。
「ルームサービスなど、利用していない」他の部屋の伝票で、請求されていた。
カードキーになり、宿泊客が口頭でいう部屋番号を きいて、係員はコンピューターから伝票を出す。
聞きまちがいがおこることも。
間違い防止は、「キーの入っていた封筒やホルダーの 提示」海外では、部屋のミニバーの利用は自己申告制。
部屋にある伝票に、何を何本飲んだか、チェックアウトのときに申し出る。
宿泊客の出した伝票をみて、キャッシャーが首をかしげた。利用数の欄に「正」の字が。
オーストラリアのホテル。
「お部屋のポテトチップスを、お召し上がりですね。3ドルお願いします」
「タダと、書いてあった」と、日本人客。 パッケージの表面に、「FREE(タダ)の、おまけつき」
北京、華僑ホテル。
「カーペットにタバコのこげ穴があるので、 400元払ってください」
喫煙しないので、前回の泊り客の可能性がある旨を説明。
身に覚えのないことは、断固主張を。

ホーチミンのホテル。
タクシーを利用してホテルへ。料金は運転手に支払った。ホテルの係員がサインしろというのでサイン。
それが、タクシー代として部屋付けに。支払ったお金は、チップだったというわけ。
貸し金庫の利用代を請求されたツアー客。
「テストして、使いませんでした」
「今、金庫はどうなってますか?」「閉まっています」 中に空気を入れて、利用したことに。

ロサンゼルスで、フロントにある安全金庫のかぎを紛失。
セキュリティーとエンジニアを呼んで、利用者立会いのもと、客用とホテル用の二つのかぎを壊す。
ハンマーとポンチを使い、5分以上。 それを見ながら、「ハード・ワーク!(大変ですね)」
「簡単にあいたら、金庫じゃないですから」このホテルの金庫室には、 かぎの壊されたボックスが10個くらい。
「みんな、日本人」と、セキュリティー。100ドルの弁償金を支払わされたツアー客。
「もうかっているね」「電話代が未払いの部屋があります」該当の宿泊客に確認。
「電話、されましたか?」「留守電だった!」 イギリスにて。
「海外で使えるケータイを日本から持参したけれど、ホテルの方が安いと思って部屋からかけたところ、 請求が5000円。
これだったら、ケータイからかけたほうがよかった」
ニューヨークのホテルで、電話代の請求。
「留守で、通話はしていません」と宿泊客。 「呼び出し音が6回目から、チャージされます」
フリーダイヤル、コレクトコールも、ホテルの部屋からだと手数料が必要なことが。
英国では一回300円くらい。

ハワイ島、ナニロアリゾートホテル。館内案内の電話の項目。
日本語で、 「料金 最初の1分13ドル62セント、その後1分毎に8ドル61セントかかります。」 (06年03)
ハワイのテレカ自販機。貼られたステッカー。 「日本まで、10ドルで約30分。20ドルで約70分話せます」
有料チャンネルの請求をされたツアー客。
「アダルト、見ていません」 「有料番組は、アダルトだけではありません」


オーストラリア、ケアンズのホテル。
ビデオ代が部屋についている。映りが悪く、係員をよんだが修理できなくて、見れなかった宿泊客。
同じホテルのスタッフだから、連絡してくれていると思ってました」
チェックアウトの時、ビデオの料金がついているかどうか確認してほしいという宿泊客。
「リモコンのボタンを押しまくったので・・」早朝の出発のときは、前夜の精算がおすすめ。
精算をすると、部屋の鍵が使えなくなることが。そこで、ひとこと。 「支払いはするけれど、へやは明朝まで使います」
うしろにどんなに長い列ができていても、明細書の不明な点は、納得がいくまで説明を求める習慣を。
「日本人は、並んでいる人に気を使い、簡単に支払われますが、支払った後で、払い戻しを受けるのは、至難です」
添乗員が集まったとき、ホテルから信じられないものを持ち出した人がいる、と話題に。
「何だと思います」 テレビとか、ランプとか出たけれど、その品は、カーテン。
さすがにホテルから連絡があり、返却してもらったという。
それにしても、どのようにしてはずしたのだろう、とか、よくスーツケースに入ったね、とみんな不思議がっていた。
「私のお客さん、シャワーのヘッドを持ってきてました」
「電卓と間違えて、テレビのリモコンを持ってきちゃった人がいます」
中国では、管理が厳しく、ハンドタオル10元(約150円)、バスタオル100元などと書いてある。
部屋にある写真集は、300元。 中国で、プラスチックのハンガーが壊れているので2元(約30円)払えといわれたことも。
コップをバンケットルームから持ち出した人に、100元の請求。高いというと、「フランス製だ」同じような話。
部屋のスリッパを持ち出した宿泊客に100元の請求。サービスではないのかと聞くと、 「革製で、有料です」
中国北京。
部屋にあった布製のランドリーバッグに、ゴミを入れて捨てた宿泊客に20元の請求。