NHKに物申す(2009年3月3日)

  1. 多過ぎる再放送

    私はNHKのハイビジョン特集などの番組が好きでよく見るし、気に入った番組をブルーレイ・レコーダーにダビングして後で楽しんでいる。 レコーダーにはお好み番組の録画機能があり、好きな番組名を登録しておくと自動的に予約して録画してくれる。

    したがって、もしNHKが同じ番組を再放送すると、その都度、親切に録画を繰り返すので、再放送の頻度がすぐ分かってしまう。

    最近感じるのは、月に数回も再放送される番組が相当ある事である。 真面目に視聴料金を払っている者には、NHKが経費節減のため新番組の作成を抑制しているとしか考えられない。 NHKは膨大なコンテンツのストックを持っているので、いざとなれば、ニュースなどを除いて新番組を作らなくても日々の番組を再放送ばかりで編成する事ができる。 視聴者のために内容の優れた新番組をそれほど作らなくても、なんとか経営していける。 そこにNHKが安きに流される誘因がある。 熱心な視聴者にとっては許せない怠惰さが覗える。放送料に見合った充実した番組をもう少し増やして貰いたいものである。

  2. 多過ぎる番組予告

    最近のNHK は暇さえあれば、番組の予告をしている。 民放テレビのコマーシャルの様にしつこく感じる。多い時には毎日数回同じ番組の予告を聞かされる。 さらに、1ヶ月も先の番組予告までされたのでは視聴者はたまったものではない。

    私はNHKテレビをよく見る方なので、予告頻度の多さに辟易しているきらいもあるが、多分平均的な視聴者にとっても、予告頻度は多過ぎる感じがすると思う。 視聴率を上げたい気持ちは分かるが、しつこくない程度に頻度を下げ、1ヶ月も先の予告などきっぱりと止めて貰いたい。

  3. ハイビジョン化の遅れ

    民放よりはNHKの番組のハイビジョン化は進んでいるが、アナログのハイビジョン放送が無くなってもう一年以上経つのに、BS-1BS-2のハイビジョン化がまだ実現していない。 アナログ放送の廃止をしたら周波数帯が空くので、やる気さえあれば直ぐにでもBSの全ハイビジョン化は可能なはずである。 怠慢としか思えない。

    追記)有料放送のWOWOWも、毎月送って来る番組表を見ると、2/3以上が再放送番組で占められている。 しかし、加入者の総数を比べると、これはWOWOWにとってはまだ許せる。 NHKの再放送率は正確には分からないが、多分WOWOWに近い値だと推察する。 これはNHKの努力が足らない事を表している。