私の好きなデジカメ(07/02/17)
デジタルカメラは、従来の銀塩フィルムカメラを完全に凌駕した。
私が一番気に入っているのは、カメラ店にフィルムの現像や焼き増しを頼む必要が無く、撮影したら直ぐパソコンに取り込んでA4版の写真に印刷できる事だ。
最近、デジカメの性能は著しく向上して来た。 手ぶれ防止機能や人物の顔を認識して美男美女に撮ってくれる便利な機能が取り入れられ、小型軽量化も進んで気軽に持ち運べる様になった。
一方、デジカメ一眼レフ・フアンには、コストパーフォーマンスの良い製品が各社から発売されている。 しかし、私はコンパクト・デジカメの方が好きだ。 一眼レフは大型で重いし、接写や望遠レンズなどを揃えると高くつく。 性能も大差は無く、強いて言えば、コンパクト・デジカメの欠点はダイナミックレンジに余裕が無い事位だろう。
デジカメ発売以来、画素数の増加する度に、数台、デジカメを買い換えてきた。
最近は、リコー製の「Caplio R5」を愛用している。 このカメラの特長は広角(28mm)である事、1cmまで接写できる事、7倍の光学ズームと手ぶれ機能がある事などである。 とにかく、きれいな写真が撮れる。
その上、ユーザーサービスが非常に良い。
このカメラのファームウエア(カメラの各機能をコントロールするソフト)は、発売後想定しなかった不具合が見付かると、インターネットのホームページからバージョンアップしたものに簡単に書き換えられる。
2006年末に発売されて以来、お客の要望に応えて、既に2回のバージョンアップをしてくれた。 その上、個人的な質問にも親身になって対応してくれる。
私の記憶では、発売後ファームウエアを書き換えられるカメラは他には無いと思う。 一般に、ソフトには必ずと言って良いほど隠れたバグがあり、バージョンアップは常時行われている。 しかし、デジカメの世界で機器の機能を制御するソフトをバージョンアップしてくれるメーカは珍しい。
他のデジカメなら買い換えなければならない所を無料でサービスしてくれるので助かる。
これぞ、真のユーザーサービスではなかろうか。 他社も他山の石とすべきである。
デジカメの市場ではキャノン、パナソニック、カシオなどに人気が集中しているが、彼らは「リコー」の良さを知らず、メーカーの巧みな宣伝に乗せられているに過ぎない。
最近このカメラで撮った「日日草」の接写写真の迫力を見てください。