女性は何故腋毛を隠すか?(02/12/19)

  1. 羞恥心

    人間には何故か性に対する羞恥心がある。 一般の動物には発情期があり、それによって性行動が規制されている。 しかし、人間には発情期らしいものが無い。 

    猿に自慰行為を教えると死ぬまで遣る、と聞いた事があるが、人間はそれ程馬鹿ではない。 性に対する羞恥心が暴走を規制しているのではないかと考える。

  2. 毛を剃る

    昔は着物を着ていたので、腋毛は独りでに隠れた。 今の女性はノースリーブを着るので、剃らないと腋毛が見える。 男性は女性の腋毛を見ると性的な興奮を覚えると彼女達は思っている。 それを避ける為に腋毛を剃る習慣が広まったのだと思う。

    これは女性の思い違いである。 自然なものは全て其の侭にしておくべきであり、腋毛を見たからと言って男性は興奮しない。 皆が生やしておれば慣れっこになって興奮などしない。 頭の毛を生やしているのと変わらない。

    皆が同じ事をすれば良いだけで、今は剃る方にシフトしているだけの事だ。

    多分、アメリカ人などの真似をしているのだろう。 国によっては其の侭にしている所だって幾らでもある。 自然な状態に帰る事を期待している。

  3. ヘソ出しルック

    矛盾しているのは、腋毛は剃る癖に、ヘソをわざわざ露出して歩く「ヘソ出し」ルックが流行っている事だ。

    女性は本質的に男性を誘惑したい本能を持っている。 化粧したり付け睫毛を付けるのもその所為だ。 ヘソを出す方が腋毛を剃るより効果的だと思っているのだろうか。 希少価値の有るもの程、興奮の度合いは大きい。 皆がヘソを出すと男性は興奮しなくなる。 その時こそ、「腋毛」を復活するチャンスだと思うが、女性は別の新しいファッションを見付けてそちらの方に流されて行く気がする。

    残念ながら、腋毛の復活はもっと後の世代になるのではあるまいか。

  4. ヌーディスト

    原始人や文明に汚されていない種族は殆ど裸である。 文明が進むに連れて特に女性は体を隠す様になった。 しかし、自然主義者が、人間は裸で居るべきだと反省し、「ヌーディスト」クラブを作った。 彼らも最初の内は相手の裸を見て興奮したであろうが、直ぐに慣れて自然に振舞える様になった。 

    赤ん坊の頃から裸で育てると、風邪を引かない丈夫な人間になると言われる。

    着物は要らないし、身軽で健康的である。 裸と裸の付き合いも出来る。

    悪い所は何処にも無い。 しかし、ほんの一部の人しかやらない。

    ヘソを出したり、胸の谷間を強調する位で、勇気のある人が「ストリーキング」すると警察に捕まる。

    今の人間は衣服を纏うのが正常な行為だと「洗脳」されている。

    この呪文から人間が開放されるにはまだまだ紆余曲折があり、人類全体がヌーディストになるには、もっと文明が進まなければならないだろう。

    そう云う時代に生れなかったのが残念である。