セレロン茶 煌(ファン)
Intel Celeron プロセッサ 300AMHz
買ってから実験するまでちょっと眠っていましたが、この「300AMHz」
なかなか入手が難しかったのですが現在その辺に売ってます。(^^;
低価格Slot1用CPU 「Celeron」 そのコアは最新のPentiumUと同様だという。
先行発売された266,300MHzはL2キャッシュ無しでしたが、オーバークロック耐性が高いのが有名ですよね。
クロックの割に性能が出ていませんがね・・・。
新しいCeleron300A,333MHz(Mendocino)は128K L2キャッシュを内蔵しています。
ちなみにPentiumUは512KのL2がファミコン状カセット内の基板上に実装されています。
しかし、それだけではありません。
PentiumUのL2はCPUの半分(1/2)のクロックで動いています。(400MHzのPUなら200MHz)
Mendocino CeleronはL2がCPUクロックと等速でしかもチップ内蔵でより近い位置にある。
300MHzのL2キャッシュなのである。(それを無理矢理450MHzオーバーで・・・)
但し、残念ながら最近のSlot1CPUは内部倍率が固定なのである。
そこで、
本来66×4.5倍=300MHzの動作を100×4.5倍=450MHzにしようって事です。
333MHzのCeleronは5倍速なので500MHz動作の可能性は薄くコストパフォーマンス的にも300Aが人気があります。
(現行の最新PU450MHzでも500MHz駆動は難しい)
やっぱり動きました!
使用したマザーは ABIT−BH6 (440BXマザー)
使用したCeleronは SL32A BOX です。
結論から言うとコア電圧2.1vで450MHz動作しました。
BH6のBIOSアップデート後は2.2vの方が安定していました。
(エクスプローラで内部エラーとか出る、KERNEL異常で・・・)
(BULKの300Aは電圧も標準で動作例が多数あるのに・・・。)
更に、コア電圧2.2vを上げて467MHz動作もOKでした。(100MHz+Turboモード)
標準クーラーではこのあたりが限界でしたね・・・。
一応、112MHz×4.5=504MHz 2.3v はBIOS画面がくちゃくちゃでダメでした。
ポセイドン(水神)は持っていないのでここまでしか実験できませんでした。(地元でも売っているのを見つけましたが)
ちなみに450MHzも467MHzもあんまり速度的に変化ありませんでした。
さらにAGP/FSB 1/1モードも試しましたがほとんど変化無しでした。(通常は2/3同期)
使用したビデオカードはTrinosaur AGP 8MB版です。(試作K6−2&DVDマシンより拝借中)
かなり熱くなるので隣のスロットに大型ファンを取り付けている。偶然Trinoのヒートシンクの真上に来るのだ。
DVD再生もK6−2の時よりスムーズです。
再生中の画面サイズ変更もストレスが少なくなりました。
Intel740カードも試験しました。ASUS V2740 AGP 8MB を使用。
やっぱり3D関係はかなり速いです。但し一部のスコアはTrinosaurに負けています。
DirectDraw,2D関係が妙に遅いのが気になる。
※ベンチマーク結果
Final Rialty 1.01
(Windows98 Celeron450MHz DirectX6 リフレッシュレート100MHz)
Trinosaur AGP 8MB
OverALL 3.75
ASUS V2740 AGP 8MB
OverALL 4.36 参考値 (リフレッシュレートが異なる)
数字ほど体感差は無いです。
ここには載っていませんがi740のHDBENCH結果は悲惨です。
Trinosaurの方がDVD再生機能も含めてTOTALでいい感じです。
i740は3Dはかなり速いんだけど2Dがそれなりだし
Trinosaur(Mpact2)は2D&3Dともに速いし、3Dに関してはクオリティ重視かパフォーマンス重視か
カスタマイズ可能なのでマニア度は高いと言えます。(通常は自動に設定してしまうけど)
(あとはサスペンドに対応してくれたら言うこと無いんだけどね)