■クリエ(PEG-TH55)を買っちゃいました。

クリエを買ってしまいました。いまだに、Zaurus MI-C1を使っていたのですが、 実に4年ぶりの手帳の買い換えです。 「紙の手帳を目指して開発した・・云々」と言うどこかの記事をみて、 ほとんど衝動買いに近い感じで買ってしまいました。 使い勝手が違うのと、使い慣れた機能がなかったりして、 不満もありますが、動作が機敏(Palmでは遅い方らしいんですが・・)など、 おおむね満足しています。なお、PIM機能はザウルスより貧弱です。

まだ、データの移行もしていなくて、C1とクリエの両方を持ち歩いている状態ですが、 数週間程度使ってみた感想などを書いてみようと思います。 各所でレビューは行われているので、基本的なところはいらないと思いますので、 ほんとに私が感じたところのみを書きます。 C1をまだ使っていて、そろそろ代わりの電子手帳が欲しいな〜。 と言う方がもしかしていらしたりしたら、参考になれば幸いです。 この文章が目にとまる確率は相当低いでしょうが・・

【蓋】
まず、蓋から。私にとって蓋は必須で、それがないだけで購入の対象から外れてしまいます。 PEG-TH55では、蓋が後ろにくりっと回らず、130度あたりでとまってしまいます。 この点、結構邪魔になるのではと気になっていたのですが、実際に使用してみると、 蓋が透明なのでデータの閲覧時は蓋を閉じたままでも利用できますし、 データの記入のときもそれほど邪魔になる感じではありませんでした。 でも、くりっと回せるようにしてほしいですけどね。横から回せればいいかな・・。 また、蓋の映り込みが結構すごいので、 データ閲覧時に気にしたら結構気になるかもしれません。

【ペン】
ペンは初代ザウルス(PI-3000)からずっと付属のものを使用しています。 C1のペンも結構使いにくかったので、伸縮式ではさらに使いにくいんじゃないかと思っていましたが、 伸ばした状態では、C1のものよりも多少長く、重みも適度にあるので、 C1よりはましな気がしています。まあ使いやすいとは言えませんが・・。 最低、MI-310に付属のもの程度のサイズは必要ですね。伸縮式はやめて欲しい。

【メモリ】
クリエは・・・というか、Palmはデータを保存するメモリが揮発メモリと言うのがすごく気になってました。 メモリスティックが挿さるので、ザウルスのように外部メモリも内部メモリのように使えるならば、 メモリスティックをメインのメモリとして使おうかな〜とか思ってました。 が、PIMデータはメモリスティック上には、バックアップしかできないようです。 まあ、電池のマークが減っていく様子がないので、結構電池は持つみたいですし、 よく考えたらC1でも電池をきらしたことなどないので、大丈夫かなとか思ってます。 というか、どうしようもないんですが・・。

【スケジュール・アクションリスト(ToDo)】
スケジュールとアクションリストはザウルスの頃から私の中で利用率が高い機能です。 クリエでも、まだほとんどスケジュールしか使っていません。 と言うことで、全てを書くと長くなりそうなので、詳細は別の機会があれば書きますが、 下記の2点が今のところ大きいですね。

【メモ】
メモ的な機能は、「手書きメモ」と「メモ帳」の2種類があります。 「手書きメモ」はザウルスで言うと「フォトメモリー」に該当しますでしょうか・・。 ペンでなぞったものをそのまま保存できます。 ザウルスはビットマップのデータとなっていましたが、 今回のクリエでは、線がベクトルデータとなっていて、テキストはテキストのブロックとして 保存されているようです。後、写真や音声の貼付け(縮小データで元データへのリンクとなる)が可能です。 線がベクトルデータになっている点は、線を消去する際などには便利です。 が、テキストのブロックは書いた後も移動できるのに、線は移動できません。この点、いまいちです。 ちなみに、「手書きメモ」なので、ザウルスのようないろいろなエフェクトはありません。

「メモ帳」は単なるテキストエディタで、画像等は貼れません。 まあ、それはいいのですが、入力されていないところをタップしてもカーソルがそこまで行かない点と、 手書き入力ボードの仕様(後述)により、一気に文字を入力していくことが できない点が非常にストレスとなっていて、 インクワープロが大好きだった私に取っては、かなり物足りないです。

【文字入力】
さて、心配していた手書き入力の文字認識率ですが、「デクマ文字認識」の認識率はいいです。 C1と同等か、それ以上かも知れません。(ちなみに、グラフィティは全く使ってません。) ・・・と、認識率は良かったのですが、文字を入力したエリアがそのまま確定待ちエリアになっています。 文字の入力エリアが4つしかないので、連続して4文字までしか入力できません。 一気に文字の入力ができないため、これはかなり不便です。 また、書いた順でなく、入力エリアの順に文字が入力されていってしまいます。 これは、なんか嫌です。慣れてないだけかもしれませんが・・。

もう一点、タイプライタに相当する入力ボードがないです。 一応あるにはあるのですが、一番下の部分(グラフィティエリア)(シルクエリア?)に 表示される訳ではなく、使用できない機能もあります。 ザウルスで長い英字を入力するときは、タイプライタを使用してたのですが、 これは結構痛いです。 (すみません。Graffiti2のボードの右下にキーボードを表示させるボタンがありました。 これで、英字の入力は問題なくなったような気もします。 - 2004/04/05 修正)

ついでに、文字種別によって、全角・半角等が決められているような気がします。 全角の英字を入力できないような気も・・・。

【データベース】
該当するような機能がないです。Palmwareであるようなのですが、まだ一つも試してません。 ザウルス上にデータベースを利用して、保存しているデータが結構あるのですが、 これの移行をどうしようかお悩み中です。

【情報ファイル】
該当するような機能がないです。ザウルスでは結構重宝していたのですが、 これは、今後も期待薄だと思います。

【Palmware】
先ほど、Palmwareと言う用語が出てきていますが、ザウルスで言うMOREソフトに相当する 追加ソフトウエアです。Palm時代からの蓄積が結構あるようなのですが、 PEG-TH55にフィットするようなワイドハイレゾ(320×480ドット)をフルに使っているものは、 数が少なそうです。まだ、一つも試してません。

ちなみにPalmは現状、完全にシングルタスクらしく、ザウルスの常駐アプリのようなものは ありません。DA(Desktop Accessary)と言う種類のものが似たような感じに使えそうですが、 起動がグラフィティエリアを前提にしているようで、デクマ文字認識をデフォルトにしている私には、 起動自体がスムーズに行かなさそうなので、ちょっと腰が引けてます・・。

【辞書】
英和辞典と和英辞典がありますが、なんか貧弱です・・。あんまり使う気になりません。 Palmwareで辞書があるようなのですが、まだ試してません。 辞書はザウルス並みのものを搭載してほしいです・・。が、これも期待薄かも。

【通信】
PEG-TH55には、無線LANがついています。私は自宅で無線LANを設置している関係上、 自宅での通信はとっても快適です。ザウルスのときは、ブラウザはほとんど使わなかったのですが、 クリエのブラウザは割と使っています。 ネット上の読み物や、乗り換え案内の検索結果等を画面メモとして保存し、便利に使っています。 メーラーもまだあんまり使ってないのですが、メールマガジン等の閲覧用としては、 結構使えそうな気がしています。

【あとがき】
なんか、だらだらと長くなってしまったのですが、最初に書いた通り、 おおむね満足はしています。が、実際に文章にしてみると、不満点多いですね。 後、データベースや乗り換え案内等、たま〜にしか使わないものでも、 機能としてないと、使いたいときにはストレスになってしまいます。

ちなみに、私のザウルス歴は、PI-3000、PI-7000、MI-506、MI-310、MI-C1と言った感じです。 ソフトはMI-506、速度はMI-310、サイズはMI-C1、ペンはPI-7000が気に入っていたりします。 で、クリエは起動速度やアプリの切り替え速度が速い点がとっても買いだと思います。 C1はザウルスの中でも特にとろかったので、よけい感じるのかもしれませんが、 PDAはこうじゃないとな〜と感じました。 まあ、これからの展開が楽しみになる一品と言う感じでしょうか。

※アップルのフィードバックみたいなページがクリエにも欲しいですね・・・。

(2004/03/13)
(2004/04/05 修正)