今年の3月アメリカのインプラント学会(AO)に参加してきました。
東海岸のノースカロライナ州 シャーロットです。
今年の9月末にハリケーン 「へリーン」に襲われ大変な被害が出たようです。
現地で接した様々な人々がどうされているのか心配です。
さて、インプラントは進化し続けていますが、インプラントは一度患者様に埋入したら何十年も使うものです。
その間に、トラブルが起きることもあります。骨に入っている部分は簡単に交換できないパーツですから、連結部分の形状はできるだけ変えないでほしいものです。
そして、一度商品化したものは長くパーツの供給を続けていただかないと、5年後、10年後にそのパーツが無い場合、インプラント本体を除去して最初から作りなおすことになります。インプラント治療を受けるときは、そのインプラントが長く使われているのか、しっかりしたメーカーが作っているものかを確認することが重要です。
自動車産業では、世界中が電気自動車に大きく舵をきりましたが、今、欧米では消費者が電気自動車の欠点に気が付いて、またガソリン車やハイブリッド車が見直されているようです。
インプラント治療もあまり新しいことばかり飛びつくのは危険です。簡単にやり直しができる治療ではないので。
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