Oracle OO4Oクラス On VisualBasic |
VisualBasicからoo4oを使用してOracleデータベースにアクセスするクラスです。
Open,Executeなどごく簡単なメソッドとプロパティでデータベースの操作が可能
です。又、LONG RAWやBLOBの操作もごく簡単に操作することが可能です。
■ ダウンロード
■ 使い方
プロジェクトにOraClsをとり込んで下さい。又、Oracle用定数が定義されている
Oraconst.txtファイルを取り込んで下さい。Oraconst.txtは同梱されているもの
ではなく、システムにインストールされているoo4oのものを御使用下さい。
必要なファイルを取り込んだ後は、
Dim DB As New OraCls
などと宣言して使用します。
簡単なサンプルが同梱されていますので、詳細な使用方法はそちらを御参照下さい。
■ LONG RAWとBLOB
LONG RAWとBLOBの操作はImportFieldやExportFieldメソッドで操作することが
できます。ImportFieldはフィールドにローカルファイルの内容を設定し、
ExportFieldはフィールドの内容をローカルファイルに出力します。
ImportFieldとExportFieldはフィールドの型を自動判定するのでプログラマは
これらを意識することなく画像などのデータを処理することができます。
簡単なサンプルが同梱されていますので、詳細な使用方法はそちらを御参照下さい。
■ BIND変数
BIND変数はOraClsクラスでは直接実装していませんが、
OraDatabaseオブジェクトを直接参照することで実装することが可能です。
簡単なサンプルが同梱されていますので、詳細な使用方法はそちらを御参照下さい。
■ リファレンス
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プロパティ LogPath
型 String
解説 エラー発生時に出力するログファイルのパスを設定します。
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メソッド OpenDB
引数 DSN ホスト文字列
ID ユーザ名
PWD パスワード
戻値 正常時 True / 異常時 False
解説 Oracleとの接続を行います。
oo4oオブジェクトは動的にバインドされるのでoo4oのバージョン
には依存しません。又、接続完了後、SQL*Plusのように自動的に
トランザクションが開始されます。Commit処理終了時やRollback
処理終了時にも自動的にトランザクションが開始されるので、
プログラマはトランザクションの開始を意識する必要がありません。
エラー発生時は詳細内容がログに出力されます。
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メソッド CloseDB
引数 無し
戻値 正常時 True / 異常時 False
解説 Oracleとの接続を切断します。
Oracleとの接続はOraClsオブジェクトの参照が解除されたタイミングで
自動的に切断されるので明示的にこのメソッドを実行する必要はありません。
意図的な切断が必要な場合にのみこのメソッドを実行して下さい。
エラー発生時は詳細内容がログに出力されます。
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プロパティ SQL
型 String
解説 SQL文を設定します。
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メソッド Execute
引数 無し
戻値 正常時 True / 異常時 False
解説 SQLプロパティに設定されたSQL文をOracleに問い合せます。
処理で影響のあった件数はGetCountメソッドで取得することが出来ます。
ExecuteではSELECT以外のSQL文を扱います。SELECT文でデータを取得するには
GetDataメソッドを使用して下さい。
エラー発生時は詳細内容がログに出力されます。
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メソッド GetData
引数 無し
戻値 正常時 True / 異常時 False
解説 SQLプロパティに設定されたSELECT文をOracleに問い合せます。
GetData後にDataプロパティにてフィールド毎のデータを取り出すことが
出来ます。
対象レコード件数はGetCountメソッドで取得することが出来ます。
エラー発生時は詳細内容がログに出力されます。
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プロパティ Data
型 Variant
引数 0から始まるフィールドインデックス。
解説 GetDataで取得したレコードのフィールドの値を取得します。
取得したデータがNULLの場合は自動的に""(空白文字列)に
変換されます。
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メソッド NextData
引数 無し
戻値 正常時 True / 異常時 False
解説 GetDataで取得したレコードセットの次のレコードに移動します。
終端の場合はEOFプロパティがTrueにセットされます。
エラー発生時は詳細内容がログに出力されます。
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プロパティ EOF
型 Boolean
解説 レコード終端検知用フラグ。
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メソッド GetCount
引数 件数を格納するlong型の変数
戻値 正常時 True / 異常時 False
解説 Execute/GetDataで影響のあった/取得されたレコード件数を取得します。
エラー発生時は詳細内容がログに出力されます。
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メソッド Commit
引数 無し
戻値 正常時 True / 異常時 False
解説 Commit処理を行います。Commit処理終了時に自動的にトランザクションを
開始する為、プログラマはトランザクションの開始を意識する必要は
ありません。
エラー発生時は詳細内容がログに出力されます。
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メソッド RollBack
引数 無し
戻値 正常時 True / 異常時 False
解説 RollBack処理を行います。RollBack処理終了時に自動的にトランザクションを
開始する為、プログラマはトランザクションの開始を意識する必要は
ありません。
エラー発生時は詳細内容がログに出力されます。
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プロパティ ErrMsg
型 String
解説 Oracleエラーメッセージを取得する際に使用します。
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プロパティ ErrNo
型 String
解説 Oracleエラー番号を取得する際に使用します。
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プロパティ RecordSet
型 Object
解説 OraDynasetを直接参照します。
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プロパティ DataBase
型 Object
解説 OraDatabaseを直接参照します。
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メソッド ImportField
引数 ipIndex 0から始まるフィールドインデックス
ipFile フィールドに設定するローカルファイルのパス
戻値 正常時 True / 異常時 False
解説 ipIndexで指定されたインデックスのフィールドに
ipFileで指定されたファイルの内容を設定します。
LONG RAW/BLOBでのみ使用できます。
フィールドがLONG RAW/BLOBかはメソッド内で自動的に
判定する為、プログラマはどちらの型かを意識する必要は
ありません。
エラー発生時は詳細内容がログに出力されます。
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メソッド ExportField
引数 ipIndex 0から始まるフィールドインデックス
ipFile フィールドの内容を出力するファイルのパス。
戻値 正常時 True / 異常時 False
解説 ipIndexで指定されたインデックスのフィールドの内容を
ipFileで指定されたファイルに出力します。
LONG RAW/BLOBでのみ使用できます。
フィールドがLONG RAW/BLOBかはメソッド内で自動的に
判定する為、プログラマはどちらの型かを意識する必要は
ありません。
エラー発生時は詳細内容がログに出力されます。