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書人不知とは 書人不知と書いて、カキビトシラズと読みます。 詠人不知と言う言葉は聞いたことがあると思います。中学、高校時分の眠い古典の授業時間に、万葉集だ、古今和歌集だ、柿本人麻呂だ、と暗記させられていたとき、誰が詠ったのか分からない和歌の作者の名前として、聞いたはずです。 そのころの中・高生の夜の友達と言えば「深夜放送」です。わたしもご多分に漏れず深夜放送を聞きまくっていました。愛知県に住んでいたわたしは、ノイズに消されながらも「パックイン・ミュージック-TBS系列」や「セイヤング-文化放送系列」を聞いていました。愛知では、首都圏の深夜放送はCBC(中部日本放送)がニッポン放送をネットしているだけだったのです。 そんな中、地元FM局「FM愛知-現在AFM」のDJ、柴田チコさんに出合ったのです。友達に誘われて近所の習字教室(そのころは、習字教室やそろばん教室がイベントの会場となることが多かったです)にラジオの有名人が来る、と言うので出かけていったのでした。その時柴田チコさんは、「ハードロック」の話をしていたのか「ヘビーメタル」の話をしていたのか覚えていませんが、今まで聞いたことの無い言葉がポンポン出てきて、呆気に取られていました。ただ、そのころすごく若かったわたしは、綺麗だった柴田チコさんに一目惚れして、チコさんのやっている深夜番組にせっせと投稿しだしたのです。 その時のペンネームが書人不知なのです。そのころ、古典にかぶれていて、詠人不知をもじったものでしたが、我ながら気に入っており、ネットワーク上ではこの名前をいつも使うことにしています。 |
1999年6月8日 書人不知 |