議事メモ 2002-02-08 小町 博物館データベースからの検索サンプルをレビュー 各館の項目の違いを確認 各館の項目を, ダブリンコアをreferenceとして比較しまとめたものが 河合さんのリスト -- 例外項目は少ない。 **************************** DCからWFへ WF: Warwick Framework - メタデータ集合のためのコンテナアーキテクチャ Dublin Coreは、ネットワーク化された文書 --- Dublin会合の報告書で オブジェクトライクなドキュメントという言い方をされたもの --- の本 質的特徴を記述するための、簡単ではあるが有用なメタデータ要素の集合 を定式化するための試みである。 メタデータの情報ソースがさまざまに異なるのと同様、異なるメタデータ 集合は別々の共同体に属する利用者とエージェントに利用され、そのよう な共同体に制限されうる。 特定のメタデータ集合を、システムがその内容にアクセスすることなく、 システム間を横断して搬送できる必要性が生ずるだろう。 **************************** このように, 横断検索へのアプローチはこれまでにもあった。 ここでは, 山田さんの知的表現フレームワークに基づく各種博物館のメタデータ への横断的アプローチをとる。 (CIMI: ダブリンコアベースであるが, 博物館にまつわるあらゆる情報の 管理と交換を狙うものであって, 決して横断検索ではない。) 対応例 山田フレームワーク 歴博検索項目 ------------------------------------------ ID 資料番号 物理 名称, 両, 尺度, 出土地, 年代 論理 模造/現物, 使用地 relation **コレクション (**コレクションは, 別扱いにして"part of"を使った方がobject指向的。) 数館のDBから数10件程度のサンプルmetadataを抽出し, それに対して山田 フレームワークを通して横断検索するプロトタイプを作る。知的な利点は そのフレームワークへの支援ツールによって得る。表記の揺れの吸収など。 -- 発表1 これは, Semantic Webのインスタンスに他ならないが, まだSemantic Web が机上のものであることを考えれば, 充分に意味がある。 そのフレームワークにとって都合のよい博物館BD用のメタデータ構造の ガイドラインも望まれる。 -- 発表2 原稿締切り -- 5/末 標題締切り -- 3/15 次回委員会 -- 3/04, 14:00〜 それまでに, 歴博(安達), 東博(今門), 京博(山田), 奈良博(小町)につい て次のキーワードで検索できる内容を調べる。-- 2/22までに安達さんに送付。 銅たく, 銅ほこ, 武器, 武具など