VMA研究会は,主として画像の撮像・合成・加工・処理, それらの応用,およびそれらの実現形態として生じるVisual Applianceについて論じ,その議論の中から今後の画像電子学会で扱うべきトピックを見出すとともに,さらにその調査・検討に向けた情報交換の場の提供を目的としています。
2010年から行っているVMAワークショップは今年で4回目を迎え,“地域コミュニティにおける情報共有と活用”というテーマを設け,次に示すプログラムを用意いたしました。多数の皆様のご参加をお待ちしています。
日本の社会は,少子高齢化,雇用・就労,国家財政、省資源・省エネルギなどの深刻な問題を抱えていますが,これらの問題解決の鍵の一つは地域コミュニティの活性化に存在すると思われます。今の日本社会は,政治,経済,教育,文化,環境などの重要な問題を,マスメディアや政党が取りあげ,それを立法府が法律化・予算化し,さらにその予算に基づき行政官庁が都道府県を通じて関係組織や企業を動かして住民・生活者にサービスを提供する制度的な枠組みで行われています。そのために,生活現場で生じた問題のリクエストが生じてから解決のレスポンスが返るまでには,年オーダーの遅れが生じることになります。東日本大震災の復興予算が使われないで余っていたり流用されたりする問題の背景の一端はこのような問題にあると考えられ,このリクエスト・レスポンスの応答時間の短縮が今日の日本における大きな問題であると認識せざるを得ません。
その解決法の一つとしては,地域コミュニティにおける自主的な問題解決能力の向上が挙げられます。本ワークショップでは,その方策を探るために、多様な分野から地域コミュニティの問題や今後の可能性などを話題提供していただき,最後にミニパネル討論でリクエスト・レスポンスの応答時間の短縮の可能性について議論したいと考えます。
日時: | 2013年11月8日(金) 13:00〜17:10 |
場所: | 早稲田大学63号館 電子光会議室 (調整中) 〒169-0072 東京都新宿区大久保3丁目4-1
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参加費: | 1000円(資料代) |
13:00-13:10 | 座長 開会挨拶 | ||
13:10-13:50 | 1. 地域コミュニティにおける情報共有と活用 | 大野 邦夫 | (安土) |
13:50-14:30 | 2. 地域コミュニティを変革する人材育成に関する考察 | 西口 美津子 | (福島高専) |
14:30-15:10 | 3. 施設園芸による地域再生〜ハイスキル人材活用とコミュニティの役割 | 赤金 喜久雄 | (BITソリューション) |
15:10-15:20 | 休憩 | ||
15:20-16:00 | 4. 地域コミュニティ活動の現実 | 中目 昭男 | (社会福祉士・中小企業診断士) |
16:00-16:40 | 5. 地域コミュニティを優しく支援するIT技術 | 新 麗 | (IIJ) |
16:40-17:00 | 5. ミニパネル討論 | 全講演者 | |
17:00-17:10 | 座長 閉会挨拶 |
上記の講師および講演表題の幾つかは,多少変更される可能性があります。
事前参加申し込みは,下記の参加申込書に必要事項をご記入のうえFAXで事務局までお送りいただくか,画像電子学会のウェブページ(https://www.iieej.org/trans/kenaf.htm)から行って下さい。当日も受け付けています。
FAX送付先 03-5615-2894 | 画像電子学会事務局 行 〒116-0002 荒川区荒川3-35-4 ライオンズマンション三河島 第二 101号室 |
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