変通星の説明 |
| 比肩 | 劫財・敗財 | 食神 | 傷官 | 偏財 | 正財 | 偏官 | 正官 | 偏印 | 印綬 |
ひけん・・・と読みます。 独立、闘争、分離、変化等を表しています。 自分自身の星でもあり、これを四柱に持っている人は個性が強く、芯が強いので、良い 方に向かえば自力で新しい世界を開拓していくことの出来るたくましい人となります。 ただし、”肩を比べる”と書いてあるとおり非常に我が強く、人の言うことなどまったく聞き 入れず独立独歩に突き進んでしまう場合があり、それが難点でもあり失敗の原因ともな ります。 財星を壊す働きがあるので、金銭面でののトラブルに巻込まれたり、それでなくてもお金 を貯めるのは難しい星で入ってきてもすぐに出て行きます。 特に、流年などで比肩が増えてきた時などは要注意で、体調をこわしたり、家族との別 れもあります。離婚しやすい時期。会社でも転勤やクビになるのはこの時期です。 比肩の時期は、独立や仕事の変化を求めたがります。その場合、四柱が良ければ多少 の苦労は乗り越えていくことは出来ますが、そもそもあまり良い意味の星ではないので、 それなりの覚悟は必要でしょう。
ごうざい、はいざい・・・と読みます。 日干が陽の人(甲・丙・戊・庚・壬)は敗財、日干が陰の人(乙・丁・己・辛・癸)は、劫財 になります。前の比肩とは同じグループですが、意味としてはさらに悪く、その名のとお り財を奪われるという暗示なのです。 比肩の場合はまだ着実に生きていこうとしますが、これらの星の場合はうぬぼれも強く、 身勝手で金銭感覚が乏しいのが最大の難点です。投機やギャンブルで身を破綻させる ことがありますので、要注意です。 劫財は、強気の失敗です。自ら進んで挑戦し、そして奪い、奪われるのです。この星は 大物政治家になるか、さもなくばその日暮らしになるかというように非常に極端なのです が、それは一緒に出た星との組み合わせで決まります。 敗財は、弱気の失敗です。断りきれないで承諾し結局だまされてしまうというような、な んとも哀愁ただよう可哀相な星です。良い面は、ボランティアなどで人の為に尽くすことが 出来るということです。 どちらも大運、流年などで星が増えた時や、正財、偏財などの財運がめぐって来た時が 最悪ですので、そういう時はお金の貸し借りや、投機、保証人などになるのは、まさに身 の破滅を意味します。
しょくしん・・・と読みます。 衣食住、安定、色情、子供などを表し、季節でいうなら春のようにおだやかでまるみのあ る運気です。人気があり恋愛も豊富です。ただ組織の長となり自分が皆を引っ張っていく というタイプではなく、大衆の中に身を置きながら自由に、そしてたのしく生きていこうとい う感じです。職業は、飲食関係の仕事に就くのが一番良いのですが、他に問屋や銀行、 または農業などにも向いています。 四柱に持つと一生涯食べ物には困らないし、良い伴侶、良い子供に恵まれ幸せな人生 を送ることが出来ます。そしてこれは、財を生む成財の意味があるので、正財や偏財と一 緒にある場合はまさに最高の形です。特に女性の場合はこれ以上はないというくらいの 運勢です。 ただし例外として、後で説明する”偏印”という星が一緒に出た場合は「倒食」となり、食 神の福禄を破壊されてしまう為、逆に最悪の形になってしまい、財産(自分の健康や子 供なども)を失ってしまう結果になります。
しょうかん・・・と読みます。 食神とは同じグループですがその性質はまったく逆で、意味としては破壊や闘争、精神、 裁判などです。性格としては神経が非常に敏感で、時に自分の感情をコントロールする ことが出来なくなり、イライラしたりヒステリックになったりします。 プライドが非常に高いのがこの星の特徴でで、特に女性の場合は冷たい感じの美人が 多いのですが、その自尊心の高さゆえ男性を傷つけることがあり、恋愛または結婚等で 悲しい結末を招くことが多々あります。 しかし頭は良く、直感力に優れているので、芸術やスポーツなどの分野で大成功を納め ている人も多くいます。他に外国語を覚えたり、弁護士、古物商、コンピュータ関係や外 科医などはその天性の才能をフルに発揮出来る職業です。一種独特な感性を持ってい るので駆け引きなどにも強く、競争で勝利を得ることに喜びを感じます。 大運や流年で増えてくると、精神的に不安になったり、非常に感情的になったりします。 また、訴訟問題や事故やケガ、手術なども傷官が増えた時によく起こります。
へんざい・・・と読みます。 財運の一つで、これは動きのある財という意味です。株などの投資や資産運用など、お 金を常に回転させながら増やしていく場合に非常に良く働く星です。 好奇心があり、明るく穏やかな性格です。職業は、仲介業、斡旋、金融などの出入りの 頻繁な仕事に向いています。サラリーマンなら社交的なセンスを生かして営業をしたら良 いですし、どちらかといえばやはり商売をするのにぴったりです。 父親を意味しておりますが、男性の場合愛人という意味にもなりますのであまりこの星が 多いと浮気が心配です。 大運、流年で、この星が来たときには、業務の拡張の時であるし、不動産を購入したり、 積極的に社会に働きかけていく時期です。結婚をするのにも非常に良い時期ですし、良 き相手とめぐり会う可能性も高いです。今まで子供が出来なかった人もこの時期からは 恵まれる期待が持てます。
せいざい・・・と読みます。 先ほどの偏財と違うところは、こちらは固定した資産を意味しているところです。つまり、 毎月のサラリーや収穫、土地、建物などの計算できる財産のことです。 男性から見た場合、妻の意味も持っていますので、四柱に一つあり地支が旺相してい れば良い妻を得られることがで来ますし、着実に財産を築いていくことの出来る良い星 です。 性格的にはやさしくまじめな人が多く、職業的にはかたい仕事の方が良く、総務や経理、 事務などの堅実で信用を必要とされる仕事が向いています。偏財よりも正財の方が世 に代を成すことが多いものです。 次に説明する官星と並ぶと非常に良く、社会で成功する形になります。
へんかん・・・と読みます。 社会性を表し、行動力の星です。体を使う仕事向きで、例えば建築や土木、警察、自衛 隊、弁護士などです。自分の思ったとおりにまっすぐに行動するので、実力主義の世界、 または目的のはっきりしている職場が理想でです。 ただこの星の場合は吉の面より凶の面の方でより強く出る場合の方が多いのです。比 肩より数えて7番目にあたることから、七殺(しちさつ)と呼ばれるほど恐れられていて、 あまりに強いため自分をも傷つけてしまうことがあり、時に争いや問題をも起こしてしまう ことがあるのです。女性の場合は夫以外の男性という意味もあります。 正義感がありまがったことが嫌いです。人情的で目下の者の面倒は良く見ますが、気に 入らない人の場合は目もくれないところがあり、目上の人に対しても堂々とした態度をし ます。 運の波がかなり大きいので、俗に言う平凡な生活というのは難しいものがあります。一 緒に出る星によって吉凶がはっきり別れますが、例えば傷官などと並んで出た場合は、 精神の乱れから何をしでかすかわからない恐ろしい人になりやすいのです。逆に食神や 印綬と並んだ場合は凶面が抑えられ社会で成功する形となります。
せいかん・・・と読みます。 偏官と違い、こちらはホワイトカラーの星です。官僚や一流企業など、身分の発展が期待 出来る星です。性格は自尊心があり、勤勉で、常識派です。外見にこだわるところがあり、 メンツを気にします。まさに役人肌といった感じなのですが基本的には良い星であり、仕 事には困らないので男性としてはほしいところです。 また、女性から見た場合は夫にあたります。四柱にあればもちろん良いですが、流年など で出た場合は結婚のチャンスです。見合いなどをしても良い相手と巡り合えるでしょう。 流年の場合、社会的にも大きな飛躍のチャンスですし、サラリーマンの場合出世の可能 性もあり非常にがんばり時です。 活動すべき年としてはこの年が最後で、次の年からは印星が出て活動は一休みという時 期に入っていきます。
へんいん・・・と読みます。 この星を持つ人は古典的な芸能事を修めたり、宗教的な観念が強いものです。特殊な精 神の世界を持っていて、自分の趣味に没頭したり、通常とはどこか違った道を歩みますの で、ちょっと変わり者的な所があります。 基本的にあまり良い意味の星ではなく、厄災や病気を表し、この星を多く持っていると精 神的に不安定ななります。特に食神と並んで出てしまうと倒食(とうしょく)となり、せっか くの食神の福禄を破壊してしまい不幸のどん底に突き落とされる形となってしまします。 職業的には料理屋や芸者、医者や学校の先生などが良く、地支が旺相していれば芸能 界で大成功します。 大運、流年などで出てきた場合は運勢の冬眠期ですので、あまりムリはせず現状維持を 心がけ、自己反省をしながら運の開けるのを待ったほうが良いでしょう。また病気の発生 の時期でもありますので健康に必要です。
いんじゅ・・・と読みます。 偏印とは同じグループですが、こちらは吉星で母の星です。学問、知識、礼節、名誉を表 し、頭が良く、人の信用を得ます。性格も謙虚で控えめな人が多く、こつこつと地道な努 力をして最後に認められ名声を博す星です。 職業は作家、教授、医者など、地支が旺相していればサラリーマンでも相当出世します。 比肩から始まり印星で終わるので人間の完成の意味もあり、流年で出たときは今までの 成果の表れる時なのです。受験や選挙などには良い年ですが、次にまた比肩が来るた め不動産の購入などはやめておきましょう。エネルギーを蓄積して今後の計画を立てる年 です。
以上、天干星を一つ一つ説明してきましたが、実際のところこれらはそれぞれ単体で働く ことはなく、さまざまな星との絡み合いの中でその効果が変わってきます。よって一概に その星の意味を断言することは難しく、あくまで参考としてみてください。 |
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