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地支星(十二運気星)の説明


地支星は宇宙、自然界の法則、生命的なエネルギーの変化を現しています。また人間の一
生の姿を運の栄枯盛衰として現しているものです。

「胎」 「養」 「長生」 「沐浴」 「冠帯」 「建禄」 「帝旺」 「衰」 「病」 「死」 「墓」 「絶」


地支星は変通星の下に付く星で、変通星の運勢を補佐する役目を持っています。ですからこ
の星によって変通星の力の強弱や吉凶が変わって来るのです。ただし地支星自体にも独立
した運勢の意味があり、単純に変通星に付属するというだけのものではありません。運勢を
判断する上では地支星自体が持つ意味も十分加味して鑑定をしていく事になります。





胎(たい)

人はまず母親の体内に宿りその生命が形成されていきます。これは外の世界に出ていく為
の準備をする期間です。十分に準備が整わないと外の世界に出て生きて行く事が出来ませ
んので非常に大切な期間です。
運勢的にもまだ母親の胎中にいる状態なので力としてはそれほど強いものではなく、運の発
展するのも遅くなるという意味を持っています。生まれ日に胎がある人は幼少の頃に虚弱で
あったりする場合がありますが年齢と共に健康になっていきます。性質としてはおとなしく、
気迷いが多かったり決断力が乏しかったりします。女性の場合は特に愚痴が多くなる傾向
がありますが、家庭に入り賢明な妻となります。




養(よう)

母親の体内で形成された生命がいよいよ誕生となります。しかし生まれて間もない幼児は親
に養ってもらわないと一人では生きていく事が出来ません。親の愛情を受けて人としてだん
だんと成長していくのです。
運勢はこの養から発展の軌道に乗って行きますし、この星生まれの人は著しく貧苦に悩むと
いう事はありません。ただし生まれたての子供というのはきかん坊ですし、親の気持ちなどな
んのことやらというように自由奔放ですから、実際この星生まれの人は積極的ですし少々強
引なところがあります。特に女性の場合は勝気であったりします。また、養子に縁がある場合
もあります。




長生(ちょうせい)

親に養われながら知識を学び、順調に成長したならばやがて世の中に出て一人立ちするよう
になります。この長生の運はそのような過程を表しており、発展向上の吉運となります。
長生日生まれの人は温和で愛嬌がありますので周囲からも人気があり、家庭では夫婦睦ま
じく、社会でも発達して財産を得られるというように大変福禄に恵まれた運勢です。もし万が
一途中でつまづくような事があったとしても底辺まで落ちるというような事はありませんので、
また気を取りなおし希望を持って生きてゆく事が可能です。




沐浴(もくよく)

沐浴の意味は、祝い事や結婚式の前に一度裸になって身を清め、気分を一新して新しく出発
し直すというものです。運勢の変わり目ですから順調に発展してきた運勢も一度ここで一休み
となり、時には荒れたり失敗をしたりする事になります。
沐浴日生まれの人は人生においてとかく苦労をしやすく穏やかではありません。特に女性の
場合家庭内でゴタゴタが起こりやすくなったり、またはいつまでも結婚しないでお局様になる
可能性もあります。




冠帯(かんたい)

結婚して社会人として一人前と認められるようになると、周囲からも信用され重んじられるよう
になります。つまり冠帯というのは人が社会的な地位を得て冠をかぶるという意味を持ってお
り、その人の生活が軌道に乗り順調に発展していく運期に入った事を意味しているのです。
冠帯日うまれの人は常識的で慈悲心があり、人間的、道徳的にも優れているので社会に出
てから人々の尊敬を得たり名誉を得たりします。女性の場合容姿端麗なので多くは幸せな結
婚が出来ますが、中には気性の激しさが災いして縁が変わったりするというような場合もあり
ます。




建禄(けんろく)

順調に発展し社会的な地位や富を得るようになると人は自分の城(家)を建てたくなります。そ
れを表しているのがこの建禄という運勢で、人生で一番面白くやりがいのある時期であり、十
二運気の中でも最高の強盛運となります。
建禄の日に生まれた人は積極的であり、たまに勝ち気な場合もありますが多くは温厚で常
識があり人に愛されます。若い頃に苦労をした人の方が歳を取ってから発展する場合が多く
逆に若いうちに順調であったりすると歳を取ってから困難な状況が出て来たりします。またこ
れは何度でもやり直しのきく運勢でもあります。
女性の場合は大変積極的であり、結婚しても社会に出て生き生きと活躍します。




帝旺(ていおう)

社会的な地位、名誉、富、そして自分の城を建てる事に成功したならばもはや自分の中では
皇帝にでもなったような気分になる事でしょう。帝旺とはまさにそのような状態を表しているも
のであり、これ以上上は無いというまさに頂点に登り詰めたという事です。運勢的には最強を
表しているのですが、ただ逆に言うともう後は落ちるしか無いという暗示でもあります。
帝旺の日に生まれた人は勝ち気で自尊心が強く、人に頭を下げるという事が出来ないので
人付き合いは苦手で誤解も受け易いです。女性の場合は男まさりで我が侭な人が多く、長く
独身でいたり結婚しても夫婦縁が変わりやすかったりしてとかく孤独になりやすいものです。
丙午の女性は男を食い殺すという迷信がありますが、それは丙午の場合地支が帝旺となる
ところから来ています。迷信は迷信ですが、女性の運としては強すぎるというのは確かです。




衰(すい)

どんなに順調に発展してきた人でも必ずピークというものがあり、そのピークを過ぎれば後は
下降線を辿るしかありません。どんなに健康であった人でもいつかは必ず衰えがやって来る
ものであり、それが自然の摂理でもあります。
衰の日に生まれた人は少々積極性に欠ける面があり、あまり物事に執着しない淡白な人で
ある場合が多いです。女性の場合は表面上おとなしい感じを受けますが内面は結構ちゃっか
りしていて結婚しても自分の事を一番に考えるという人も多く見受けられます。



病(びょう)

歳を取りやがて体が衰えてくると人は病気にもなりやすくなります。それは身体のエネルギー
の活動能力が弱くなって来る為です。つまりこの病という運勢も、自分の力ではすでに何も出
来ない状況となり家族や周囲の人々の世話になってようやく生命を保っているような病人を表
しているものなのです。この病の日生まれの人はやはり運勢自体が病気にかかっているよう
な状態なので物事がなかなか順調には運びません。また幼少の頃に大病や大ケガをする人
があり、例え健康であったとしても無理をしていると体にガタが来るのが早くなります。女性の
場合はおとなしい性格ですが好き嫌いがあり少々わがままなところもあります。



死(し)

生命のあるものはいつか必ず死をむかえます。それが自然の摂理だからです。この”死”とい
う運勢の星はまさしく人の死と同じような意味を持っており、運勢そのものが行き詰まってい
たり生命的な活動が停止してしまっている状況を表しています。親との縁が薄かったりするの
もこの星の特徴です。性格的には判断力が正確で早く、テキパキと物事をこなしていく事が出
来るという点が長所であり、短気で融通性に欠けるという面が短所です。女性の場合孤独性
が強く、家庭に入っても夫の転勤等で一人で寂しく過ごす場合が多くなりがちです。



墓(ぼ)

生命が尽きたならばお墓に入り永遠の深い眠りにつきます。運勢としても暗闇の中で身動き
一つしないでじっとしているような状態であり、もはやそこには生命的エネルギーは何もあり
ません。つまり運が墓の中に入ってしまって八方塞がりの状態となりますので、この星を持つ
人はただひたすら耐えて我慢する事になります。性格的には消極的な人が多く、悩みや憂い
をいつも抱えた状態です。女性の場合はなかなか良縁が得られなかったり早くに離婚してし
まったりとなかなか愛情的にも恵まれ難いものがあります。



絶(ぜつ)

存在そのものが無くなるという状態を示しています。運勢としても勿論底辺であり普通に行動
していたのでは何の光も当りません。ただしこの星の特徴として何も持たない強さというのが
あります。つまり失うものが何も無いので守るという意識が必要無く、捨て身でチャレンジをし
て人生を切り開いて行けば良いという事です。このように絶の運勢とは無から有に転ずる転
期を示すものでもあるのです。事実人生前半には不遇な生活をしいられていたとしても後半に
大どんでん返しを起し大成功を遂げる人がいます。逆に頂点から急転直下で奈落の底に落ち
るという人もいるというように、まるで賭け事のような運勢なのです。女性の場合子縁に恵ま
れない事も中にはありますが、全般的に見れば男性ほどには凶害はありませんので特に心
配する必要はありません。



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