この車に出会うまで(前編)

これまでの私の車歴をご紹介する。

(車名部の文字色は車体色)

・SUBARU 550REX(K-23)
電子制御オートクラッチ付きの軽貨物(4ナンバー)。駆動方式はRR。
購入価格が\51,500-、現状販売だった。しかしこの車の特徴でもある電子制御オートクラッチが壊れていて切れが悪く、シフトチェンジのたびに”キャンキャン”と仔犬の鳴き声のような音がしていた。結局修理に約\70,000-かかった(笑)。でも、これが面白い車で、かのポルシェのティプトロのようにシフトレバーに手を置くとクラッチが切れるようになっていた。ゆえに走行中にむやみに触れるといきなりエンジンが「フオォォン」と吠えて、恥ずかしい思いをした。(これでシフトレバーに手を置かない良い習慣がついた)
この車では、山に行ったり海にいったり色々なところに行った。無謀にも0-400(県内某有名スポット)にも行ったりしていた。タイヤのホイールが『合わせホイール』というヤツで、現在では考えられないような簡素なつくりであった。

・SUBARU 550REX AII-G
豪華装備の軽乗用(5ナンバー)。駆動方式はRR。
前のREXが軽貨物であったこともあるが、この車はリヤガラスに熱線はついているし、車内に灰皿は装備されているし、普通のホイールが履けるしで、良いことずくめだった。しかし、冷却系が弱く高速道路をアクセルベタ踏み(平地でやっと100km、上り坂だと80kmを切ってしまう)で走ったら、走行中には何でもなかった水温計が、料金所で支払いをしている間にみるみる上がってきて、気が付けば、後ろから”ゴボガボッゴボ”っと水が沸騰している音がするほどであった。また、山に行った時などは、峠道のカーブでGがかかると、キャブレター内の液面が傾いてしまいエンストする悪癖があった。対策としてはGがかかる頃にエンジンを空ぶかししてやるといくらかマシになる程度だった。

・SUZUKI CERVO(SS20)
2st. 550ccの地を這うスポーツカー。(こいつもRR)
こいつは今思い出しても、純然たるスポーツカーだ。”排ガス規制で牙を抜かれた”等の否定的意見も多いが、私が乗っていてこれほど「体感上の速さ」を実感した車は無かった。それの速さとは何か。それは車体(乗車時の視線)の低さである。明らかに他とは一線を画すその低さ。まさに地を這う感覚であった。
実際、エンジンも力強かった。それまで乗っていたのが4st. だったためか、軽のエンジンは「低ギヤはレッドまで引っ張って流れに乗る」習慣がついていたが、コイツでソレをやると流れをリードしてしまい、ヤヤもすると取り締まりされそうな勢いであった。

・NISSAN Fairlady Z (S130)
友人からの借り物で名義変更しなかったが約1ヶ月乗っていた。
思えばコイツには可愛そうな事をした。当時(今も?)貧乏ののためガソリンを「満タン」にしたことが無かった。このZには燃料系のサブメータがついており、本当に残り少ない領域の残燃料を把握できたので何とか助かったが、それまでの軽自動車に比べれば燃費が悪いのは当たり前。一度5千円札を握り締めてガソリンスタンドに行ったが、それを全て1飲みにされ、更にメータが”F”を指していなかった時にはガッカリした。
しかし、この車で『ノーズから旋回する感覚』や、2リッタークラスの『排気量的な余裕』を知ることができた。

・NISSAN SILVIA (S12)
FJ20DETという当時のスカイラインと同じエンジンを積むモデル。
就職が決まり、これで私も普通乗用車に乗れるようになると思い「はて、何がいいかな?」との思いから色々と物色した結果この車が良かった。 ”ツインカムターボ”この言葉の威力はスゴかった。それだけですごく速い車のように思えた。固定収入の中から少しずつ車につぎ込んだりするようになったのはこの頃からだ。今にして思えば、『重いボディ』『薄い低速トルク』『悪い燃費』と良いところは無いように思えるが、未だに再び乗ってみたいと思う車であるが、中古車雑誌等でもすでに出てこない車のようである。

・SUBARU Impressa(GC8)
初期型240PS、これでジムカーナのJAF戦等に参加。
後期モデルが続々と280PSにまで戦闘力が高められ悔しい思いをした。しかし4WDという圧倒的な駆動力と、その4輪をも空転させる力強いエンジンに、私は翻弄されっぱなしだった。ダートに比較してオンロードは金銭的な負担が少ないとはよく聞くが、こと4WDのジムカーナに関して言えばタイヤの次によく減るのが『クラッチ』であった。タイヤは、”競技会用”と”街乗り用”とで、都合2セット用意すれば、何とかゴマカシが効くが、クラッチだけはそうはいかない。下手をすると半年毎にクラッチを交換しないとヤバイという状況になり、かなりの出費を被った。(このときはなぜか自分でクラッチ交換をやろうという気にはならなかった。謎だ)

・NISSAN MARCH (MA10)
維持費の問題からGC8を売却し妹からのお下がりをGet。
※ここから先は簡略に書きます。※

・NISSAN CUBE(Z10)
我が家の現役。すごく調子が良いファミリーカー

・SUZUKI Cappuccino

これを息子が免許を取った時のプレゼントにすべく、日夜愛情を注いでいる。まさに『愛車』である。

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