この車に出会うまで(後編)


車種が決まればもう買うしかない。(笑)
地元の中古車屋をフラフラ見てみたが、どこにもCappuccinoは置いていなかった。 そんな話を会社でしていたら「俺が買った中古車屋を紹介してやるよ」と上司 (と言っても同い年)が言ってきた。その中古車屋とは、購入から半年なら消耗品 まで無料保証してくれるのが売りの某有名店だった。以前、 この車に出会うまで(前編)でも書いたS12-SILVIAを同系列の違う店舗から 購入していたので店舗に対する不安は無かった。
仕事を早く切り上げ、上司と共に店に出向いた。若い店員さん(AZ-1で通勤している) に対応していただき、ここで初めてCappuccinoに関する具体的な情報を得ることがで きた。Cappuccinoに関しては、「相場」と「型式」程度しかイメージが無かった為、 『エンジンが2種類あること』『ここ3年程相場に動きが無いこと』『冬でも値崩れ しないこと』などを教えてもらった。そして具体的な商談に入った。
こちらから提示した希望は

   ・前期型
   ・赤
   ・なるべく安く(車両60万円程度)

である。

在庫リスト等も見せてもらったが、総じて100万円前後の価格帯であり諸費用を 入れると120万円程度になってしまいとても手がでない。希望通りの在庫が無い以上、 どうしても購入しようとすれば探してもらうしかない。そして探してもらう以上は、 良い玉が見つかれば買うしかない。現車確認でのキャンセルもできるのだが、現車を 見たら欲しくなるに決まっている。しばし悩んだ挙句、「探してください」とお願い した。探してはみるが、納期はいつになるか判らないとのこと。安い車は程度が悪いし、 程度の良い車は高いという世界で「程度が良くて安いヤツ」を探せとお願いしたのだから 無理もない。

お願いしてから約1ヶ月、何らかの連絡があってもよさそうなのだが、何も連絡が 無かったのでこちらから連絡してみた。

私:どうなってます?
店:先日、いいの(車)が見つかって引っ張ってきたんですよ。
  でも、よく見てみたら、フロントメンバーに交換した形跡があったので、残念ながら   連絡できませんでした。
※:この店は事故車無しも売りである。事故車であることが発覚した 場合は全額返金を謳っている。
私:そうですか。(落胆)
店:引き続き探すように指示しておきましたので、もうしばらくお待ち下さい。
私:はぁ。

それから1週間ほどして、再び連絡が入った。

店:奈良で見つかりました。こちらの店舗まで持ってくると1万円必要になりますが、   どうしましょう?
私:すぐに持ってきてください!
店:判りました、では当店の口座への入金を確認次第持ってきますので・・・。
私:今日入金します!!
店:判りました。確認するように言っておきます。
私:これから入金しに行きますから、もう手配してください!!!
店:やってみます。

もちろん、このお金は購入が決まれば車両代金の一部となるし、縁あって私に購入され ようとしている車両をみすみす見逃したくも無かった。もっと本音を言えば、早く会って みたくて仕方が無かった。

そして、巡り合ったのが今の相棒である。

       


今にしてみれば、「ルーフ収納袋」、「インタークーラ付近の導風板」、「アンテナの蓋」、 「車載工具」などが無かったのだが、その時点では気付かなかった。しかし、これはチョコ チョコ手を入れる楽しみを残しておいたと考えるとヤッパリ良縁だったのだと思う。

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