21期、木曽駒ヶ岳に集合

OUWV40周年記念行事として、21期は木曽駒ヶ岳に登ってきました。

天候不順な今年の夏の天気にもかかわらず、当日は朝から快晴で遠く富士山も見ることができ、今夏最高のコンディションでした。善男善女35名集合パワーのおかげということにしておきましょう。

さて、参加者は、赤坂・足達・占部・河西・北島・黒田・田辺・寺田・中川・長友・浜田の11名とその家族で、大人19名・子供16名の総勢35名でした。遠藤・藤澤・室谷は、残念ながら仕事の都合で参加できませんでしたが、次回はぜひ参加してほしいものです。

◎全員集合(写真:80kB)

◎南アルプスを望む(写真:82kB)

◎富士山を望む(写真:63kB)

8月23日

駒ヶ根高原のホテルに集合。どの顔も学生時代とほとんど変わってません。まずは温泉・露天風呂で汗を流しました。17時頃、10数年振りのリーダー会開催。今夜の宴会の予定確認・明朝の山行の企画審査をしました。その途中、遅刻していた中川も来て、今回の出席予定メンバーは皆集合しました。皆さん、会社の中堅として忙しい中、よくもこれだけ集まったものと、感心します。(一番ヤバかったのは、幹事の足達との噂)

この季節、駒ヶ岳ロープウェイは混雑するそうなので、明朝は弁当持参で7時出発することに全員一致で決定。家族同伴にもかかわらず、「山で早起き」の良き習慣は健在です。伝統の起床係は長友に決定しました。

18時頃より大広間で宴会開始。入口付近に知らない顔ばかりだったので、一瞬部屋を間違えたのかと思いました。料理が大人と子供に分かれていたので、席もそのようになり、各家族入り乱れての席順になりました。そこで、寺田の発案で、「お父さん当てゲーム」が始まりました。お互いの家族に会うのはほとんど初めてなので、家族の自己紹介を含めて皆さんの近況がよくわかりました。その後、お父さんたちの出資による豪華賞品を目指して、「ビンゴゲーム」をやりました。この頃から、子供たちは仲良しになり走り回り叫び始め、お母さん連中も打ち解けて話に花が咲き、我ら21期は昔話に酔うという状態で時間は過ぎていきました。騒ぎすぎたせいかどうか知りませんが、宴会場を2時間で追い出されたので続きは各部屋でということになりました。

宴会の最後はおなじみの「全寮歌」と「エール」で締めました。全寮歌は皆忘れていることだろうと、足達が歌集のコピーを持ってきました。久しぶりの全寮歌は節が合っているのかどうかわかりませんが、皆、自己満足に浸りながら酔ってました。最後は、河西が、全員の分のエールを声を振り絞って行い、1次会はお開きとなりました。

2次会は、リーダー会の続きをやるお父さん部屋、親睦を深める奥さん部屋、良い子の就寝部屋、ゲーム・トランプの遊び部屋とそれぞれに分かれました。

10数年ぶりの再会ということでホントに懐かしく、忘れていたエピソードや名前が次々と登場し、今回来れなかった3氏も含めて、またこういう機会を持とうということになりました。次回の幹事は中川に決定し、時期は2〜3年後となりました。夜も10時を過ぎると、まず田辺が寝始め、続いて、長友・黒田・寺田と飲んで寝る癖も相変わらずだなぁ、というところで、明日の山行に備え、11時就寝しました。

8月24日

雲一つ無い上天気、びっくりするような青空、絶好の登山日和です。皆6時過ぎには起き始め、予定通り7時には出発準備完了。山に対するこの律義さは、さすがワンゲルOBといったところでしょうか。ただ、田辺は、息子が熱を出したので残念ながら山行はリタイヤ。昨夜の騒ぎすぎのせいでしょうか。

近くのバス停からバスに乗り約30分でロープウェイ駅到着。ロープウェイは約40分待ちなので、その間ホテルで作ってもらったおにぎり弁当で、各自朝ご飯を食べました。ロープウェイはわずか8分弱で標高2600mの千畳敷駅に到着。ここの気温は摂氏15度で爽快。千畳敷で集合写真を記念撮影しました。(しまった、田辺一家がいない。昨夜の宴会で記念撮影しておくべきだったと幹事反省)

8月になって最高というこの上天気、このチャンスを逃してなるものかと、早速行動開始しました。幼児を抱えたお母さん達は付近の池とお花畑の散策コース。元気な若者と壮年組は登山コース。東には、仙丈ケ岳・北岳・間ノ岳など南アルプスの山々がくっきり見え、その先には富士山もうっすらと見えました。空気が薄いせいか少し頭痛がしますが、この景色、この空気は最高。久しぶりの山の快感に浸りました。

1時間ほど登って、宝剣岳鞍部へ。ほとんどの幼児たちが千畳敷カールで散歩してる中、中川一家の瑠威君(4)・譲威君(2)が宝剣岳鞍部まで登ってきたのは立派です。ここで、さらにパーティーは分かれます。駒ヶ岳山頂アタック組は黒田・長友をリーダーとして、河西と河西庸佑君(小3)、北島夫妻と北島美雪さん(小5)、占部と占部俊樹君(小3)、足達航君(小5)の10名。これに加えて、行けるとこまで行こう組が、足達と足達香菜子(小3)、赤坂智江子(小3)の3名。その他組は、宝剣岳鞍部で休憩して千畳敷へ戻りました。さて、山頂アタック組は快調に飛ばして、無事駒ヶ岳頂上に到達しました。皆さんお見事です。占部ペアは、途中ちょっと遅れましたが、最後は粘りでやり遂げました。敢闘賞。山頂からは、槍ヶ岳・穂高岳の北アルプスまで見えて最高の眺望でした。そういえば、我々が1年の時は夏合宿が終わるまで雨ばかりで、晴れた日に山に登ったこと無かったなぁと思い出しました。屋根のある所で安眠できる幸せを知ったのもこの頃。

また、行けるとこまで行こう組は、小3の女2人べちゃくちゃとしゃべり続けで、中岳頂上は通過しましたが、駒ヶ岳頂上手前の山荘付近で時間切れとなり、山頂アタック組と合流して下山しました。(そんなにしゃべる元気があるなら、もっと歩いて登れよ、というのは付き添い役の親のぼやき)

下山途中、元気のあり余った河西庸佑君(小3)と足達航君(小5)が先走りして回り道をしてしまい、ロープウェイ駅で一時行方不明というハプニングもありましたが、結局は全員無事に戻り、今回の山行は大成功であったと思います。ここで、現地解散となり、そのまま帰る人、引き続き休暇を取って次の目的地へ出発する人(寺田・占部・中川)と別れていきました。

次回の再会を約束して、私にとって大満足のOUWV21期駒ヶ岳編は終了しました。

1997-9-1記


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