![]() ![]() 昭和41年頃に起こった特撮映画ブームのとき,大映が制作したのが「大魔神」シリーズでした. 映画の中で,石の武神像が魔神へ変身するときの姿をペーパークラフトで制作してみました.神を畏れぬ兵士によって額にタガネを打ち込まれた第1作の姿を再現しています. 細かいことをいえば,第1作では左腕だけ顔の前を通過させて変身しますが,第2・3作に見られる,両腕を使って変身する方がカッコいいので折衷させています. |
![]() |
![]() 同じ縮尺で,魔神に祈りを捧げる小笹を作り、脇に置いてみました. こうすると大魔神の巨大さが感じられますが,ほかの怪獣映画のような身長数十メートルというような途轍もなく巨大な設定でなく,現実にあり得そうな(?)大きさであることがわかります. |
このような挂甲型の甲冑はペーパークラフトで表現するのには向いています. ここでは敢えて,兜のしころ,胴,肩甲などの小札(こざね)の表現を印刷で済ませてしまわず,およそ900枚貼り重ねて作るという手法を用いたので結構時間がかかりましたが,重厚さが出せたと思います. 大魔神の身長が4.5mと設定されているので,縮尺1/10の身長45cmで制作しました. |
![]() |